猫のあしあと

*舞台・ミュージカル・ちょこっと宝塚、な気まぐれ日記*

春野 at the Grand<2>

2011年08月14日 22時13分37秒 | 春野さん
春野さん退場後、司会の方による会場である「レインボーボールルーム」の紹介や、内装の様子のお話などがあった後、バンドによる『永遠のボレロ』の演奏から、ライブのはじまりです。
続けて『アプローズ・タカラヅカ』を歌いながら春野さんが客席後方扉から登場♪(*´∀`*)
先ほどのドレスから変わって、白のパンツスーツ姿でした。
…出来ればドレス姿も間近で見たかったなぁ……(*´ー`*)

春野さんに続いて、ゲストの彩音ちゃんとゆみこさん(彩吹さん)も
、歌いながら客席から登場♪
懐かしき2006年頃の花組の顔勢揃いです(*^^*)
更に続いて登場したのは、なんとトークのみのゲストのはずの大澄さん!Σ(゜ロ゜)
それも皆さんに混じって、しっかり『アプローズタカラヅカ』歌いながらの登場でした(笑)

歌い終わって舞台上に並び、大澄さん「…出ちゃった…!」と嬉しそうに一言(笑)
春野さんも「あくまでも賢也さんはトークのゲストとしてしか皆さんにお知らせしていなかったので、サプライズということで…(^^)でも、衣装まで替えていらっしゃるとは思いませんでした(笑)」
大澄さん「はりきってタキシード着ちゃいました(笑)」

春野さん、ゆみこさん、彩音ちゃんの3名は「今の歌はちょうど宝塚が90周年の年で、幕開け公演を私達花組が担当して…ね!懐かしいね~!!(^^)」と、当時を懐かしんでました。
春野「あの公演は記念祝舞と、お芝居とショーの3本立てで、祝舞には春日野八千代先生、松本悠里先生、轟悠さんが出演されて、お芝居は…売れない作家?だっけ?(笑)(客席から「芸人、芸人」の声…)芸人?芸人だって(笑)売れない芸人と、90歳のおじいちゃん国王の二役で、ショーはショーで各組のトップさんが特出されて…、本当に大変な公演だったよねぇ!!」
彩吹「ね、大変でしたね。おささん特に早変わりが沢山あって…」
春野「早変わりもそうだし、色々気疲れとかね…(笑)」

…当時は堂々とやってらっしゃる様にしか見えなかったけど、やはり色々ご苦労があるのですねぇ…(^_^;)

その後、改めて一人ずつご挨拶があり、バンド紹介もありました。
春野さんがそれぞれ、「彩吹真央さん、桜乃彩音さん」と、「さん」付けで紹介してたのが印象に残ってます。
そうかぁ…、退団したらお互いにもう上級生下級生でなく、個人のアーティストだもんね…(*_*)なんてことをぼんやり考えながら聞いていました。
自己紹介で大澄さん、「初めまして、オドロキ ケンです(笑)」と言ってました(^_^;)
「実はスカイステージの番組に出た時にこう名乗ってたんです(笑)」とのこと。
…そういえば少し前に初風緑さんが担当していた番組「NOBI NOBIストレッチ 」だったかな?
初心者でも見ながら踊れるストレッチやダンスを紹介する番組で、大澄さん確かに「オドロキ ケン」の名で出演してた気がします(^_^;)

その後、大澄さん、ゆみこさんは一旦袖に入り、彩音ちゃんと春野さんのコーナーに♪

桜乃「お久しぶりです~♪♪素敵な相手役様と再びご一緒できて本当に幸せですv(*´∀`*)」と、感動のあまり(?)少し涙目のように見えました(^^)
カワイイ♪

退団してから…のお話
春野「退団してもう…どのくらい?」
桜乃「1年と少しです」
春野「何か辞めてから変わったこととかある?(^^)」
桜乃「そうですね…、色々ありますが、フリフリピンクの服とかはさすがに着なくなりましたね(笑)」
春野「あ、そうなの?(笑)彩音はよく可愛い服着てくるとアピールしに来てたもんね(笑)」
桜乃「(笑)でも、最近はさすがに着れなくなって…(笑)なので今日も、少し大人っぽい色合いにしてみました♪」
彩音ちゃん、カーキベージュっぽいワンピースに、ウエスト部分にアクセントの黒い薔薇の飾りが付いた、シックな装いでした(^^)
春野「薔薇も黒で(笑)」
桜乃「ピンクの薔薇じゃなくて黒の薔薇で(笑)」

そんなトークが弾む中、歌う曲の紹介を…。
まずお二人で『うたかたの恋』をデュエット、その後彩音ちゃんソロで『ファントム』より『Home』を歌います、とのこと。

うたかたの恋の思い出
春野「彩音が大好きな作品で、やりたがってたのは知っていて…。上演決定を言い渡されたのが確か空港で、プロデューサーから「次の全ツはうたかたの恋だよ」と言われて、さては彩音が「やりた~いvヾ(´▽`*)」てプロデューサーにねだったな?と思った(笑)」
桜乃「執念です(笑)『(宝塚)おとめ』に書けば実るという執念です(笑)」
春野「何か思い出ある?」
桜乃「あの、すごく下らない話なんですけど…(笑)当時、ニンテンドーDSの「どうぶつの森」というゲームが生徒間ですごく流行ってて、移動中のバスの中とかみんなやってて、私は密かにおささんと通信して遊ぶのをサービスエリア毎に狙ってたんですけど、ついに実現したというのを覚えてます(笑)」
春野「あ~流行ってたね~!!ゲームの中で虫取あみ持った彩音に追いかけられたりしてたよね(笑)「(ゲーム内で)ハチに刺された~」とか言って騒いでると、はっちさん(組長)が「え?!」て心配しちゃったり、盛り上がり過ぎてうるさいとみとさん(副組長)に注意されたりね(笑)
……そんな思い出しかないの?(笑)」
桜乃「(笑)あとは…、うたかたの恋のマリーはずっとやりたかった役で、夢叶ってすごく嬉しかったんですけど、いざ自分がやってみるとすごく難しい役で…。」
春野「あ~、なんか、登場して手紙を読む場面とか、すごい何回もやらされてたよね。最終的には「歌のキーが合わないんじゃないの?」なんて言われて、色んなキーでまた何回もやらされてね(笑)」
桜乃「(笑)歌うのと、歩くのと、台詞を言うのとが…、一つにまとまらなくなってきてしまって…(笑)」

そんなやり取りの後、『うたかたの恋』のデュエット(冒頭の台詞から再現してくれました!)、彩音ちゃんソロ『Home』を聴かせてくれました♪

彩音ちゃんがゲストと聞いた時から、てっきり『ファントム』の曲からデュエットか、彩音ちゃんのピアノ伴奏で春野さんが歌うとかかな~♪て思っていたので、『うたかたの恋』という選曲は少し意外でした(゜o゜)
でも、『うたかた~』も個人的に大好きな曲なので嬉しかったし、彩音ちゃんも当時に比べて声量が増して歌声もレベルアップしていたので、改めて春野さんとのデュエットを聞けて良かったです♪(*´∀`*)

そのまま続けて、『エリザベート』より『闇が広がる』を、春野さんとゆみこさんがデュエット♪

…よくよく考えたら、お二人の『闇が広がる』生デュエット聞くのは、これが初めてだということに気づく…(*_*)
CDやDVDで聞きまくってたので全然そんな気がしてなかったのですが(^_^;)
当然ながら、生歌声に勝るものなしで、歌手お二人のデュエットは聞き応えがあり、大変素晴らしかったです♪(*^^*)

一曲歌った後、ゆみこさんとのトークコーナー。
春野「久しぶり~(^^)」
彩吹「お久しぶりです~(^^)男役の歌を歌ったのは久しぶりですが、(キーが)低い!(笑)…そういえば当時、ファンの方から上のパートか下のパートかわからないというお手紙頂いたことありますが、私は下のパートでした(笑)」
春野「私とゆみこ、声質が似てるって言われてたもんね。」
と、『闇が広がる』の思い出話へ。
春野「『闇が広がる』は『エリザベート』の曲ですが…、あの時も大変だった~(笑)」
彩吹「(笑)おささんの(トップ)御披露目公演でしたね~。」
春野「御披露目で『エリザベート』って…ねぇ(^_^;)どうなの?って感じでしょ~(苦笑)しかも相手役のエリザベートはみどり(大鳥れいさん)だし(笑)もう、負けそうだった(笑)」
彩吹「(笑)私は自分がルドルフ役と聞いた時、すぐに“おささんとデュエットだ!!”て思ってすごく嬉しかったのを覚えてます(^^)」
春野「ね、私も“ゆみこと歌うんだ~!”と思ってワクワクした(^^)」

このお二人のデュエット、当時もっと聞きたかったなぁ…(´ー`)

ゆみこさん退団後の舞台のお話も。
春野「退団してすぐの『パル・ジョーイ』も、つい最近の『ヴィクター・ヴィクトリア』も観たけど、ゆみこ、両方とも脚出してて、もうゆみこの脚ばっかり見てた(笑)」
彩吹「(笑)両方とも、ショーガールの役どころで。『パル・ジョーイ』をおささんが観にいらした時、彩音と二人ですごい緊張してました(笑)」
春野「そうだったの~?(笑)『ヴィクター・ヴィクトリア』では、金髪にピンク色っぽい衣装で可愛い感じだったのが、今日は黒でカッコイイ感じで…、なんか逆に意外(^^)」
彩吹「(笑)」

ゆみこさん、現役時代と変わらずショートカット、金髪っぽい髪色
で、衣装は上下黒のパンツスタイルですがアクセサリーをあしらってシックかつゴージャスにキメてました★
ほぼノースリーブ、パンツも膝くらいまでの丈で素肌が割と出てましたが、もともとナチュラルな印象の彩吹さん、このくらいの女性らしい格好は全く違和感なく、むしろこちらの姿の方が自然と思えたほど、よくお似合いでした(^^)

春野「今回のイベントのリハーサルのために集まった時に、賢也さんを紹介しようとしたら、実はゆみこと賢也さんは『COCO』というミュージカルで共演されてて…ね、既に親密な仲で(笑)」
彩吹「相手役でした(笑)」
春野「賢也さんも、「あぁ、ゆみちゃん」て感じで(笑)あぁそうか、知り合いなんだ…と思って(笑)その『COCO』だけ私観れなかったんです(^_^;)」

お話の後には、ゆみこさんのソロで『You raise me up 』

もう素晴らしくマイナスイオン大放出の癒しの歌声でした(*´Д`*)♪
ゆみこさん、どこまでが地声で、どこから裏声なのかわからないほど高音部分まで変わらぬ歌声でびっくりします(*_*)
溢れ出して止まない歌声とでも言うのでしょうか…。
掠れたり、がらがらしたり、苦しそうに聞こえるといったことが全くない、常に安定したボリュームの、澄んだ歌声でした♪


その後は、春野さんと大澄さんが登場。
トークのあと、デュエットで『Whole new world』を。
春野さんと大澄さんが揃うと、結構トークが止まらない感じなのが観ていて面白かったです(*´∀`*)
大澄さん、春野さんにツッコミ入れたくてしょうがない感じというか(笑)
彩音ちゃんとゆみこさんはやはり宝塚時代の下級生だから、春野さんとの関係も当時のままという感じだけど、大澄さんは1アーティストとして春野さんと対等なので、トークもいい意味で遠慮がなくて(笑)
なかなか歌に進まないと思ったのか春野さん、最後の方はちょっと強引にトークを切り上げてました(笑)

これは後々わかったことですが、今回のこのイベント、ショータイムとディナータイムに分かれていたものの、それぞれの時間が割とキッチリ決められていた様で
…。
最初のトークタイムの時から、司会の方と春野さんは「皆さんの後の予定が詰まってますので(^.^)」て何度か言ってたし(^_^;)

春野さんのブログやHP見た感じでも、春野さん自身が色々構成とかも練られた様子で…(゜o゜)
こういうイベント取り仕切りつつ自分自身も出演ていうのは、やる側の方は本当に大変だと思います…。
でも観てる側からすると、まるで春野さんにおもてなしされているかの様な印象を受けました(*´ー`*)
ファン的には、トークが間延びしようが時間がかかろうが、それだけ長く春野さん見ていられる訳だから、むしろ嬉しいし♪(笑)
まぁでも会場であるホテル側にも影響しちゃうので難しいとこでしょうが…(*_*)


話が大きくズレました…。



大澄さんとのデュエットをこの曲にした理由としては、春野さん「私にとって賢也さんは、アラジンが魔法の絨毯に乗って色々なものを見せてくれるように、色々な夢を見せてくれる方だから」と言ってました(*´∇`*)
デュエット中も、なんとも素敵な表情で、うっとりと賢也さんを見つめてたり…(*´Д`*)~゜
…自分が男性であんな顔で歌われたら絶対誤解しちゃうなぁ……(*´ー`*)なんて思いながら見てました。
女性の今でも十分春野さんの魅力にヤられちゃってますけどね…(^_^)
…罪な人だ…(*_*)

さて、続いて大澄さんのソロですが、なんと春野さん退団公演の主題歌より『ボンソワール・マルセイユ』を歌ってくれました!!(゜o゜)
「何でもやります!」という大澄さんの言葉を受け、春野さんがリクエストしたとか(^^)
男性が歌うと、また全然違う印象ですね。
まるで外国映画のような雰囲気でした♪

最後は春野さんのソロ。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』より『夢やぶれて』を、スタンドマイクを少し離し気味に、それでも声量十二分に聴かせてくれました♪
『レミゼ』からというと『On my own』とかが割と多く歌われてる印象ですが、『夢やぶれて』は、なんだか春野さんらしい選曲だなぁなんて、勝手に思いました(^_^)
春野さんが初めて観た宝塚の舞台は『ミー&マイガール』ですが、それより前に、『レミゼ』を観ていたそうで、それが春野さんが生まれて初めて観たミュージカルだそうです。

最後には夏らしく『前山にて』を。
この歌は特に情景が頭に浮かびますね …。

歌い終わった春野さん、客席から退場された後、再び客席から登場され、ゲストの3名と共に今後の予定をお話して、ライブは終了しました(^^)

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