リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

古座川にサケ

2005-10-03 20:28:30 | アユの流し目/雑記帳
南紀州の銘川 古座川にサケが遡上した。

迷い込んだサケ?
リンクを張らせて頂いているsalmoの情報館さんのページで見つけた。

揖斐川の支流根尾川でサケの遡上を確認したが、今後も他の河川から確認がつづくのだろうか。
根尾川のサケ
salmoさんのご指摘のように寒流が南西に流れ込んでいる可能性はどうだろう。
現在は解消しつつあるが、昨年から続いた黒潮の蛇行による寒流の接岸が原因している可能性があるのかもしれない。
今年も続く黒潮大蛇行 地球観測利用推進センター


黒潮の大蛇行は近年では、昭和34~38年、51~54年、62年、平成2年に発生した。
太平洋岸でのサケの採補記録の南限は、高知県、1980年(昭和55年)11月20日物部川。
すこし かすっている。

 今後の情報に注目したい。

 ニイムラ
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3 コメント

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みたぞ! (ヒラマツ)
2005-10-04 07:51:50
 昭和55年の高知県の迷いサケをわたしは見ました。

ちょうど高知大農学部に物部の川漁師さんの刺し網(高知大農学部から数本上の橋の下にかけた刺し網だったか?)にかかった

見たことのない魚として持ち込まれたときでした。その時、落合先生、谷口先生の両先生が教官としておられました。ミナミ育ちのわたしはサケといえば、新巻き鮭しか見たことがなかったので、なんじゃこれは??体側が薄い緑色を呈し、不気味な魚じゃ!とおもってました。谷口先生が最終的に同定されたと思います。私の人生で最初の生サケとの対面がこれでした!
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貴重な経験だね (ニイムラ)
2005-10-04 23:05:45
最南端記録の現認者とは、なかなか。そのサケはいま高知大にあるのかなあ。

 もし可能なら写真を撮る。もちろん、標本瓶のままで、ことは出来ないのものかねぇ。
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あるかな? (ヒラマツ)
2005-10-05 07:47:08
 ありますかね?あそこは落合先生が退官されたあと

標本の管理はあまりしませんからね。わたしが生態の

研究室にいたときも、たまに標本設置のスペースがなくなり、捨ててましたから。もし今も標本をおいて居たとしても、多分探すのは困難!見つけてもホルマリンの補充を

行ってませんから、最悪の固定状態かも?以前、副模式標本に指定したいと思い、アマダイ属の標本をきわめて小さい標本庫で探したけど、すでに捨てられていた。悲しい!

標本の管理は生物科学の基礎を築き、今後も重要だと思うのだけれど、法人化されたことにより、ますます切り捨ての対象になりつつある。理学部の標本番号(BSKU)は世界に通用するカタログナンバーなのに、標本のスペースが不足してきている。政府からすればとかくお金のかかるお荷物くらいにしか思っていない標本!はたして次の、さらに次の世代にまで、この自然の宝の遺産を残すことが出来るのだろうか?とかく遺伝子様々の世界ですから。ここも。

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