ねこやしきさらのおうち

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ノラガミ漫画感想

2016年06月04日 | アニメ&漫画&ドラマ

気になったので原作を読むことにした。とりあえずいろいろウェブで調べていろんな人の感想を読んで、イマイチわからないところだけ読むことにしたんだけど。NTTだかのポイントがたまってプレゼントというのがあったから、ちょうどその分だけ読んだ。

これ、原作者は私と同じくらいの歳かな?ところどころ、ときめきトゥナイトとか、銀曜日のおどぎ話とかのシーンや台詞と似たのが出てくるんだよね。で、設定とかバトルシーンとかはほんとによくできているあたり、どうもこれまでの漫画やらアニメやらの粗をクリアにしているように見えてね。

あと、ところどころに救いの言葉が見えるよね。どう考えても夜トが救われないようにしか見えないんだけど。こう、ときどき道理を言いながら、そうでないこともあるみたいなのを匂わせてさ、そうやって話が前に進んでいっていると思う。

絶対的な主人公の夜トと、周囲の人間関係が描かれるわけだけど、一番好きなのはやっぱり恵比寿との関係かな。このキャラ自体がおもしろいし、そこに夜トが絡むのがまたおもしろい。

今やってるバトルはさ、早い話が父様とタケミカヅチが戦えばいいだけの話じゃないかと思うんだけど。戦闘バカと災いの元。まあでも、それでもし父様が負けたら夜トが危ないのか。うーん。なかなか難しいところだけどなあ。あと、夜トは母親がいなかったから桜にもひよりにもああなんだろうねえ。

そうそう、災いの根絶だったかな、福の神としての目標が。いやあ、それをティエリアの声でやるんでしょ。笑っちゃった。だいたい、クガハって奴がアリー・アル・サーシェスにしか見えなかったんだよなあ。

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ノラガミの感想

2016年06月04日 | アニメ&漫画&ドラマ

ロシアで人気だというアニメのノラガミというのを見てみたので、感想。

まあ、ブリーチのファンがそのまま移行したんだろうなと思えるような設定だ。ブリーチがほぼ仏教なのに対し、こっちは神道ってだけで。しかも神様と来ているもんだから、どう考えたって両義性が成り立ってしまうでしょう。だったらどういう設定にしてもハッピーエンドになるわけで、それに至るまでのどたばた劇を両方の立場から描いていってドラマにするってのがまあ、やり方なんでしょう。両義性に、言葉の力ってのがいかにも神道要素で、それで解けると思うよ、あの話は。

というわけなので、安心して見ていることにしようと思う。

具体的なキャラで何が安心できるかというと、その最たるものは主人公の戦闘力だね。まあ、安定してるよねえ。他の漫画とかアニメとかだと、そこから始まるじゃん。成長だの新たなアイテムがどうだの、新たな技だのさ。そのイライラが一切ない分、ドラマに集中できるのがいいよね。夜トの戦闘シーンの安定してることったら。私はこの人のマジモードがとても好きだ。これだけで漫画作ってくれればいいのにと思うが、それじゃありふれすぎてて話にならんのだろうよ。それもそうかとも思う。何にしても主人公は夜トなんで、あとは便利なキャラになっちゃってる。ひよりにしても便利に活躍するし、だいたい、動くしさ。雪音は成長が速過ぎる。つまり、それが夜トを動かすのに必要だからそうなっちゃってるってこと。

最初見たときは、変わるだのなんだの言ってたティエリアが、今度は俺は変わったになって、昔なじみの女にお前は変わらないだの言い始めちゃったから、えらく成長したんだねえぐらいに思ってたんだけど。まあ、いいんじゃないですか。このアニメというか、漫画で得ることは、昔のことを機械的に繰り返すのでなくて時代には沿うべきだ、ロシア人の言うところの、「自分の接し方を変えるべきだ」ということじゃないかと思っている。ま、ちょうど周囲に老害がいたりとかするんで、私としてはなーるほどと思いながら見ちゃうんだけどね。

夜ト自身、親やその環境から離れて周囲のよい人たちといることによって、自分を成長させているわけで。それがはっきり描かれている話なわけで。さらにどんなふうに伸びていくのかなと、楽しみにしているわけよ。ま、これが私のこの話の見方でっす。ラブストーリーになっても別にいいんじゃないの。だって神道ベースなんだから、最初からなんでもありなんだからさ。

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