リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

トキで作った鮎毛針

2012-04-25 21:10:15 | アユ 100年
その昔、トキの羽で作った鮎毛針があったという。その毛針を作っていたおばあさんについて、岐阜新聞に話したことがあったが、27日取材に行くことになった。

 以前その方から、鮎毛針を目の前で作っていただいたことがあった。
ただ、そのままにして早、13年。その方を27日にお訪ねする。

 鮎毛針についてほとんど何も知らないので、下調べをかねて、富山市内の釣具屋を探した。
 皆目、検討が付かないので、鮎毛針に詳しい、富山水産研究所のTさんに電話。つながらない。
 それではと富山漁業にAさんを訪ねたが、3時までお留守。受付にいらしたお嬢さんに、近くに釣り具屋は無いかと尋ねた。

 富山城を目の前にする。三浦釣り具店。
 おばさんが出てきたので、少しがっかり、釣具屋というのはオヤジが「うんちくたれ」であることがおおいからな。
 ところが、この方の詳しいこと、日本中の鮎毛針を取り扱っている。

 しまも、持参していた、現在は岐阜在住の毛針制作者の毛針をみせると、知っている。

 「加賀毛針の「松波」 巻いていた、おばあちゃんは亡くなった。娘さんが巻いていたけど、もうやめてしまった」
と 事情を知っておられた。

 その松波さんはご存命で、明後日、会いに行くと話した。

 たしかに、松波さんは毛針作りはやめてしまって、道具も手放したと聞いていたが、なんと、その後継者というか、同じタイプの毛針を作る方が、兵庫県にいらっしゃることを教えてくださった。

 その毛針を購入した。

 今年は鮎の毛針つりに挑戦してみよう。かな!
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