MEGADEMOというキーワードに反応する人って素敵かも。 (・w・
最初に知ったのは確かDOS/Vマガジンの付録だったと思う。
その頃自作PCなんてのが流行り始めて私もオーダーで作ってもらい、それを自分で分解して勉強してました。
INTEL Pentium 75Mhz
ASUSTeK P/I-P55TP4XE
? 4MB x 2
QUANTUM FireBall 540MB HDD
? 3.5インチ 2Mode FDD
Microsoft MS-DOS 6.2V
+追加と交換
CreativeMedia SoundBlaster16互換OEMボード
? 8MB x 2 (計24MB)
Goldstar GCD-R542B x4-Speed CD-ROM Drive
こんな感じ。 d(・・
さて本題。
とりあえず93年当時最高のデモ
Second Reality を見てみましょ。
投稿が2006年なので長さに10分縛りがあってエンドロールが削られてたり映像品質は落ちますが。
■YouTube
Second Reality by FUTURE CREW
http://www.youtube.com/watch?v=XtCW-axRJV8
初見の人は これなに?(・・; となってしまうかもしれませんね。
見たままなのですが高度な映像と音楽を高次元で融合させたデモプログラムです。
デモプログラムならもっと凄いのあるでしょ?とか言わないように。 (・w・
実はこれフロッピーディスク1枚分のプログラムなのです。
しかもこの当時はGPUの無いPCで3Dもリアルタイムでこれを再現してました。
面白いのは単なる映像というより、どうやってこれを作り出しているのか?とか、時代の最先端を行く技術をお披露目した作品でもあります。
現在では当たり前の3Dオブジェクトに絵を貼り付ける
テクスチャーマッピング、
グローシェーディングそして何より今まで見た事の無いようなアナログな生き生きとした?映像そのものがPCから作り出される事に驚きと新鮮さを感じ魅入ってしまいました。
ちなみにこのSecondRealityを作ったのはFutureCrewという集団ですが、GPUのベンチマークで有名な3D Markを制作した会社の母体になってます。
そして現代のデモを見てみましょか。
■YouTube
TBC - Untraceable
http://www.youtube.com/watch?v=AMaNxyHhH6A
* 2011/12/26 URL修正 (Second Reality のリンクだった orz)
幾何学的な映像とシンプルなサウンドが続きますね。
これは現在のGPUの支援を受けているのですが、プログラム自体は1KBです。
1KB = 1024バイト 僅か半角文字1024文字分のプログラムですね。
どうやってるんでしょ?w
更に極めつけ。
■YouTube
Elevated HQ by RGBA and TBC
http://www.youtube.com/watch?v=I5CTFMuFvb0
これが僅か4KBの作品。
前の作品と比べて一目瞭然なのが直線が光の部分しかないという事。
これだけのマップを用意しても僅か4KBに収まるという事はマップは関数で生成してますね。
しかも生成関数自体もGPUを利用してるんじゃないかな。
カメラの動きは水平方向へは直線移動で、垂直方向は放物線と地面の反発という感じで垂直だけ関数を当ててる。
カメラの向きは特定のポイントへ固定ですね。
雪、地面、草の色分けもDIVでOKかも?(・・
問題は音源で、PC共通の
システムに組み込まれてるある部分を抽出してるんじゃないかと予想。
それともこれも関数?
と、考えるだけなら誰でも出来ますね。(^w^;
そういうことを現実にし、素晴らしい作品を生み出した人々に心からの拍手を捧げます。
番外的に。。。
■YouTube
Darwinism - 4k intro by Archee for Breakpoint 2010
http://www.youtube.com/watch?v=07XiEjlluZw
蝶を捕まえようとする芋虫のような四足動物が人口知能の様な努力してるし。(・v・;
それじゃ改めて
MEGADEMOって何だろう? 改めて調べてみました。
■Wikipedia
デモシーン
http://ja.wikipedia.org/wiki/デモシーン
MEGADEMOは1MB以下辺りのプログラムを指すらしい。
それ以外にもクラス分けがあって色々。
YouTubeのリンクや検索を掛けると沢山あるので他の作品も楽しんで下さいね。
そんな感じで。 ^^)ノシ