今を生きる  MOMENTARY 

 草の輝く時 花美しく咲く時
 再びそれは帰らずとも嘆くなかれ
 その奥に秘められし力を見出すべし
 ワーズワース

甥っ子の結婚式

2007-05-14 13:03:00 | 甥・姪達の結婚式
  kirakira2 2007年 5月 13日
 
二人を祝福するが如くの快晴の良き日futaba
 若葉燃ゆる新緑の京都、岡崎で結婚式は行われました。



この最上階のガラス張りが披露宴会場です。
   


  今回結婚したのは、次兄の一人息子、


こんな趣向でお出迎え~
最近は写真撮りも事前に行うようでアルバムが置かれていた。

      


こんな涼しげな空間で挙式が行われ~
バックの空の映像が動いてゆきます。
        

  この牧師さん、
  去年の甥っ子の結婚式の時の牧師さんと同じ人だったとか(笑)

     




        

          


       笑顔がとても素敵な花嫁さんです^^
       名前は私と同じでsachikoさん♪
       

  義姉は私と同い年、
  今思えば・・・・  
  姉は、結婚する時から体が弱い人だったと思う。

  そして、記憶にあるのは
  結婚したいと兄が両親に告げた時、
  はじめから体が弱いと分かっている人と
  結婚しなくてもいいのでは。。。と話していて、
  それでも兄は、
  子供も作れないかも知れないけれど、
  それでも俺はそれを承知で結婚する、と
  言ったような記憶がある。

  そんな両親だったが、歳月が過ぎるにしたがって、
  辛抱強い義姉さんを見習いなさい、
  と、父は私によく言っていたものだ。
  
  
  そんな体の義姉、
  妊娠したことが分かって、悩んだ末に出産する決意、
  可愛い男児を無事出産!
  お宮参りが終わる頃、胃の弁が逆流するとかで
  異変が起こり、すぐに京大付属病院に入院し手術、、

  手術そのものより、生後一ヶ月の乳児にする麻酔の量が
  命取りになるかもしれないと、
  それはもう、、みんなで気を揉んだ。

  小学生の頃は太ももを骨折し、
  針金を通して、病室で勉強する程、
  ずっと寝たきりの入院生活も経験している。

  母の命を削って、この世に生を受けることが出来た子、
  目に入れても痛くない我が子、

  幼い頃から、透析している母の姿を見、
  その母を大切にする父を見ながら
  口数は少ないけれど、
優しくたくましい青年に育っていた甥っ子。
  今回の結婚式でそれがよく分かった。

 
 新緑がまばゆい、ガラス張りの明るく素敵な披露宴会場。
 二人のテーブルの両端には、   
   

  ガラス越しに見える風景
       


☆ 心にくい演出が~

先月、出向いたお祝いの折り、いっしょに添えた
私のお気に入りのキューピーさんのウェディング人形、
そして
お友達からも頂いたという、
ミッキー&ミニーのウェディング人形がさりげなく飾ってあった♪

        
 
  母の日も重なって、
  お母さんへの花束贈呈が二回もあり、
  姉さんは感激していた。
  そうだろうなあ~~~
  これまでのいろんな思いがこみ上げてくるのでしょう。


       

  
  これまでも会うたびにいつも私達に言う
  義姉の言葉・・・・

  「自分は体が弱く迷惑ばかりかけてごめんなさい」

  今回も、

  「いい子に育てはったねえ、
   親でもない私がこんなに感激しているのだから
   お母さんはもっともっと嬉しいよねえ~おめでとう!」

   そんな私の言葉に

  「さっちゃんところに子供がいないのに、
   こんなに嬉しい気持ちを表現して申し訳ない。。」と、
  
   そんな言葉が還ってくるとは思ってもみなかった私。。
  なんて謙虚で、優しい姉なんでしょう。。。

  「いえいえ、そんなこと・・・・
   まったく気のしてないし、気を使わないで・・・・」
  と、私、、、
  そんな徳を積んでる義姉さんだから、こんなにいい子に
  育ったんだろうなあ、としみじみ。。。


   item9最近のウエディングケーキはこんな平面体に~
   しあわせの笑顔がこぼれます♪

      
       

  来賓の方への、兄のお礼の挨拶の後、、、、


  「父を尊敬しています、体の弱い母を思いやり、そして僕を
  育ててくれて、これまで本当にありがとうございました。 
  これから楽しい家庭を築いてゆきます」

  息子からの涙ながらの最後の挨拶では、
  兄は号泣していた。。

  いえ、新郎側の身内はみんな泣いていた。。





  親の後ろ姿を見て育つ、って言うけれど、
  後ろも前も、
  すべてを見て育ってゆくんだなあと
  しみじみと感じる。
  
  そして、
  他人様にも愛情深く、優しかった、
  今は無き父の姿が、年を増す毎に感じる。

  母、長男夫婦に子供達、次男夫婦に一人息子、
  そして、私達夫婦。

  かつて、父の日に宛てた手紙に
  「あなたの子供であってよかった」と書いたことがあったが

  去年の長兄の息子の結婚式の時も、
  お盆、お正月、家族が集まる時も
  亡き父の姿が浮かぶ。
  みんなの心に父の姿が浮かぶ。
  
  人の生き様というものは、
  後世にも影響を及ぼすものなんだなあ。。
  
 
    

  花嫁さんは3歳年下のいつも笑顔の耐えない
   とても楽しい人らしい^^
  三人姉妹の長女さんで、かしまし愉快♪らしい(笑)

  長女の初めての結婚、
  花嫁さんのご両親も感慨深いご様子でした。

  
  そしてgood
  もうひとつハッピーなお知らせがあったのです!
  去年結婚した甥っ子のところにベィビーが誕生するとのこと♪
  年末には、母もひ孫を見れると随分張りきっております☆

  年に二度だけ集まる家族会、
  お嫁さんも増えて、随分賑やかになることでしょう。

 
    「愛は幸福の財布である、
          与えれば与える程中身は増すもの」

   以前仲人をした折、挨拶に組み込んだ言葉、
   色紙を見たら~
   旦那がこれをキッチリ書いておりました(笑)


  
  兄さん、姉さん~お疲れさま!
  素敵な結婚式に招待していただきありがとうございました。
  この上ない幸せ気分のおすそ分けを頂いて帰ってきましたよ^^

  子供と共に親も成長し、互いに縁を深めてゆくこと。
  「家族」「家庭」がしっかりしていれば、
  今の世の中も捨てたものじゃないんですね~♪
  これまでご苦労様でした。
  姉さまの体のこともありますし、
  これからは、健康に留意し少しゆっくりして下さいね。

  だんだん、年老いていきますが(笑)
  健やかなる時も病める時も
  家族の絆を大切にこれからも過ごしてゆきましょう~

 heart 
☆ そして、お二人へ~
   「楽しい賑やかな家庭を作ってください!おめでとうございます!」  

  
  

  

  

コメント (8)
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