このごろ、慣れた道を運転していて、あれ?と思うことがあるのです。
・・・ここ、街路樹なかったかしら?
去年は家の近くの割と細めの道の歩道に育っていた並木がなくなり、
まさに今週、通勤路の片道2車線道路の道路側の通行を止めて、樹木が毎朝切り倒されています。
我が家近辺はいわゆる「新興住宅街」
新興、とはいえ、バブルの時代に開発された場所なのでそれなりに年代は経っているのですが、
恐らくその頃に植えられた、直径にして30~40cmの木。
点々と等間隔で、木肌色の切り株が並んでいる様子をみてしみじみとします。
人手不足、財源不足。
落葉の手入れは大変だから、切ってしまったのでしょうか。
さほど歩く人がいる場所でもないから(皆さん大抵車で移動しちゃいますからね)夏の日陰は優先されなかったのね・・・
どこもかしこも、こんな風に景色にある木々は減らされているのでしょうか。
好きだったのにな、黄色く染まる銀杏がずらりと並ぶ路が。
どこもそうなんですかね?
こちらも大掛かりで大きなけやき並みを伐採していたんです。
落ち葉で苦情が多いとか聞いてましたが…
世知辛いですよね。
実家の前にもけやき並木ありますは、シーズンには皆さんで掃き掃除。
そこで会話も弾んでいたんですが。
今の時代はそんなのナンセンスなんですかね?
悲しいな。
近所のケヤキの木から少し離れた所の道路が盛り上がって、とうとうひび割れていました。ケヤキの根だそうです。落ち葉だけでなく、根っこも悪さをするんですね。
ヨーロッパの街路樹をどうやってメンテナンスしてるのかなあ、と思いますよね。二階建ての家をすっぼり覆う大きさのマロニエ、とか当たり前にありますよね。
ここ数年、かなりの数が伐採され、後には頼りなげな木が植えられてます。花が咲くらしいです。
落ち葉が多いとか、銀杏が臭いとか言われるけど、そういう理由で切り倒すのはどういうものかしら?
大きく育った木を簡単に切ってしまうけど、木だって育つには時間がかかるのよね。
落ち葉で苦情が多い・・・ああ、そうなのですね。
行政の労務が大変だから、ではなくて、苦情、ということ・・・
まるこさん仰るとおり、ご近所で分担してお掃除、なんてこと頭には浮かばないということですよね。
そんなことで、何等かの災害が起きた時に協力っていうのできるのかな、って能登の被害を見ていて思います。
本当になんというか、情のない話だなぁと。
ありすさま
うちのマンションもサクラの木の根っこがパワフルで、タイル敷きになっているところがボコボコになるため何年かに一度は修繕が入ります。
すごい力ですよね。木も生きるために必死に地を這わせる。
マロニエ・・・どうなのでしょう、根っこの張り方が地下深い方に行くのかしら、なんて思ったけれども
そういえばサルトルでしたっけ、マロニエの根がカニに見えるから大嫌い、とか言っていたのは苦笑
ってことは地表に出るような生え方をするのかしら。
やっぱり土地が広いから、根の影響が少ないのでしょうか?それとも地質の問題かしら?
マダムさま
まだ切られた直後の、いかにも「木材」色の切り口をみてタメイキがでちゃいます。
植えられた直後はほんの若木だったものがやっと40cm径まで育ったのに・・・。
そしてその木がそのまま、パッカー車に放り込まれていき、何にも使われないことにも悲しい気持ちがします。
せめて、なんらかの端材として、たとえば学校で木工に使うだとか、できないものなのかなぁと。
マダムのところは「次の樹木」が植えられたのですね。
うちは殺風景な道路のままで1年過ぎてしまいました。
お金のない自治体だからかしらね・・・本当に寂しい。