海外旅行・写真日記タイ・カンボジア編 by neuman

タイとカンボジアの海外旅行写真日記 バンコク、コラート、アンコールワット、プノンペン、アユタヤ、カオサンの安宿

タイ最強の詐欺師は地球の歩き方でも紹介されている

2005年08月29日 01時03分32秒 | タイ詐欺師列伝
今日も地球の歩き方の掲示板を見てると、「バンコク編に載ってる通りの詐欺師に騙されました。」と書いてる人がいた。

そう、この最強の詐欺師の凄い所は、こっちがその手口を本で読んで知ってるにもかかわらず、騙してしまうところだ。

私も「歩き方」を読んで知っていたが、まるで催眠術にでもかかったように、その男の言うことを信じてしまった。

さて、ワットポーまでの道順を教えた後、男は「でも、今はセレモニーをやってるから3時半まで入れないよ。その間、他の寺でも見てきたら?あまり観光客の来ない、いいお寺があるよ。」と言う。

タイ最強の詐欺師のテクニック会話のテンポ

2005年08月28日 01時52分04秒 | タイ詐欺師列伝
彼はまずすぐには話しかけて来ない。
こちらがガイドブックなどを見ているのを、やや離れて観察している。
彼自身も時計を見たりして、人を待ってるかのような素振りも見せる。
暫く様子を見てから、May I help you ? とか訊いてくる。
こっちが、No thanks. と言うと、それ以上突っ込まず、また暫く間を置く。
それから、ワットポーならこっちだよと、まず道順をスッと教えてくれる。

これが下手くそな詐欺師の誘い方だと、
「どこへ行くんだ?」     >「お前の知ったことか!」
「今日はブッダデイだぞ。」  >「嘘をつくな!」
「ワットポーを探してるのか?」>「いいや!」
で、お仕舞い、となる。

ワットポーで出会ったタイ最強の詐欺師そのテクニック

2005年08月26日 23時48分34秒 | タイ詐欺師列伝
彼の優れている所は人間の心理を熟知している点。

まず間違いなく彼は女性を口説くのも上手いはず。

まず第一のポイントは間合い。

人間でも他の動物でも、知らない相手に近づかれると警戒する。
動物だと、近づくにつれ、警戒、威嚇、攻撃の順に反応する。
各々の生物が固有の間合い(距離)を持っている。

下手な詐欺師はいきなり間合いを詰めて、警戒される。

しかし、彼は中々自分からは近づいてこない。

タイはバンコク最強(多分)の詐欺師のいでたち

2005年08月26日 01時30分05秒 | タイ詐欺師列伝
確かブランド物のポロシャツを着ていた。
タイでは何故か、ポロシャツは偉い、ということになっている。
東急に行って、ポロシャツの値段を見ると、1500B以上の値段が付いている。
バンコクの最低賃金の10日分に相当する。

下はきちんとしたスラックスに、革靴。
セカンドバックを持っている。
金縁の眼鏡をかけている。

背は高い(180cm弱か)。
鼻の下に髭を蓄えている。
明らかにインド系である。

ワットポー近くで出会ったタイ最強の詐欺師

2005年08月25日 01時21分13秒 | タイ詐欺師列伝
前回タイに来た時、ターティアンの船着場からワットポーに行こうとしていたら、インド系の男が声をかけてきた。

こいつは今まで出会った中で最強の敵だった。

その話術の巧みさ、心理戦術の上手さは他のへっぽこ詐欺師達の追従を許さない。

手口を知っていてすら騙されてしまう、その彼のテクニックを分析してみたいと思う。