「尼崎の町医者」として在宅医療に取り組み、500人以上の患者さんの在宅見取りに関わった著者による、「平穏死するには具体的にどうすればいいのか」 を書いた本です
かなり具体的なところまで、「平穏死」のために必要なことや、経過を説明しています
在宅を望む場合、信頼関係のある、緩和医療・往診をしてくれる在宅医の存在と、あらかじめ何がどう起こるかの説明を受け、話し合ってシュミレーションしておくことが大切だと思いました
10の条件のうち、第7の条件は「救急車を呼ぶ意味を考えよう」
「救急車を呼ぶということは『蘇生処置も延命治療もフルコースでしてください!』という意思表示なのです。」
「在宅看取りと決めたら救急車を呼ばずに在宅主治医に電話して待つように」とはいうものの、第1章に出てくる家族のように、目の前でお餅を喉に詰まらせてしまったら、、、やっぱり慌てて救急車を呼んでしまいそうです、、、
そのくらい具体的にシュミレーションしておかないとなんだな、と思いました
餅を詰まらせて亡くなったら、私の感覚だと「平穏死」と言いにくいけど、「満足死」なら違和感ないかな、、、
確かに、蘇生処置をして、そのまま延命処置に移行して、、、いったん始まった延命処置はやめることができないことを考えたら、在宅医にできる処置だけしてもらうというのがいいのかもと思います
そのときどうするかは、どこで、も含めて、本人と家族が決めること
そのときそのときの条件の中で、「満足死」に近づけたら、と思います
シュミレーションしていても、きっと決断を迫られるたびにものすごく悩むんでしょうけど、、、
転居してきて8年目の今年、初めて自治会の役員がまわってきました
どんなお仕事なのか?どんな会合なのか?興味津々で出かけた昨夜
男性が出席するとほぼ自動的に会長になる!とか、いろいろな驚き満載でした~~
大変そうな役職の譲り合いは、話に聞くPTAの役職決めみたいでした~~
ちなみに私は「若いんだからパソコンできるわよね~~」って、パソコン印刷係になりました~~
このパソコン、ワードもエクセルも入ってないんですけどね