bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

TASCAM Hi-Res Editor。

2015-06-27 19:11:22 | 日記

ハイレゾ編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」というフリーソフトがTASCAMから出たという話を友人から聞いて、今日ダウンロード・インストールしてみた。

編集用ソフトなのでそちらはあまり使うことはない。しかしこのソフト、某サイトでもレビューでも触れられていた通り再生の音が良い。

いつも使っている KORG Audio Gate よりも明らかに音がいいと思う。

ただ問題なのは元々再生用のソフトとして作られていないので、リストで聴くことができない。そこが欠点だろう。それから明らかにソフトが重く推奨CPUは「Intel Core i 以上」になっている。

「対応USB DAC接続でDSDネイティブ再生」なので(うちのKORG DS-DAC-100mは認識した)、DSD対応のDACを持っている人にはお薦めです。

(ただAudioGateと同じで、いずれ有料になるかもしれない。)


スマホにすべきか。

2015-06-22 02:00:24 | 日記

いい加減、スマートフォンにしようかとおもいつつも、お金がかかるので手がいまいち出せない。

というかau光に月々4000円くらい払っていて、これに普通のスマートフォンのキャリアなら9000円プラスされる。スマホにしてどのくらいメリットがあるのかよく判らない。

特にLineをやりたい訳でもなく、毎日毎日Facebookへどこからでも投稿をしたい訳でもなく、amazonを電車の中で注文したい訳でもない。

そりゃあ、乗り換えのアプリとか何だとかあった方が便利だとは思うのだけれど、自分の収入に対してメジャー・キャリアは高すぎる。

いま格安スマホサービスがOCNとかSo-netとかBIGLOBEとかで始まっている。あっちの方が安くていいのかな~。

メジャー・キャリアはやっぱり高いと思う。


人間はハイレゾの音の違いを認識できるか。

2015-04-11 16:17:22 | 日記

知っている人は知っているし知らない人は知らないが、オーディオの世界ではもうCDは古いものとして扱われている。

ハイレゾHigh-Resolution Audio)」と言われる新しい音楽フォーマットがじょじょであるが広まりつつある。

CDは人間には認識できない音域をカットして作られている。しかし不思議なことにCDよりもアナログのレコードの方が音がいいという話もある。これはアナログ・レコードはCDの様に人間には聞こえない音をカットしていないし音の波もCDデジタルの様にカクカクしていない為だろうと言われる。

そういうことなら人間に聞こえない音域まで、また音の波をなるべくなだらかに録音すればアナログに近づくであろうというのがハイレゾの考え方だ(ソニーのハイレゾ解説参照)。

当然、聞こえない音や波をなるべくなだらかにすると音楽ファイルの量はかなり増加する。つまりかつてCDのフォーマットを決めた時には、こんな大量のデータをCDに入れることは不可能であった。しかし近年のデータ保存のメモリやHDDはそうした大量のデータを保存し処理できるようになった。

友人にハイレゾのデータを大量に持っている人がいて、ボクもその音楽を聴かせて貰った。はっきりとはいえないのだが、たしかに空気感が違う気がする。果たして自分の耳が人間の耳には聞こえないはずの音域を認識しているとは思えない。ただ音の波がなだらかになっていることは認識可能なのかもしれない。それが「空気感」なのか?

思わずamazonでハイレゾ対応のDACをポチッとクリックしてしまった・・・。ハイレゾを配信(ネット上で売っている)しているサイトもいくつかある。これからはハイレゾで音楽を聴く時代がやってくるのかもしれない。

いまの音楽配信はMP3やAACというCDをさらに圧縮しているフォーマットを使っている。当然、この配信はCDよりも音が悪くなる。

MP3等の音楽配信は聴く気がしなかったが、ハイレゾならばダウンロードする価値があるかもしれない。

問題はこの馬鹿でかいファイルであるハイレゾを携帯できるDAP(ウォークマン・iPod)ができるか、またハイレゾ対応のヘッドフォンがどれだけ高機能になるかが問題だろう。

しかしCDが発売になったときにも「こんなもの誰が買うんだろう?」と思っていたら、あっというまに世界を席巻してしまった。だからあと何年か後にはハイレゾのDAPをみんな当たり前のように使っている時代が来るのかもしれない。

とりあえずハイレゾDAPが小型化して値段も安くなるまでは、家でいまのPCにハイレゾファイル(DSDも)を保存して、ハイレゾDACを通して真空管アンプで再生するという聴き方しかできない。デジタルであるハイレゾをアナログな真空管アンプで再生するというのもなんだか皮肉なものだ。


後藤健二さんと戦場ジャーナリスト。

2015-01-29 08:07:17 | 日記

所謂「イスラム国」に拘束された後藤健二さんの報道が毎日続いている。

彼は「戦場ジャーナリスト」と呼ばれる職業だと思う。戦場ジャーナリストは自分自身で戦場に赴き、その戦場の有様をボクらに報道してくれている。

今回の拘束に関して「自己責任論」を唱える人たちがいる。だが一方で後藤健二さんたちのようなジャーナリストの存在がなければ、ボクらは戦場の有様も、そこで苦しむ子どもたちを含む人々の有様も、知ることができない。

ボク自身は20才の頃に報道カメラマンの吉田ルイ子さんの著書と写真を見て、決定的な影響を受けた。ボクが出会ったアメリカが吉田ルイ子さんを通したアフリカ系アメリカ人であったことはラッキーだった。勿論吉田ルイ子さんも戦渦の中にある国々を回っていた時期もあり、またその報道もしている。吉田ルイ子さんを通してボクはロバート・キャパ、そして日本の水俣問題でカメラマン生命を失ったユージン・スミスの存在を知った。ロバート・キャパにしろユージン・スミスにしろどんな報道よりも映像が語りかける強さは言うまでもない。

後藤健二さんは現代的な戦場ジャーナリストであるからビデオが彼のカメラであったが、基本的に上述の報道カメラマンたちと違いはないと思う。

彼らが存在しなかったら戦争を知らないボクらは、戦争を心から憎むことが、平和を願うことができただろうか?

もしボクの言うことを疑う人がいるならば、ロバート・キャパの、あるいはユージン・スミスの水俣の、また吉田ルイ子さんのアフリカの子どもたちの写真を見ることをお勧めする。

後藤健二さんが今回の拘束に陥ってしまったことについて彼にまったく責任がないとは言わないが、一方で彼のような危険を冒して戦場の事実を、そこに人間の営みをしている人々の真実を伝える存在はボクらには不可欠だと思う。

なにより後藤健二さんが解放され無事に日本へ帰国することを切に祈る。