リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

第27回 アユの産卵を見る会 11月4日 午後4時から行います。

2017-11-04 19:03:57 | アユの産卵をみる会

28年前より長良川でアユの産卵観察会を行ってきました。本年も長良川河畔で27回目となる産卵場造成と産卵観察会を行います。

〇目的

・生き物としての“アユ”

 アユを「水産資源」としてだけではなく、生物として捉えることが目的でした。

・定点観測としてアユの産卵を観察する。

  観察を続けることで見えてくることがあります。

 産卵する時期が遅れる

 アユが小さくなるなどの変化を観察しています。

 〇方法

・アユの産卵場を「造成」します。

  アユは平瀬で産卵します。観察会の前に確実に産卵するように産卵場を整備します。

・アユの産卵場造成は“鋤簾(じょれん)”で

  最初は、一人で始めた。最小限の道具は鋤簾。

・「削澪」(さくれい:みぞほり)と「耕耘」(こううん:たがやし)

  削澪―川の流れを集めて流すために、みお筋をつくります。

  耕耘―河床の礫を動きやすくしいて“浮き石”をつくります。

・アユの産卵を、産卵場造成した場所で観察します。

  産卵場に集まってくるアユをその場所からで「生中継」します。

  (水中に潜れない、川岸から遠いなどから水中ビデオカメラで撮影した映像を、岸まで中継して,その場で解説する。)

        記

◎  アユの産卵場造成 台風接近 降雨のため中止します。 観察会は予定通り行います。

日時 2017年 10月29日(日曜日)  降雨のため中止します。

参加者(予定)

 岐阜大学工学部。岐阜高校生物部、岐山高校生物部、岐阜北高校生物部。

 岐阜市自然環境課。

◎  アユの産卵観察会 予定通り行います。
日時: 2017年11月4日(土曜日)
 第1部 アユの産卵観察会:午後4時より午後5時まで

 第2部 アユを送るたき火会 午後5時30分 ~ 朝まで
場所: 岐阜市 元浜町地先 
長良橋下流400m左岸(金華山側)

 

目印は「あゆをみる会」の青い旗です。
会場へは岐阜バス 長良橋下車(JR岐阜駅から15分)鵜飼乗船場から堤防沿いに下流に向かい、堤防が切れた部分からを河原方向へ向かって下さい。 
車でのご来場も可能です。 川原近くの空いた場所に駐車して下さい。
会場への通路は通常は鍵が掛かっていますが、当日は午後3時から開放します。
参加費:無料

 観察会は産卵場から水中カメラのLIVE映像を中継して川岸のスクリーン投影します。同時に、新村安雄(フォトエコロジスト)がアユの生態、産卵等について解説をします。
アユの産卵は日没直前が見頃です。午後4時20分前後が観察をしやすい時間帯です。
当日は大雨で川が濁らない限りは小雨でも行います。天候が悪い場合には電話でご確認下さい

連絡先: 当日のご連絡は  0qo-2686-o86q   新村まで q oを数字に変えて送信してください。


 

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