28年前より長良川でアユの産卵観察会を行ってきました。本年も長良川河畔で27回目となる産卵場造成と産卵観察会を行います。
〇目的
・生き物としての“アユ”
アユを「水産資源」としてだけではなく、生物として捉えることが目的でした。
・定点観測としてアユの産卵を観察する。
観察を続けることで見えてくることがあります。
産卵する時期が遅れる
アユが小さくなるなどの変化を観察しています。
〇方法
・アユの産卵場を「造成」します。
アユは平瀬で産卵します。観察会の前に確実に産卵するように産卵場を整備します。
・アユの産卵場造成は“鋤簾(じょれん)”で
最初は、一人で始めた。最小限の道具は鋤簾。
・「削澪」(さくれい:みぞほり)と「耕耘」(こううん:たがやし)
削澪―川の流れを集めて流すために、みお筋をつくります。
耕耘―河床の礫を動きやすくしいて“浮き石”をつくります。
・アユの産卵を、産卵場造成した場所で観察します。
産卵場に集まってくるアユをその場所からで「生中継」します。
(水中に潜れない、川岸から遠いなどから水中ビデオカメラで撮影した映像を、岸まで中継して,その場で解説する。)
記
◎ アユの産卵場造成 台風接近 降雨のため中止します。 観察会は予定通り行います。
日時 2017年 10月29日(日曜日) 降雨のため中止します。
参加者(予定)
岐阜大学工学部。岐阜高校生物部、岐山高校生物部、岐阜北高校生物部。
岐阜市自然環境課。
◎ アユの産卵観察会 予定通り行います。
日時: 2017年11月4日(土曜日)
第1部 アユの産卵観察会:午後4時より午後5時まで
第2部 アユを送るたき火会 午後5時30分 ~ 朝まで
場所: 岐阜市 元浜町地先
長良橋下流400m左岸(金華山側)
目印は「あゆをみる会」の青い旗です。
会場へは岐阜バス 長良橋下車(JR岐阜駅から15分)鵜飼乗船場から堤防沿いに下流に向かい、堤防が切れた部分からを河原方向へ向かって下さい。
車でのご来場も可能です。 川原近くの空いた場所に駐車して下さい。
会場への通路は通常は鍵が掛かっていますが、当日は午後3時から開放します。
参加費:無料
観察会は産卵場から水中カメラのLIVE映像を中継して川岸のスクリーン投影します。同時に、新村安雄(フォトエコロジスト)がアユの生態、産卵等について解説をします。
アユの産卵は日没直前が見頃です。午後4時20分前後が観察をしやすい時間帯です。
当日は大雨で川が濁らない限りは小雨でも行います。天候が悪い場合には電話でご確認下さい
連絡先: 当日のご連絡は 0qo-2686-o86q 新村まで q oを数字に変えて送信してください。
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