ねこぶえのうろうろ

  ニュースはなるべく辛口に…(時々甘くなるかも?)

戦争状態のもたらす悲劇

2004-10-14 14:36:12 | キリスト教
戦争状態のもたらす狂気、ですな。
パレスチナの少女が、イスラエル軍に射殺された事件ですが、イスラエルの司令官が、銃撃されて倒れた少女に対し、歩み寄って20発以上の弾丸を撃ち込んでいたそうです。

えぇと。
ねこぶえが何を言いたいかと言うと、武器を持っている人間というのはその程度の狂気には簡単に染まるんじゃないか、ということです。

以前、友達と日本の軍国化の議論をしたときに、その友達は「別に憲法9条がなくなっても、だれも戦争をしたがってるわけじゃないし、戦争なんてない方がいいに決まってるんだから、不自然に憲法で規制する方がおかしい」
と言っていました。
しかし、それは、性善説に立ちすぎているように思います。
やっぱり、ダメなものはダメと、一つでもしっかり足かせをはめておくべき。

多分この司令官だって、普通の人だったんだと思います。しかし、自分が武器を持ち、戦争状態の中に長く置かれていれば、無抵抗の(ひょっとしたらもう死んでいるかもしれない)少女に弾丸を撃ち込み続けることができるのです。
自分たちの姿であると、肝に銘じたいと思います。

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