前半議会が11日で休会に入る
衆議院選挙の日程が確定し、これまでを踏襲して一旦休会となることが、議運でも確認された(共産党は議運には出れない)
ここまではいいが、気になるのは前半議会に上程された議案を委員会付託なしで11日に採決することだ。
総額3000億円を超える補正予算。コロナ対策をはじめ、審議しなければいけない議案は沢山ある。本会議でも委員会でも、しっかり議論して採決に挑むのが本来のあり方だ。
議会日程が変わるからといって、委員会審議なしで採決することが本当にいいのか?と疑問を持つ。
私たちは府民の皆さんに選んでいただいた責任をきちんと果たす上でも、府政一般の質問と合わせて、上程議案の審議をしっかりしてこそ、責任を果たせるのだと思う。
昨年は住民投票で10月の議会日程がまるまる変更になり、決算審査も後半議会での委員会質問とちゃんぽんで行うことになった、しかも、決算の時間は減らされた。
この間、議会がどんどん審議縮小の方向に向いていることに、強い疑問を感じる。
議会制民主主義を形骸化する動きも強まっている。
このままではいけないと思う。
府民に選ばれた議員が、その責任をきちんと果たせるよう、議会制民主主義を守り、本来の議会のあり方に戻る冪ではないかと思う