日本共産党 石川たえ ☆いのち輝かせて☆彡

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閣議決定で憲法の解釈を変える⁉

2014-06-28 | 日記

 安倍政権が1日の閣議決定で憲法の解釈変更を狙っています。

現行の政府見解は、自衛隊の武力行使を「日本への急迫不正の侵害(武力攻撃)」に限定しており、他国の武力行使に参戦する集団的自衛権の行使は憲法上禁じています。それを憲法の解釈を変えて集団的自衛権行使容認へと、しかも閣議決定ですすめていいのでしょうか。

政府の最終案では、日本への攻撃がなくても、「密接な関係にある他国に対する武力攻撃」で「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」と時の内閣が判断すれば武力行使は「憲法上許容される」と結論づけました。

え~!(*_*)。「戦争しない」と誓った憲法なのに、その解釈を勝手に変えて「武力行使が許される」なんてことになったら、憲法はなんのためにあるのですか。武力行使をして国民の幸福追求ができるとは私は思いません。武力行使をして国民の自由が守られるとも思いません。

国民のいのち、自由、幸福追求を憲法の精神にのっとってすすめるのなら、一番しなくてはいけないことは「紛争を戦争にしない努力」です。

「戦争で生み出すものはない。国民にとっては何も生み出されない。戦後『日本は戦争をしない国になりました』と学校で聞いたとき、どんなに安堵したか。あの時の気持ちは忘れられない。戦争は絶対ダメ。日本でしなければいいものではない。よその国で攻撃してるから私らには関係ないでは済まない。絶対戦争はダメ」

 先日、お会いした女性の声です。「戦争は絶対ダメ」その通りです。安倍政権はこういう国民の声にこそ耳をかたむけるべきです。

国民、国会に対して何の説明も示さないまま、戦後60年余り維持されてきた憲法解釈をわずか1カ月半の与党密室協議で覆そうとする、こんな暴挙を許してはいけない!と宣伝にでかけました。