ねこぶえは電車通勤なのですが、電車を降りたあと学校まで、自転車を使っております。歩くと20分くらいかかるので、土砂降りの日以外はチャリチャリ~っと走っております。
…が、実はここ2週間ほど、毎日歩いていました。なんでかというと、キーがないからですな。
自転車の鍵、なくした。
これがなんとも、難儀な話で。
まぁぶっちゃけ、ねこぶえの自転車の鍵なんて、もともと付いてたヤツですから、マイナスドライバーとトンカチで、鍵の差し込みをガンガンやってやれば、多分数分で外すことができます。
もしくは、金ノコで、ギシギイ切ってやっても、10分くらいで切断できるだろうと思います。
んー、でも、困ったことには、今自転車のある場所は、利用者のめっちゃ多い駅前駐輪場のど真ん中なのです。
そんな場所で、鍵を破壊していいもんだろうか?めちゃ、犯罪者チックやないですか。
駅前の一番メジャーな公営駐輪場だから、うちの生徒の保護者さんも、たくさん利用してはります。「あら、ねこぶえ先生、鍵を壊していらっしゃるわ。自転車盗まれるのかしら?」…なんてことになったら目も当てられません。
困った。
そこで、ねこぶえが思いついたのは、駐輪場の管理人さんに泣きつくという手。きっとうさんくさい目では見られるでしょうが、とにもかくにも公営の駐輪場だから、借りるときに自分の住所とかも登録してある。それで本人確認してもらえれば、近くの自転車屋さんまで持って行くにしても、温かい目で見てもらえるだろう。
ただ、管理人さんってば、割と勤務時間が短いのですな。
ねこぶえは仕事が遅い男なので、ねこぶえが学校を出て、20分歩いて駅に着く頃には、管理人さんは誰もいなかったりするのです。
そんなこんなで2週間。
今日やっと、根性で学校を出てきて、管理人さんのいる時間に駐輪場へたどり着きました。
えぇと、怪しまれないように、さわやかに声をかけよう。
「あのぉ。自転車の鍵を落としてしまって困ってるんですが…」
「あら~、いつ頃落としたん~?」
やたらと語尾を伸ばす管理人さんでしたが、ひとまず最初の雰囲気はいい感じ。
「いや、それがもう2週間ほど前で…」
「あら~、特に鍵の落とし物は~、届いてないけどね~」
「ちょっと、自転車屋さんに持って行って、鍵外してもらおうと思ってるんですが」
「あら~、切っちゃうんだったら~、これ~、使ったら~」
ん?
と思ってる間に出てきたのは「クリッパ」。鉄線やワイヤーを切るためのごつい刃物です。ねこぶえ、某電力会社に勤めてた時はしょっちゅう使ってましたが。
「これ~、使い終わったら~、ここに返してくれたらいいから~」
「は、はぁ…。」
ありがたくお借りして、自分の自転車へ。
いや、マイナスドライバとハンマーだったら、かなりがんばっても5分くらいはかかるとこなんですが、クリッパなら話は早いです。ぶっちん、と切るだけ。10秒かかりません。
「どぉも、ありがとうございました」
「はいは~い~」
拍子抜けするほどにあっけなく、問題は解決しました。
…って、これでええんかいっ!!!
ねこぶえが、自転車泥棒やったらどないすんねん~!!!
鍵を壊しちゃったので、一応ワイヤー錠を購入してきましたけど…、こんなん、あのクリッパ使ったら一瞬で切られちゃいます。
うぅ、ここに駐輪しといて、本当に大丈夫なんだろうかと、新たな問題に気づかされた出来事でした。
…が、実はここ2週間ほど、毎日歩いていました。なんでかというと、キーがないからですな。
自転車の鍵、なくした。
これがなんとも、難儀な話で。
まぁぶっちゃけ、ねこぶえの自転車の鍵なんて、もともと付いてたヤツですから、マイナスドライバーとトンカチで、鍵の差し込みをガンガンやってやれば、多分数分で外すことができます。
もしくは、金ノコで、ギシギイ切ってやっても、10分くらいで切断できるだろうと思います。
んー、でも、困ったことには、今自転車のある場所は、利用者のめっちゃ多い駅前駐輪場のど真ん中なのです。
そんな場所で、鍵を破壊していいもんだろうか?めちゃ、犯罪者チックやないですか。
駅前の一番メジャーな公営駐輪場だから、うちの生徒の保護者さんも、たくさん利用してはります。「あら、ねこぶえ先生、鍵を壊していらっしゃるわ。自転車盗まれるのかしら?」…なんてことになったら目も当てられません。
困った。
そこで、ねこぶえが思いついたのは、駐輪場の管理人さんに泣きつくという手。きっとうさんくさい目では見られるでしょうが、とにもかくにも公営の駐輪場だから、借りるときに自分の住所とかも登録してある。それで本人確認してもらえれば、近くの自転車屋さんまで持って行くにしても、温かい目で見てもらえるだろう。
ただ、管理人さんってば、割と勤務時間が短いのですな。
ねこぶえは仕事が遅い男なので、ねこぶえが学校を出て、20分歩いて駅に着く頃には、管理人さんは誰もいなかったりするのです。
そんなこんなで2週間。
今日やっと、根性で学校を出てきて、管理人さんのいる時間に駐輪場へたどり着きました。
えぇと、怪しまれないように、さわやかに声をかけよう。
「あのぉ。自転車の鍵を落としてしまって困ってるんですが…」
「あら~、いつ頃落としたん~?」
やたらと語尾を伸ばす管理人さんでしたが、ひとまず最初の雰囲気はいい感じ。
「いや、それがもう2週間ほど前で…」
「あら~、特に鍵の落とし物は~、届いてないけどね~」
「ちょっと、自転車屋さんに持って行って、鍵外してもらおうと思ってるんですが」
「あら~、切っちゃうんだったら~、これ~、使ったら~」
ん?
と思ってる間に出てきたのは「クリッパ」。鉄線やワイヤーを切るためのごつい刃物です。ねこぶえ、某電力会社に勤めてた時はしょっちゅう使ってましたが。
「これ~、使い終わったら~、ここに返してくれたらいいから~」
「は、はぁ…。」
ありがたくお借りして、自分の自転車へ。
いや、マイナスドライバとハンマーだったら、かなりがんばっても5分くらいはかかるとこなんですが、クリッパなら話は早いです。ぶっちん、と切るだけ。10秒かかりません。
「どぉも、ありがとうございました」
「はいは~い~」
拍子抜けするほどにあっけなく、問題は解決しました。
…って、これでええんかいっ!!!
ねこぶえが、自転車泥棒やったらどないすんねん~!!!
鍵を壊しちゃったので、一応ワイヤー錠を購入してきましたけど…、こんなん、あのクリッパ使ったら一瞬で切られちゃいます。
うぅ、ここに駐輪しといて、本当に大丈夫なんだろうかと、新たな問題に気づかされた出来事でした。