昔大好きAVライフ

昔の音楽などに興味のあるAV大好き人間です.念のためにAVとは「Audio Visual」の略です.

グラフィックイコライザー

2007年12月06日 | AV関連



グラフィックイコライザ-(グライコ)についてはご存知の方も多いかと思います.最近ではオーディオコンポやウォークマンにもこの機能が付いているものもあります.
機能としては,普通のトーンコントロールと違って,ある周波数帯域のみを増減できます.機種によって設定周波数はいろいろですが,私が所有しているグライコの場合は,31Hz-20000Hzの間で15分割となっています(左右独立).

現在,私が主に使用しているスピーカーは自作のバックロードホーンとBOSEの小型スピーカーおよびJBLのブックシェルフスピーカー.

自作のバックロードホーンについては,そのままだと,少しキンキンした音になるので,3150Hzを少しグライコで下げています.こうすることによって大変聴きやすい音になりました.
BOSEの小型スピーカーについては,そのままグライコなしでもいいのですが,8000Hzあたりを少し持ち上げることにより,より繊細感のあるみずみずしい音になり,女声コーラスなど,透明感が増す場合があります.

オーディオ評論家の中には,このグライコやトーンコントロールについて,「信号の間に入ることになるので音は劣化する.使用しない方が良い」という人も多い.

しかし,オーディオというのは,再生芸術であって,自分の理想とする音を追及するのが目的であり,自己満足の世界.

オーディオ歴55年の超ベテランで,最後にたどりついたところがウォークマンと安価なイヤフォンの音の世界という人もいます.(ちなみに,その人が使用していたスピーカーはヤマハのNS1000Mなど定評のあるもの)
コメント
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