ねこってdeふぇっと

ほんのり、ぽんやり

奈良散策

2023-12-06 22:45:21 | ふと思った日々のこと
11月はもう、本当にあれこれと楽しみまくった1か月でした。
前回書いた、アフタヌーンティ、それからコンサートを2回観に行き、更に、遠足までしてきちゃったという。
週末はずっとお出かけばかりだったような気がします。
 
「ワタクシの遠足」は、あちこちアタフタせず、優雅に、のんびりと、自分たちのペースで歩き回る、と定義いたしました。
実は、奈良に親しい友人が引っ越したのですよ、半年前。
ようやく落ち着いたから、こっち方面の同期4人で「奈良お散歩」しようよ!ってお誘いを受け、もうウキウキな気分で出かけたのでした。
 
今回はならまち周りをぶら歩きがいいなー、って言ったら、くれぐれも履きなれた靴で来てね、とLINEがきて。
地元民のYちゃんの、完璧なアテンドで回ったコースは次のとおり。
 
奈良公園→興福寺三重塔→五重塔→浮御堂→志賀直哉旧邸→元興寺→ならまち。そしてここからまた駅に戻る。
 
なかなかの距離のコースです。延々と歩きました。
おうちに帰って万歩計を見たら、1.9K・・・2万歩近くをカウント。すごい。
 
 
興福寺は五重塔のほうが有名なのですが、三重塔もなかなか趣のある建物でした。
そして現在、五重塔は工事中。
しかし、無粋な枠に取り囲まれた五重塔っていうのも貴重なお写真なのかもしれません 笑
 
 
 
浮御堂。
周囲では、結婚式や成人式の前撮りの、着飾った若い方がチラリホラリ。
こんな風景の中の晴れ姿が一生残るだなんて、うらやましい限りです。

 
志賀直哉別邸。
今回の一番の目的は、この別邸を観に行くことでした。
友人たちと4人、非常にまったーりした時間を楽しみました。
↓ ダイニング、だそうです。奥にある作り付けのソファの豪華なこと!

 
↓ こちらはサンルーム。
燦燦と差し込むお日様、本当に暖かでした。
このサンルームと南向き並びにある和室が奥様のお部屋だったとか。
日当たり良好なそんな上室を割り当てるとは・・・素晴らしい。大事になさっていたのでしょうね。

 
↓ 玄関手前に植えてあった紅葉が、よき色合いに彩っておりました。

 
 
↓ 春鹿 の醸造元、今西清兵衛商店にも足を延ばす。
利き酒もあったのですけれどもねー、家に帰れなくなりそうだったから諦めました 苦笑
今でもちょっぴり残念に思っています。
利き酒のコーナーには外国の方がいっぱいでした。



 
↓ 奈良で有名だという「くるみの木」プロデュースのカフェで、夕暮れのケーキセットを食す。
大和茶のバスクチーズケーキ&焼き芋のミルフィーユ風パイ
 



 
写真は載せませんが、ならまち周りには昔ながらの家屋に様々な小さなお店が営業していて、あれこれ覗いて歩くだけでとても楽しい。
古の都らしい和物のお店、ガラス細工のお店、趣のあるカフェ、なんでここで?と思わせるような東南アジア系のお店…
 
あー、こんなところに住んでいたら、毎週末一人でお散歩しまくるだろうなぁ。。。
歴史のない新興住宅街にはこういう楽しみはないなぁ、ってちょっぴり切なくなりました。
 
まぁしかし。楽しみたくなったらまた、電車乗り継いで奈良までくればよいのですよね。
 
 
歩いて歩いて。時折おしゃべりに花を咲かせて。
結局寺社には一か所も入らずでしたが、十分に満足です。
 
 
自分へのお土産は、増尾商店の「御門米飴」
金平糖とどちらを買おうか迷ったのですが、久しく水飴など戴いたことはなかったなぁって思い、こちらを購入。
金沢の「じろ飴」と似ていると思いました。
優しいお味です。
なんというか・・・麹の甘みというか、甘露飴を柔らかくした感じのお味というか。
 
ちょっとだけショウガをすり下ろしてお湯で割ったものと一緒に、毎日、少しずつ舐めています。
お湯に溶かしてしまうと、甘みが薄くなってしまうので、
(相当量入れないと甘くならないのだなぁ、と。そうなるとジュースや缶コーヒーの甘味って本当すごい量なのだろうなぁと実感)
飴そのものを舐めながら生姜白湯を飲むほうが私には丁度よい感じ。
 
 
コロナ前に京都に行ったときは、もうあまりの人の多さに酔いそうになり、しかも外国の方が多くパーソナルスペースの感覚が違うのだか、
わー、これはちょっとキツいなぁって感じだったのですが、
奈良は(観光客はやっぱり多いですけれども)「町歩き」が楽しめる程度の混みようで、これならまた来たいわ、って気持ちになりました。
 
実は年明けにまた奈良にいく用事があります。
今度はどこを訪れようかしら。東大寺行って大仏様の前でぼーんやり、もよいのかもしれません。
 
 
 
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