アンコールワットも裏側まで来るとちょっと寂しい感じ

正面は修復が進んでいますが裏側は塔も崩れたまま。

アンコールワットの窓の石柱の隙間から回廊部分を見る

裏門に近い方側は修復が進んでいない塔がありました。

アンコールワットの外壁の6人のデバター像

ところどころ欠けたりしてますが、とても素晴らしいです。

アンコールワットの中央塔に上る階段はかなり急

途中まで昇って諦めました。
今でもちょっと後悔しています。
でも体調を考えると正しい判断だった気もします。

アンコールワットの塔の上部一面に彫像がある

中央塔の左側の塔ですが、近づいてみると塔の外側に多数の彫刻が配置されています。
とても凝った造りに驚きました。
ミラノの大聖堂を思い出しました。

崩れてほとんど修理されていないアンコールワットの塔

修復が進んでいないのでしょうか。
結構ボロボロです。

素晴らしいアンコールワットの外壁のデバター

これは現代の高度に規格化された工業製品ではありません。
全て手彫りの時代にこれほどの物が出来たとは。
古代ギリシアやローマの彫刻も素晴らしいですが、このほとんど何も記録が残っていないクメール文明の偉大さを感じさせます。
一体どのような文明だったのかその全貌を知りたいと思うのは私だけではないでしょう。

アンコールワットの中央塔にようやくたどり着きました

さすがに感激しました。
関空まで4時間、タイまで6時間、空港で5時間待って、プノンペンまで1時間、更にボートで6時間。
実際は、ボートが一日一便なのでそれを待つために1泊しています。
来るまでに時間がかかるほど感動も大きいというのはあると思います。
昔、江戸時代かもっと前に日本人がここを訪れています。
大変な、それこそ命がけの冒険だったと思いますが、その感動は素晴らしいものがあっただろうなと思います。

アンコールワットの十字回廊にある沐浴場

この池は単に沐浴をする場であるだけでなく、象徴的な意味もあったとか。

アンコールワットの回廊の中には仏像が多数祀られる

線香を売っている人もいます。
地元の人の信仰の場でもあります。