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猫のあしあと

*舞台・ミュージカル・ちょこっと宝塚、な気まぐれ日記*

春野エリザベート

2012年06月27日 18時33分11秒 | 春野さん


観ました春野シシィ♪

初日あけてすぐの頃に観た時は、さすがの春野さんにも緊張が見えて、全体的に春野さん本来の良さや実力が少し影を潜めていた感があり、少女時代や「私だけに」などは観てるこちらも思わず緊張してしまい、手に汗握る様な気持ちになりましたが(^_^;)
その点は無論、回を重ねるごとに改善されていきましたし、それのみならず、確実に進化していった春野エリザベートでした♪(^^)
エリザベートという演目は宝塚でも度々再演されているので、正直もう見飽きるほど見てるのですが(^_^;)
でも、ファンの贔屓目でしょうか。
春野さんエリザベートを観て、今更ながらようやくエリザベートを一人の実在した女性として捉えることが出来た様に思うのです。
2010年に瀬奈さんが帝劇エリザベートを演じた時が私にとって初めての帝劇版エリザベート観劇だったのですが、その時も宝塚版エリザベートと違う演出、違うエリザベート像に、エリザベートという人物をリアルに感じたのですが、今回の春野さんエリザで更に、でした。
今現在の自分自身の心境や境遇、年令や立場など、色々な影響もあるために尚更そう感じたのかも知れませんが。
とりあえずファンとしては、一度だけでも春野さんのエリザベートが観られただけで、春野さんの『私だけに』が聞けただけで、最早満足感でいっぱいです(笑)


以下、“超”個人的ツボです。


○バートイシュルの場面での水色ドレス姿がまるで『不思議の国のアリス』の様でした……カワイイ(*´д`*)~゜

○『最後のダンス』での表情に引き込まれます。
シシィの台詞は「嘘よ!」の一言しかありませんが、突然現れたトートに対しての戸惑い、困惑、恐怖と、彼が言うことに対して不信、反感を抱きながらも、トートの迫力(剣幕)に押されて言葉を失い茫然自失な状態になる感情の流れが表情から見てとれました。
この場面、毎回の様に泣いてしまっている春野シシィがもう本当に可愛過ぎました…!(*´д`*)ヨシヨシしてあげたい衝動に駆られて大変でした(笑)
そして、その後登場したフランツに、もうぎゅうぎゅうに抱きつく春野シシィもツボです♪(*´ー`)
更に「早く二人だけになりたい…」なんてあんな涙に潤んだ瞳でねだられては、そりゃあフランツの“強く厳しく”な信念もぐらぐらに揺らいだことでしょう(笑)

泣いている…といえば『愛と死の輪舞』や、『私だけに』の時も、割と泣いていましたね春野さんシシィ。『愛と死の~』の時は、ベンチで息を吹き返したシシィの側にいたママ(春風さん演じるルドヴィカ)が、さりげなくハンカチで涙を拭いてあげていました(*^^*)


○気になった衣装…先に挙げた、少女時代のアリス(違)の水色ドレス姿も可愛かったし、『私だけに』の白いネグリジェ姿も捨てがたいし、「エリザベートといえば!」の鏡の間の白いドレスもとても綺麗だったし、春野さん自身が好きと言っていた2幕始めの『私が踊るとき』の時の紺+白の気品あるドレス姿も素敵で好きなんですが、私個人としては三色旗のドレス姿が一番お似合いだったかな、と(^^)
私は2010年に初めて東宝版のエリザベートを観た訳ですが、単純に、このドレスが一番宝塚版と違っていたので印象的でした。
宝塚版の三色旗のドレスは、言い方悪いですが、ちょっとデザイン的にちゃちで安っぽく見えるんですよね(^^;)
かたや、東宝版のこのドレスは、ぱっと見ただけでもとっても重厚な作りなのが分かります。
デコルテ周りにも敢えてレースを使わず、全体的にシンプルですっきりとしたデザインながら、とても大人っぽく見えるドレスだなぁと。
緑、白、赤の三色が胸元から裾までしっかり彩られていて、かつ、緑と赤の布地には細かく金の刺繍の様な、柄の様なものが入っているので、装飾がなくても寂しくなりすぎず、とても高貴な雰囲気が漂っています。
このドレスの時の、シニヨン風に短めにまとめてある髪型も含め、春野さんによくお似合いだと感じました♪(^^)

…と、言いながら、実は心底気になる衣装は、フランツとの『あなたがいれば』のデュエット後~結婚式の間に舞台上で早替わりする時の、シンプルなビスチェ姿だったりします(笑)
いわばあの時代の下着姿ですが、舞台上で着替えて見せてる辺り、あれも衣装扱いなのだと思うので、もっとゆっくりじっくり見たいなぁなんて思ってしまいます。
実際に当時のものがどうだったかは知りませんが、映画などで見るあの時代のビスチェやコルセットはレースやリボンがふんだんに使われていたり、ドレスで隠れてしまうのが勿体ないくらいに可愛いものが多いような。
春野さんスレンダー過ぎるほど細いので、ああいう身体のラインが出る衣装も素敵です。
あとは、『私だけに』の時の白いネグリジェと、そのときの髪型が好きです♪
ネグリジェは至ってシンプルなものですが、袖がパフスリーブでかわいいです(^^)
そして、このときの髪型!
シシィは寝起きの設定なので、これも至ってシンプルにただ下ろしているだけのウェービーヘアなのですが、ネックなのは前髪が下りていることです。
それも、こめかみのあたりの前髪が額のあたりの前髪よりもやや長めなのが、綺麗に揃った前髪だけより、とても自然な起きぬけの無防備さを表していて、幼く見えてとても可愛いです(*^^*)


…ふう。熱烈ファン目線で書いてしまった…(*_*;)


春野 at the Grand<3>

2011年08月15日 22時57分46秒 | 春野さん
その後、会場を異動して、ディナー会場へ。

ライブ会場を出る前に、春野さんから「皆さん、30分で食べてください(^_^)」とサラリと言われて(笑)、やはり時間が押し気味なのね…と実感。

ディナー会場は、ディナーショーによくある10人がけ丸テーブル形式で、コース料理でした。

メニューも春野さんが試食に試食を重ねて(笑)決めたそうで。
席にメニューが書かれた紙が置いてあったのですが、それを見ただけでも春野さんのこだわりを感じて、一つ一つメニューを確認しながら美味しく頂きました(^^)
このディナーは本当に美味しかったです!
デザートはその名も「ピーチメルバ2011寿美礼バージョン」(笑)
春野さんのイメージカラーの様な、ピンクとスミレ色の色合い華やかなゼリーとシャーベットのデザートでした♪



トークとショーを堪能し、美味しいディナーでおなかも膨らんで、満足満足♪(*´v`)
「…もしかしたら春野さんも別室でこのディナー食べてたりするのかなぁ。むしろゆみこちゃんや彩音ちゃん達と久々の再会で昔話に花を咲かせて、賢也さんも一緒に皆でどこかに食事に行ったりしてるかな~?」なんて勝手に想像を膨らませていると…、次第にディナー会場の照明が暗くなってきて…。


Σ(°◇°)??なになに??なにごと?

と思っていると、会場前方にスクリーンが下りてきました。
そして映し出されたのは、なんと今回のイベントのリハーサルの様子のスライドショー。
それもただ写真を映したものじゃなく、春野さんの後ろ姿だったり、きゅっと曲がった春野さんの小指のアップ写真だったり(笑)、一コマ一コマがなんとも春野さんファンのツボを得た感じのもので。
ニクイ演出に喜びながら、「でもこんなの見せられちゃったら、さっきまで会ってたのに、また春野さんに会いたくなっちゃったな~…(´ω`)」なんて贅沢なことを思っていると…、なんとなんと!そんなファン心理までも見抜いてるかのごとく、春野さん再登場してくれました!!\(°▽°)/きゃー♪

先ほどのイベントの時とはまたお衣装も替えて、シックな黒のワンピース♪
マイクを持って少しお話とご挨拶もしてくれて…♪(´v`)
もう、どこまでもニクイ演出に本当に大満足のイベントでした。



おまけ

せっかく横浜にきたのだからと、その日はそのまま会場のホテルに1泊。
翌朝、朝食をとったレストランから見える景色に、外国にいるような、また船上にいるような錯覚を覚えました。


中華街に行こうとホテルの外に出ると、どこか見覚えのある水色の外車がホテルの駐車場に停まっていました…。
春野さんの公式ホームページでもお馴染み、春野さん愛車の“ダイナ”で、「こんな朝から停まってるということは、春野さんも昨日はきっとそのままホテルにお泊りしたんだ~♪」と、一人で勝手に盛り上がってしまい、こっそりぱちりと写メに収めてしまいました(^^;)



春野 at the Grand<2>

2011年08月14日 22時13分37秒 | 春野さん
春野さん退場後、司会の方による会場である「レインボーボールルーム」の紹介や、内装の様子のお話などがあった後、バンドによる『永遠のボレロ』の演奏から、ライブのはじまりです。
続けて『アプローズ・タカラヅカ』を歌いながら春野さんが客席後方扉から登場♪(*´∀`*)
先ほどのドレスから変わって、白のパンツスーツ姿でした。
…出来ればドレス姿も間近で見たかったなぁ……(*´ー`*)

春野さんに続いて、ゲストの彩音ちゃんとゆみこさん(彩吹さん)も
、歌いながら客席から登場♪
懐かしき2006年頃の花組の顔勢揃いです(*^^*)
更に続いて登場したのは、なんとトークのみのゲストのはずの大澄さん!Σ(゜ロ゜)
それも皆さんに混じって、しっかり『アプローズタカラヅカ』歌いながらの登場でした(笑)

歌い終わって舞台上に並び、大澄さん「…出ちゃった…!」と嬉しそうに一言(笑)
春野さんも「あくまでも賢也さんはトークのゲストとしてしか皆さんにお知らせしていなかったので、サプライズということで…(^^)でも、衣装まで替えていらっしゃるとは思いませんでした(笑)」
大澄さん「はりきってタキシード着ちゃいました(笑)」

春野さん、ゆみこさん、彩音ちゃんの3名は「今の歌はちょうど宝塚が90周年の年で、幕開け公演を私達花組が担当して…ね!懐かしいね~!!(^^)」と、当時を懐かしんでました。
春野「あの公演は記念祝舞と、お芝居とショーの3本立てで、祝舞には春日野八千代先生、松本悠里先生、轟悠さんが出演されて、お芝居は…売れない作家?だっけ?(笑)(客席から「芸人、芸人」の声…)芸人?芸人だって(笑)売れない芸人と、90歳のおじいちゃん国王の二役で、ショーはショーで各組のトップさんが特出されて…、本当に大変な公演だったよねぇ!!」
彩吹「ね、大変でしたね。おささん特に早変わりが沢山あって…」
春野「早変わりもそうだし、色々気疲れとかね…(笑)」

…当時は堂々とやってらっしゃる様にしか見えなかったけど、やはり色々ご苦労があるのですねぇ…(^_^;)

その後、改めて一人ずつご挨拶があり、バンド紹介もありました。
春野さんがそれぞれ、「彩吹真央さん、桜乃彩音さん」と、「さん」付けで紹介してたのが印象に残ってます。
そうかぁ…、退団したらお互いにもう上級生下級生でなく、個人のアーティストだもんね…(*_*)なんてことをぼんやり考えながら聞いていました。
自己紹介で大澄さん、「初めまして、オドロキ ケンです(笑)」と言ってました(^_^;)
「実はスカイステージの番組に出た時にこう名乗ってたんです(笑)」とのこと。
…そういえば少し前に初風緑さんが担当していた番組「NOBI NOBIストレッチ 」だったかな?
初心者でも見ながら踊れるストレッチやダンスを紹介する番組で、大澄さん確かに「オドロキ ケン」の名で出演してた気がします(^_^;)

その後、大澄さん、ゆみこさんは一旦袖に入り、彩音ちゃんと春野さんのコーナーに♪

桜乃「お久しぶりです~♪♪素敵な相手役様と再びご一緒できて本当に幸せですv(*´∀`*)」と、感動のあまり(?)少し涙目のように見えました(^^)
カワイイ♪

退団してから…のお話
春野「退団してもう…どのくらい?」
桜乃「1年と少しです」
春野「何か辞めてから変わったこととかある?(^^)」
桜乃「そうですね…、色々ありますが、フリフリピンクの服とかはさすがに着なくなりましたね(笑)」
春野「あ、そうなの?(笑)彩音はよく可愛い服着てくるとアピールしに来てたもんね(笑)」
桜乃「(笑)でも、最近はさすがに着れなくなって…(笑)なので今日も、少し大人っぽい色合いにしてみました♪」
彩音ちゃん、カーキベージュっぽいワンピースに、ウエスト部分にアクセントの黒い薔薇の飾りが付いた、シックな装いでした(^^)
春野「薔薇も黒で(笑)」
桜乃「ピンクの薔薇じゃなくて黒の薔薇で(笑)」

そんなトークが弾む中、歌う曲の紹介を…。
まずお二人で『うたかたの恋』をデュエット、その後彩音ちゃんソロで『ファントム』より『Home』を歌います、とのこと。

うたかたの恋の思い出
春野「彩音が大好きな作品で、やりたがってたのは知っていて…。上演決定を言い渡されたのが確か空港で、プロデューサーから「次の全ツはうたかたの恋だよ」と言われて、さては彩音が「やりた~いvヾ(´▽`*)」てプロデューサーにねだったな?と思った(笑)」
桜乃「執念です(笑)『(宝塚)おとめ』に書けば実るという執念です(笑)」
春野「何か思い出ある?」
桜乃「あの、すごく下らない話なんですけど…(笑)当時、ニンテンドーDSの「どうぶつの森」というゲームが生徒間ですごく流行ってて、移動中のバスの中とかみんなやってて、私は密かにおささんと通信して遊ぶのをサービスエリア毎に狙ってたんですけど、ついに実現したというのを覚えてます(笑)」
春野「あ~流行ってたね~!!ゲームの中で虫取あみ持った彩音に追いかけられたりしてたよね(笑)「(ゲーム内で)ハチに刺された~」とか言って騒いでると、はっちさん(組長)が「え?!」て心配しちゃったり、盛り上がり過ぎてうるさいとみとさん(副組長)に注意されたりね(笑)
……そんな思い出しかないの?(笑)」
桜乃「(笑)あとは…、うたかたの恋のマリーはずっとやりたかった役で、夢叶ってすごく嬉しかったんですけど、いざ自分がやってみるとすごく難しい役で…。」
春野「あ~、なんか、登場して手紙を読む場面とか、すごい何回もやらされてたよね。最終的には「歌のキーが合わないんじゃないの?」なんて言われて、色んなキーでまた何回もやらされてね(笑)」
桜乃「(笑)歌うのと、歩くのと、台詞を言うのとが…、一つにまとまらなくなってきてしまって…(笑)」

そんなやり取りの後、『うたかたの恋』のデュエット(冒頭の台詞から再現してくれました!)、彩音ちゃんソロ『Home』を聴かせてくれました♪

彩音ちゃんがゲストと聞いた時から、てっきり『ファントム』の曲からデュエットか、彩音ちゃんのピアノ伴奏で春野さんが歌うとかかな~♪て思っていたので、『うたかたの恋』という選曲は少し意外でした(゜o゜)
でも、『うたかた~』も個人的に大好きな曲なので嬉しかったし、彩音ちゃんも当時に比べて声量が増して歌声もレベルアップしていたので、改めて春野さんとのデュエットを聞けて良かったです♪(*´∀`*)

そのまま続けて、『エリザベート』より『闇が広がる』を、春野さんとゆみこさんがデュエット♪

…よくよく考えたら、お二人の『闇が広がる』生デュエット聞くのは、これが初めてだということに気づく…(*_*)
CDやDVDで聞きまくってたので全然そんな気がしてなかったのですが(^_^;)
当然ながら、生歌声に勝るものなしで、歌手お二人のデュエットは聞き応えがあり、大変素晴らしかったです♪(*^^*)

一曲歌った後、ゆみこさんとのトークコーナー。
春野「久しぶり~(^^)」
彩吹「お久しぶりです~(^^)男役の歌を歌ったのは久しぶりですが、(キーが)低い!(笑)…そういえば当時、ファンの方から上のパートか下のパートかわからないというお手紙頂いたことありますが、私は下のパートでした(笑)」
春野「私とゆみこ、声質が似てるって言われてたもんね。」
と、『闇が広がる』の思い出話へ。
春野「『闇が広がる』は『エリザベート』の曲ですが…、あの時も大変だった~(笑)」
彩吹「(笑)おささんの(トップ)御披露目公演でしたね~。」
春野「御披露目で『エリザベート』って…ねぇ(^_^;)どうなの?って感じでしょ~(苦笑)しかも相手役のエリザベートはみどり(大鳥れいさん)だし(笑)もう、負けそうだった(笑)」
彩吹「(笑)私は自分がルドルフ役と聞いた時、すぐに“おささんとデュエットだ!!”て思ってすごく嬉しかったのを覚えてます(^^)」
春野「ね、私も“ゆみこと歌うんだ~!”と思ってワクワクした(^^)」

このお二人のデュエット、当時もっと聞きたかったなぁ…(´ー`)

ゆみこさん退団後の舞台のお話も。
春野「退団してすぐの『パル・ジョーイ』も、つい最近の『ヴィクター・ヴィクトリア』も観たけど、ゆみこ、両方とも脚出してて、もうゆみこの脚ばっかり見てた(笑)」
彩吹「(笑)両方とも、ショーガールの役どころで。『パル・ジョーイ』をおささんが観にいらした時、彩音と二人ですごい緊張してました(笑)」
春野「そうだったの~?(笑)『ヴィクター・ヴィクトリア』では、金髪にピンク色っぽい衣装で可愛い感じだったのが、今日は黒でカッコイイ感じで…、なんか逆に意外(^^)」
彩吹「(笑)」

ゆみこさん、現役時代と変わらずショートカット、金髪っぽい髪色
で、衣装は上下黒のパンツスタイルですがアクセサリーをあしらってシックかつゴージャスにキメてました★
ほぼノースリーブ、パンツも膝くらいまでの丈で素肌が割と出てましたが、もともとナチュラルな印象の彩吹さん、このくらいの女性らしい格好は全く違和感なく、むしろこちらの姿の方が自然と思えたほど、よくお似合いでした(^^)

春野「今回のイベントのリハーサルのために集まった時に、賢也さんを紹介しようとしたら、実はゆみこと賢也さんは『COCO』というミュージカルで共演されてて…ね、既に親密な仲で(笑)」
彩吹「相手役でした(笑)」
春野「賢也さんも、「あぁ、ゆみちゃん」て感じで(笑)あぁそうか、知り合いなんだ…と思って(笑)その『COCO』だけ私観れなかったんです(^_^;)」

お話の後には、ゆみこさんのソロで『You raise me up 』

もう素晴らしくマイナスイオン大放出の癒しの歌声でした(*´Д`*)♪
ゆみこさん、どこまでが地声で、どこから裏声なのかわからないほど高音部分まで変わらぬ歌声でびっくりします(*_*)
溢れ出して止まない歌声とでも言うのでしょうか…。
掠れたり、がらがらしたり、苦しそうに聞こえるといったことが全くない、常に安定したボリュームの、澄んだ歌声でした♪


その後は、春野さんと大澄さんが登場。
トークのあと、デュエットで『Whole new world』を。
春野さんと大澄さんが揃うと、結構トークが止まらない感じなのが観ていて面白かったです(*´∀`*)
大澄さん、春野さんにツッコミ入れたくてしょうがない感じというか(笑)
彩音ちゃんとゆみこさんはやはり宝塚時代の下級生だから、春野さんとの関係も当時のままという感じだけど、大澄さんは1アーティストとして春野さんと対等なので、トークもいい意味で遠慮がなくて(笑)
なかなか歌に進まないと思ったのか春野さん、最後の方はちょっと強引にトークを切り上げてました(笑)

これは後々わかったことですが、今回のこのイベント、ショータイムとディナータイムに分かれていたものの、それぞれの時間が割とキッチリ決められていた様で
…。
最初のトークタイムの時から、司会の方と春野さんは「皆さんの後の予定が詰まってますので(^.^)」て何度か言ってたし(^_^;)

春野さんのブログやHP見た感じでも、春野さん自身が色々構成とかも練られた様子で…(゜o゜)
こういうイベント取り仕切りつつ自分自身も出演ていうのは、やる側の方は本当に大変だと思います…。
でも観てる側からすると、まるで春野さんにおもてなしされているかの様な印象を受けました(*´ー`*)
ファン的には、トークが間延びしようが時間がかかろうが、それだけ長く春野さん見ていられる訳だから、むしろ嬉しいし♪(笑)
まぁでも会場であるホテル側にも影響しちゃうので難しいとこでしょうが…(*_*)


話が大きくズレました…。



大澄さんとのデュエットをこの曲にした理由としては、春野さん「私にとって賢也さんは、アラジンが魔法の絨毯に乗って色々なものを見せてくれるように、色々な夢を見せてくれる方だから」と言ってました(*´∇`*)
デュエット中も、なんとも素敵な表情で、うっとりと賢也さんを見つめてたり…(*´Д`*)~゜
…自分が男性であんな顔で歌われたら絶対誤解しちゃうなぁ……(*´ー`*)なんて思いながら見てました。
女性の今でも十分春野さんの魅力にヤられちゃってますけどね…(^_^)
…罪な人だ…(*_*)

さて、続いて大澄さんのソロですが、なんと春野さん退団公演の主題歌より『ボンソワール・マルセイユ』を歌ってくれました!!(゜o゜)
「何でもやります!」という大澄さんの言葉を受け、春野さんがリクエストしたとか(^^)
男性が歌うと、また全然違う印象ですね。
まるで外国映画のような雰囲気でした♪

最後は春野さんのソロ。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』より『夢やぶれて』を、スタンドマイクを少し離し気味に、それでも声量十二分に聴かせてくれました♪
『レミゼ』からというと『On my own』とかが割と多く歌われてる印象ですが、『夢やぶれて』は、なんだか春野さんらしい選曲だなぁなんて、勝手に思いました(^_^)
春野さんが初めて観た宝塚の舞台は『ミー&マイガール』ですが、それより前に、『レミゼ』を観ていたそうで、それが春野さんが生まれて初めて観たミュージカルだそうです。

最後には夏らしく『前山にて』を。
この歌は特に情景が頭に浮かびますね …。

歌い終わった春野さん、客席から退場された後、再び客席から登場され、ゲストの3名と共に今後の予定をお話して、ライブは終了しました(^^)

春野at the Grand<1>

2011年08月08日 21時34分14秒 | 春野さん

当初、1日のみ、昼夜わずか2回だけのイベントということで、厳選なる抽選で8月5日は見事に玉砕…。
さすがに今回は無理か…?(>_<)と、半ば諦めかけてましたが、追加公演の8月4日がかろうじて当選し、行ってきました!!♪ヽ(´-`)/
…年内分の運はこれで使いきってしまったのではないだろうか…(´д`;)


さて、横浜のホテルニューグランド、すぐ側に山下公園と海が広がり、内装もとてもクラシカルな、素敵なホテルでしたv

会場となるレインボーボールルーム、こじんまりとしたホールで、舞台も小さくて、なんとも可愛らしい会場でした。
しかしながら天井や壁には凝った彫刻が施され、まるでどこかヨーロッパに来たかの様な心地になる瀟洒な造りでした。




ロビーには瀬奈サン、真飛さんからのお花もありました♪




舞台はまず、オンステージバンドによる『80日間世界一周』の演奏から始まりました。
次に少し芝居仕立てに、ゲストの大澄賢也さんがビシッとスーツを着こなし、ホテルのバーにふらりと立ち寄るかのように登場。
舞台上には実際にこのホテル内にあるバー「シーガーディアン」のバーテンダーの方が立たれ、大澄さんに“ヨコハマ”という名のカクテルをその場で作っていました(本当にメニューにあるそうです)。
「“ヨコハマ”という名から、青い色のカクテルを想像した」という大澄さん、その想像を裏切る、横浜の夕焼けをイメージして作られたという綺麗な黄色~オレジ~赤っぽい色合いのカクテルでした。
そんなやり取りをしてるうちに、不意に舞台に現れた素敵なロングドレス姿の春野さん♪(*´∀`*)
全体的にベージュ?シャンパンゴールド?色で、膝くらいから裾に向けて、先ほどのカクテルの様な黄色~オレンジ~赤っぽいグラデーションの入った本当にとても素敵なドレスでした。

さも、偶然ばったり出会った感を装うお二人(笑)
大澄「あれ!?春野さん?」
春野「?あ~賢也さ~ん!!どうしたんですかこんなところで~!」
会場 (笑)

春野「賢也さん、今夜ご予定は?」
大澄「空いてます、空けます!春野さんのためなら!!」
春野「本当ですか~?(笑)賢也さん夜もお忙しそうなので…(笑)じゃあ後ほど、エスコートして頂けますか?」
大澄「勿論です!!」
春野「では後ほど(^^)」
大澄 (喜びのあまりダブルスピン)
会場 (笑)

…といった感じの幕開けでした。
その後舞台上の転換等があり、司会の方が加わって改めて春野さん、大澄さんが登場し、トークのはじまりです。
記憶がやや曖昧ですが、覚えてることを要約で書いてみます。

先ほどの芝居について
大澄「台詞はもうほとんどアドリブでね(笑)」
春野「打ち合わせにないことばっかり言ってね(笑)」

横浜について
大澄「大分昔に舞台出演で来た時以来、かなり久しぶり。サザンオールスターズが好きで、サザンの歌の中で横浜を歌ったりしてるので、その縁の場所や物を発見すると嬉しかったりしますね。」
春野 「日本なんだけど、港町のせいか、どこか異国情緒溢れるところですね。私もまだ住み始めて2年ほどなのですが、一応横浜住民としては、こういった機会に皆さんに横浜に来て頂けて、良さを感じて頂けるのは嬉しいです。」
司会「春野さんは横浜にお住まいですが、この辺りは来たりしますか?」
春野「犬を飼ってるので、散歩に山下公園にしょっちゅう来てます。わんちゃん友達とか出来るんですよ(^^)この前も公園で集まってたら、「おさ!」とか呼ばれて「うわ~!うそ~だれ~;」て思って振り向いたら、同期だったんですよ~(^^;)向こうは犬じゃなくて子連れでした(笑)」

……春野さん、わんちゃん飼ってたんですね…知らなかったよ…(*_*)(淋)
…どこかで話してたかなぁ?私の記憶にはないのですが…( ´-`)

春野さんと大澄さん、お互いの第一印象
大澄「いや、春野さんはすごく自然体で…(笑)僕結構OGの方と共演させてもらうこと多くて、割と皆さんこだわりとか…、壁がある方とかいらっしゃるんですけど、おささんはこちらが心配しちゃうくらい…こう、なんというか…」
春野「無防備?(笑)」
大澄「この前の『DREAM TRAIL』も、僕見に行ったんですけど、出演者の皆さん…こう…、存在感がすごかったじゃないですか(笑)だから見てて“おささん、頑張れ!”て思っちゃいました(笑)」
春野「大澄さんの第一印象は…、私のコンサートのゲストダンサーで出て頂いて、その時振り付けもして頂いて…、そのお稽古場に私が入った時、既にお一人ですごい黙々とストレッチやウォーミングアップされてて…、“いきなりすごい難しい振りとか踊れって言われたらどうしよう…(・・;)”て、ちょっと怖かったんですけど、いざお稽古開始するとすごく元気よく「おはよーございますっ!!(^^)」ていう明るい感じだったので、“あ、大丈夫だ”て思いました(笑)」

お料理の話
司会「得意料理とかってありますか?」
春野「私は酢豚ですね」
大澄「結構手の込んだ料理ですよね?何か作り方でおささんオリジナルのこだわりとかはあるんですか?」
春野「特にないんですけど、絶対レシピ本の通りに作るんです(笑)それがこだわり(笑)」
会場 (笑)
大澄「何か残り物で作ったりとかします?」
春野「あ、そうですね。例えば今日みたいな(公演やイベントのある)日は、作る時間がないので、あらかじめ有り物で作っておいて、食べる時にチンする感じにしてます。」
大澄「最近レンジでチンするだけで料理が出来る器とかありますもんね。」
司会「シリコン製のありますよね。大澄さんもお料理しますか?」
大澄「しますよ。僕はシチュー系が得意ですね。」
春野 「へー!食べた~い♪(^^)」
大澄「圧力鍋オススメですよ!」
春野「圧力鍋?難しそう…」
大澄「簡単簡単!今度プレゼントしますよ(笑)ティ〇ァールでいいですか?」
春野「えー、そんな高級なの悪いですよ~。」
と、料理のお話で盛り上がる中、時間になってしまったらしく、司会の方が畳み掛ける様に終了を告げ、大澄さんが今後の予定をお話して退場。

その後、ささやかな抽選会が。
春野さんグッズのストライプ柄バッグ、ホテルニューグランドのペア宿泊券、春野さん生サイン入りグッズTシャツを各1名、合計3名に当たるというものでした。
宿泊券の紹介の時に会場から「おぉ~」という反応があったためか、春野さん「一番人気の宿泊券」と度々言ってました(^_^;)
春野さんグッズだって十分人気だよぉ~(>_<)

以上でトークコーナーは終了。
一度春野さんも舞台袖にはけます。

つづく~

春野さんトーク&ライブ【Departure(出発)】<2>

2011年03月07日 11時29分34秒 | 春野さん
その後は春野さんお召し変えしてライブモードに突入
薄いベージュのドレス姿で会場を練り歩きつつ歌って下さいました

その一曲目は…曲名失念
英語の歌でした
『Stranger~~』な感じのタイトルだった様な…

次にゲストの今井清隆さん登場し、『New York・New York』を今井さんソロで。

今井さんと春野さんの接点て…?と思っていたら、以前某企業系イベントで一緒に歌われたそうで
今井さん、どうやらその時に『最後のダンス』を歌った春野さんに、ぞっこんに惚れこんでしまったご様子(´∀`)
春野さんに「こんなこと言っちゃっていいか分からないけど歌手で日本一です!!」とまでおっしゃって下さり春野さん目の前に始終照れっぱなしな今井さんでした

そしてお2人で『美女と野獣~Beauty&The Beast』をデュエット
今井さんも「美女と野獣…、そのまんま(笑)」て言ってましたが、今井さんが割と体が大きくて…しかもワイルド系…(!?)な雰囲気だったので、失礼ながら「あ~、ピッタリ」なんて思ってしまったり…(^^;)
この歌は、その某企業系イベントでもお2人で歌われたそうで、春野さんがブログに書いたところ「是非聞きたかったです…」という意見がファンからたくさん出たらしく…(そりゃそうですね)、「文章だけで皆さんにお伝えしたのは、なんか逆に酷だったかなぁと思って」と春野さん。それで今回の今井さんゲスト案に繋がったそうです
正に、企業系イベントだけで終わらせちゃうのは勿体ないくらいの、素敵なデュエットでした

今井さん退場時、春野さんに投げキスをしてました
春野さん愛されてるなぁ

その後は春野さんソロ『SMILE』
新ファンクラブサイトのURLの一部に“HARUNO SMILE”と入ってることに触れ、「SMILEって、頑張ればスミレとも読めるでしょ(*^^*)」て言ってました
…かわいい
私も同じこと思ってたのでファンの皆さんも同様に思ってたのではないでしょうか…


その後少し春野さんの本音が垣間見えたような真髄に迫ったお話を…。
「宝塚を卒業しても、どんなに状況が変わっても、皆さんはこうしてずっと変わらず私を支えて下さって…。もしかしたら今は私の方が色々不安で、舞い上がってしまって、皆さんの気持ちにちゃんと応えられていないのかもしれない。でも自分が本当にやりたいと思うことをやって、心のある歌を忘れずに歌っていきたいと思います。どうかよろしくお願いします。」
といった内容のお話を、やや泣くのを堪えながら…。・゜・(´д`)・゜・。

そして最後の曲に『アルテミスとオリオン』を
春野さん宝塚退団公演の挿入歌であるこの歌、今までコンサートとかではあまり聞かなかった曲だけれども、改めて聞いて、綺麗な曲だなと感じると共に、退団時~今日までの春野さんを色々思い出して、胸にグッと迫るものがありました…(:_;)


自分が今後どうなるのか、春野さん自身がきっと今一番不安なんでしょうね…(>_<)
4月にやるビルボードライブについても、「念願のライブですが、初めてだからどうなるのか全然分からなくて」て何回も言ってました…(´・ω・`)

「大丈夫ですよ!春野さん!!」
て言ってあげたい衝動に駆られました…(*_*)
…宝塚のあんな大きな劇場で、5年間も主演してきた人なのに…、どうしてこんなにも心根が可愛いんでしょうか
…逆に、宝塚時代は集団活動なのに対し、OGになるとまるっきり単独活動だから、それもまた少し心細いのかな…?

ともあれ、どこまでも春野さんに着いて行きます!!