整理番号がAブロックの500番台前半という好ポジションで前から3、4列目のメインステージやや上手を確保。
さっそく恒例の「吉兆」特製そうめん4号の整理券を購入。そのついでに生ビールを買ってきて相方が焼き鳥を仕入れてきてくれていたのでそれをつまみに、席で乾杯。そうしているとMBSの女子アナが物販の中継を始めたので、購入列がストップ。早めに行動して吉でした。
さて、今回の出演者は知っている・知らないが激しくて(ワタシ比)面白いのと「?」って感じ(ツマラナイわけじゃない)が半々でした。
楽しかったのは、森山良子。
「子犬のワルツ」をラブコメソングにしちゃうなんて思いも付かない。
聖者の行進では情熱バンドのメンバーをニューオリンズのそうそうたる奏者にしちゃったり。
鈴木雅之とゴスペラーズ(の二人)。
ガラス越しに消えた夏、佐藤善雄が参加して「ゴスペラッツ」になってめ組の女
さらに葉加瀬太郎が参加して「ゴスペラッツカンパニー」ランナウェイ
この二組(良子さんは『聖者の行進』で直太郎くんと葉加瀬さんとセッション)
共通して思ったことは、上手い人の声は、マイクが遠くてもキレイってこと。
そして、こういう野音系のイベントで、自分には興味がないだろう人を相手に
どうぶつかっていけばいいのか、と本能で判断しているんだろうな、ってこと。
若手で情熱ステージに上がっている歌い手さんたちは、なんていうのか
知っている人がワタシを判ってくれればそれでいいわってオーラがあって
今ここに居るすべての人の記憶に残ろうという意欲を感じなかった。
正直「おいしいうたファミリー」とか「トイレの神様」とか、どーにでもしてって感じ。
そして若手で情熱ステージに上がっている歌い手さんのファンは総じてマナー悪い。
具体的に羅列するのもむかっつくほどなので割愛。
それを思えば、アンジェラ・アキは、私は過去のこのライブで「手紙」を聴くまで
まったく知らない人だったのに、いまではカラオケのレパートリーにしちゃったり
友達にその時のライブの話とか楽しげにしちゃってたり。
ああ、そして。
イベントのトリは葉加瀬太郎のステージ。
5曲持ちなんだけど、最初と最後は決まっているので今回は中3曲を新曲でつなぎ
その新曲の「ア・パイント・オブ・ラブ」が最高にアイリッシュっぽくて
ものすごーーーーーーーく気に入りました。
もちろん、最初の「エトピリカ」は、やっぱり、泣きそうだね~。
「あの」アレンジじゃないけれど、タカタカティーヤはきゅん、と来ます。
「英雄ポロネーズ」も葉加瀬バージョンとなると、雰囲気が変わって
もう少し早くこの曲が出ていたら、絶対にプログラムに推していたのにな。
ちなみに新アルバムは9/29発売。葉加瀬氏曰く「ボクの大好きな肉の日です」
今回は舞台運びがかなり間延びしていたのもマイナス。
また、中間点にあったヴィジョンがなくなっていたせいなのか、音響が悪かったのもマイナス。
入場列の案内がゲスト放ったらかしな時間帯が多かったのもマイナス。
ということで、差し引きゼロ。
ま、ゼロってことは楽しかったに等しいわけで来年も申し込みしますよ。