STAY GOLD

過去、現在、未来を適当に書くだけのブログ

問題だ

2023-09-24 21:05:07 | 日記
今日は楽しみにしていたRIZIN。
金原vsクレベルの試合。

これだけが楽しみだった。

僕の予想と希望は金原の勝利だったので、
その通りになったので良かった。

が、これが問題だ。

金原は少し前の選手。
今がピークではないと思う。

金原って、格闘技ブームが終わった後に出てきた選手。
なので、日の当たらない時代に活躍した選手。

RIZINで言うと斎藤とかの年代もそうだと思う。

そんな時代の選手がクレベルに勝って、
今がバリバリのピークの日本人は誰も勝てない。
これが問題だ。

つまりはMMAの日本の技術が下がってしまっている。

もちろん、ストライカーの能力がズバ抜けてる選手とか、
柔術がズバ抜けてる選手は今もいる。

が、総合格闘技が出来る人が少なくなった。
そして、出来る人も弱くなった。

例えば、ストライカーの人は必死で寝かされないようにする。
寝かされたら立ち上がることばかり考える。
パスガードもガードも出来ないみたいな。

じっくりポジションをキープして、
ガードからハーフガード、ハーフガードからマウントみたいな流れが出来ない。
で、下から決める技は何も持ってない。

逆に柔術の選手はストライカーに簡単に負けてしまう。
打撃が出来ないから、引き込むだけ。
相手がストライカーならば、一本が取れる。

結局はどっちが自分の得意分野で試合するかというので決まる。
もちろん、それが試合なんだけども、本当にどっちかしか出来ないという人が多い。

特に最近はストライカーが目立ちやすい環境だから、
クレベルのような選手に日本人は勝てない。
寝かされたら、防御も出来ないから。

グレイシーが最初に出た頃の日本人選手みたいな。

おそらく、ストライカーがグラップラーになるのは、
相当の時間がかかる。

逆ならば、もう少し楽なのかもしれない。

昔の流れでいえば、レスリングがバックボーンだと、
その先が色々と楽なんじゃないかって思ってた。

タックルでテイクダウンが出来るし、
ボクシングのような出入りも出来るし。
腰が強いから倒されないしね。

おそらく、今の20代の選手は、
自分の得意な試合にならないと勝てないので、
勝ったり負けたりをする選手だと思う。

もう少し、総合格闘技も明確なポイントのルールが必要かな。
この辺は修斗のジャッジが一番良い気がする。

ガード、ハーフガード、マウント、バック、スイープ、
これらに明確なポイントを付けるみたいな。

この辺の技術が上がらないと、
打撃が強い選手しか目立たなくなる気がする。
世界に通用する選手が育ちにくい気がする。

ちゃんと打投極をやらないと。