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来日外国人、半年で626万人…昨年比26%増 読売新聞 7月24日(木)10時17分配信
日本政府観光局は23日、2014年上半期(1~6月)に日本を訪れた外国人旅行者数(推計)が、前年同期より26・4%多い626万400人だったと発表した。
1964年の調査開始以来、上半期では最多だ。通年で初めて1000万人を超えた昨年を大幅に上回るペースだ。
国・地域別では、台湾が35・1%増の139万1000人でトップだった。2位の韓国は、旅客船沈没事故による自粛ムードなどで3・3%減の127万6000人、3位の中国は88・2%増の100万9200人だった。台湾や中国、タイ、マレーシア、米国、フランスなど15か国・地域で上半期の最多を更新した。
昨年7月にタイやマレーシアから日本を訪れる旅行者の観光ビザ(査証)を免除したことや、今年3月に羽田空港の国際線の発着回数が増え、航空各社がアジアを中心に旅客便を充実させたことなどが要因だ。円安傾向が続いていることも追い風となっている。
最終更新:7月24日(木)10時17分 読売新聞
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日本政府観光局2014/07/23
訪日外客数(2014年6月推計値および上半期推計値)◇6月:前年同月比17.3%増の105万7千人◇上半期(1月~6月):前年同期比26.4%増の626万人
【6月】
l2014年6月の訪日外客数は、前年同月比17.3%増の105万7千人で、これまで6月と
して過去最高であった2013年(90万1千人)を15万6千人上回った。2014年3月から4カ月連続で月間の訪日外客数が100万人を超えた。
6月は訪日旅行のオフシーズンであるが、航空・旅行会社との共同広告、旅行商品造成の支援、招請事業の実施、旅行博出展など、各市場で展開してきた訪日旅行プロモーションが、訪日外客数の100万人突破に繋がった。
市場別では、米国が年間を通じ、単月として過去最高を記録したほか、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、べトナム、インド、豪州、カナダ、フランスが6月として過去最高を記録した。
【上半期(1月~6月)】
l上半期の訪日外客数は累計で626万人となり、これまで過去最高であった2013年の上半期の訪日外客数495万5千人を130万人余り上回った。
上半期の訪日外客数が過去最高を記録した市場は、以下の通り。
中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ
『訪日外国人旅行者数2000万人の高み』に向けて、「マーケティング戦略本部」での議論を踏まえ、戦略的にプロモーションを実施していく。
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