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bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

コットンリンター配合のコーヒーフィルター。

2012-03-15 18:38:22 | 日記

コーノ式の円錐型ドリッパー「名門」を薦めてくれたのは、新宿にある某コーヒー器具専門店の店主だった。

彼曰く「結局、”どこまでネルドリップに近づけるか”というのが、ペーパー型ドリッパーの課題なんだよ」。

で、円錐形のドリッパーはそれを志している、という解説であった。随分昔の話だ。

(ネルが一番良いのは決まっているが、手間がかかる。だから手間がかからないように生まれたのがペーパー型ドリッパーなのだ。それなのに「ネルに近づけたい」というのはまさに人間の勝手さであるが。)

昔はコーノ式しか円錐型ドリッパーは存在しなかったが、近頃では大手メーカーや外国メーカーのものも出ている。

円錐型ペーパーフィルターを探すことも少なくなった。

ところで、ボクはコットンリンター配合のペーパーフィルターを使っている。

ネットで検索すると人によって評価は様々だが、ボクは高く評価している。

コットンリンターはコットンの余りのようなもので、これを紙と配合して作ったものがコットンリンター配合フィルターということになる。

まさに、新宿の店主が言っていた「ネルドリップにどこまで近づけるか」というベクトルのひとつだと思う。

ちょっと普通の紙フィルターよりも値段が高いが、値段分くらいの価値はあるのだとボクは思う。

もちろん、新鮮な豆とドリップの基本技術を備えていることが前提であるが、興味のある方はお試しあれ。


村上春樹「1Q84」の文庫化。

2012-03-09 17:50:09 | 日記

自分は村上春樹の初期からのファンである。

つまり初期三部が出版される途中から、村上春樹を読み出しだ。村上春樹と同じ大学に通っていた友人が村上の本を紹介してくれた。

初期の「僕」を巡る文章の表現と内容に引き込まれた。

このたび、新潮文庫から「1Q84」が三月末頃から出版される。

ボクは「1Q84」を未だ読んでいない。ファンなのに変なのだが、どうも村上春樹はハードカバーでは読みたくないのだ。今までも、ハードカバーで読んだ村上はごく一部である。この感覚はサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」をペーパーバックや文庫で読みたいという気持ちとすごく近いものがある。

やっと「1Q84」が読める。

この癖はどうにかならないものだろうか。

何にしても、長編の「ねじまき鳥クロニクル」から「海辺のカフカ」への繋がりは、彼の描こうとしている世界が初期よりも明らかになってきている気がする。

「海辺のカフカ」は下巻だけでもたぶん50回以上読み返している。

果たして「1Q84」は何回読み返すことになるだろうか?


あったかい散歩。

2012-03-06 18:50:25 | 日記

あったかい日の散歩は久々な気がする。

身体が動きやすいから、散歩の距離が多くなった。

認知行動療法のサイトを今日も見た。

頭の中では理解できるのだが、実際、不安や心配を感じているときに、うまく適用できるかというと、それほど簡単ではない。

人間は複雑さに満ちた存在で、一方それを認知行動療法は認知の「歪み」という合理的・客観的な態度で対峙している。

「腑に落ちる」までが、たぶん大変なのだろう。

カオスに満ちた自分も、それを合理的・客観的に見ようとする自分も、どっちも真実な自分だと思う。