たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2013秋5回目(11月16-11月17日) その3/3

2013-11-24 | エギング釣行

その2からの続きです

昼に目覚めます。
いつもならこのまま帰宅ですが、
今回は釣りの装備に着替えます。
宿に荷物を預けてチェックアウト。

コンビニで軽い食事のあと、
再び同じポイントに向かいます。
午後2時頃、延長戦の開始です。

テトラにはエギンガー2、3人。
目当てのポジションに入ります。

条件は昨日とほぼ同じで悪くありません。
しかし4時頃の満潮を過ぎ、
夕まづめに突入しても完全無反応。

イカの反応が欲しくて、3.0号も多めに
投げてみますが(笑)効果ありません。

釣果に恵まれてきた今シーズンでは
珍しい長時間無反応ですが、
本来釣れないのは慣れっこというか、
お手のものというか…

いや、違う。
体に無理をいっての延長戦です。
釣れなくてもいいやと開き直ってる
場合ではありません。

5時を回り、エギンガーも増えています。
いい時間帯のはず。
ここから1時間が勝負、と
気合を入れなおします。

それでもやはり無反応。
午後6時が近づきます。
これから帰宅することを考えると、
あまり長居はできません。
そろそろ撤収の時間です。

なんとか坊主を逃れるべく、
ここで勝負エギ投入。無反応。
さらに勝負エギ3.0号投入(笑)。
やはり無反応。

時刻は午後6時を過ぎています。
万策尽き果て、投了目前ですが、
ここでひとつのエギに目がとまります。

それは前回釣行で活躍し、
最多のイカを乗せてくれたエギです。

これを最後の切り札として、
だめなら終わろうと決めます。

一投目。着底後糸ふけをとると、
なんと乗っています!

P1000524

胴長約13cm
アオリーQエースカスタムSEOV
(スケルトンエビオリーブ)3.0号

型は小さいですが坊主回避に感謝します。

それにしてもこのエギはやはり
何かもってるのかな、と思いながら
画像撮影、リリース。

このとき事件発生。

カンナから外した瞬間に墨を吐かれ、
顔面直撃です。

ウェットティッシュでなんとか対処しますが、
顔だけでなく、上着の袖にも
けっこうかかっています。
洗濯できれいになるかな、これ…

あちこちにかかった墨を拭きおえて、
やれやれと一段落。
罰ゲームをくらって戦意喪失ですが、
せっかく釣れたのでもう一投。

沖目のジャーク→フォールで
じわっとテンションがかかります。

P1000525

胴長25cm
アオリーQエースカスタムSEOV
(スケルトンエビオリーブ)3.0号

最後の最後で満足のゆく型に出会えて、
悪あがきの延長戦終了です。


今回の釣行全体を振り返ると、
釣果はトータル約13時間で8匹でした。
前回と較べると数は減りましたが、
型は良くなっています。
冬に向けて期待をつなぐ結果が出せました。

そして朝まづめ明るくなると釣れない病が
復活のきざしです。未明には釣れているので、
これからの厳しいシーズン、
未明に絞るか、明け方も粘るか、
体力と相談することになりそうです。

延長戦では、切り札のエギのおかげで
最後の最後に救われました。たまたま投入が
時合と重なっただけかもしれませんが、
前回と今回の活躍で、勝負エギに並んで
信頼できるエギになりました。

ただ「勝負エギ」とは位置づけが違う気もします。
渋い状況で、持ち前の個性を発揮して
なんとか結果をひねり出してくれるエギです。
「必殺エギ」でしょうか。
次回までにいい名称を考えておきます(笑)

************

場所:東側某港
日時:2013年11月17日14:00-18:30
潮回:大潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約25cm,13cm)

コメント (2)
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伊豆エギング2013秋5回目(11月16-11月17日) その2/3

2013-11-22 | エギング釣行

その1からの続きです

深夜に目覚め一服。
午前5時頃満潮に向かう上げ潮ねらいで、
午前2時過ぎから昨夕と同じポイントで
実釣再開です。

一投目。
中間付近でスラックジャーク2回→
ジャーク3回→テンションフォール中に
ティップがすーっと引き込まれます。

P10005192

胴長約20cm
エメラルダスダート(マーブル-オレンジ)
3.5号

その2投後、同じパターンで

P10005222

胴長25cm
エメラルダスダート(マーブル-オレンジ)
3.5号

さらにその2投後、
やはり中間付近で同じ誘いのあと
フリーフォール→着底からの
しゃくり乗りです。

P10005232

胴長26cm
エメラルダスダート(マーブル-オレンジ)
3.5号

開始から5投で3ヒット。しかも良型連発。
すべての運を使い果たしてしまいそうで、
「まあまあ、一旦イカも自分も落ち着こう」
とばかりに余裕とうろたえの一服。

そしてこの一服が功を奏してしまい、
その後1時間ほど無反応。

テトラのポジションを移動し、
午前4時頃。手前でしゃくり乗りです。
胴長25位の引きでしたが、ギャフ打ち失敗。
もたもたしているうちに
ばらしてしまいました。

午前5時前の満潮を過ぎ、
明るくなり始めます。問題の時間帯です。
テトラにエギンガーが並びます。

朝まづめ恐怖症克服のため
6時半まで粘りますが、完全無反応。
無念のうちに朝の部終了です。

前回同様、未明の上げ潮狙いは
うまくいきましたが、
「朝まづめ釣れない病」は早くも
再発してしまったようです。

とぼとぼと宿に戻り、
眠りに入ります。


一泊二日の旅程なので、
いつもならここで終了ですが、
今回は体に鞭打っての延長戦が
このあと待っています。

その3に続く

************

場所:東側某港
日時:2013年11月17日2:15-6:30
潮回:大潮
釣果:アオリイカ3匹
(4ヒット3キャッチ1ばらし)
(胴長約26cm,25cm,20cm)

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伊豆エギング2013秋5回目(11月16-11月17日) その1/3

2013-11-21 | エギング釣行

前回よく釣れた東側某港へ
約2週間ぶりでまた行ってきました。

天気も良く、風も弱い追い風の予報。
大潮で、まづめ時に満潮がからみます。
前回同様の条件がそろっていますが、
今回は週末釣行なので、
そのプレッシャーが気になります。

土曜午後2時現着。
堤防先端には沢山のウキ釣り師が。
テトラにはエギンガーが3人位。
予想通りの混み具合ですが、
幸い自分の入りたいテトラポジションは
空いていたので、するりと入ります。

海を覗くと、様々な水深に色々な魚の群れが
見えます。ベイトの豊富さに心躍ります。
いわゆる「釣れちゃうんじゃねーの?」
状態ですが、開始1時間は無反応。

風向きも基本追い風ですが安定せず。
軽いうねりもあって、若干やりにくい
状況です。

午後3時を回った満潮直前、中間付近で
フォール中にじわっとテンションがかかり、
合わせると乗りました。

P1000517

胴長約19cm
エギ王QライブBOLKO
(オリーブ/金/オレンジベリー)3.5号

前回同様ここはまだ釣れるんだ、と
一安心ですが、そこから続かず、
約1時間半無反応です。

午後4時半を回り、薄暗くなります。
さっきど同様、中間付近でフォール中に
じわっとテンションがかかります。

P1000518

胴長約18cm
エギ王QライブNNBC
(ネンブツ/クリア)3.0号

念願のリアルカラーエギ初釣果でした。

夕まづめの時合いを期待しますが、
ここも続かず、約1時間無反応。

すっかり日が落ちた午後5時半ごろ、
同じパターンで3匹目が釣れます。
胴長22cm。ヒットエギ失念。
そうです。画像撮り忘れです(笑)

午後6時。まだ期待できる時間帯ですが、
日ごろの疲労蓄積もあり、また最近は
潮位に合わせてテンションが下がる
傾向があるので、ここで夕まづめの部
終了です。

タックルを仕舞いながら一人反省会。

前回の釣行と較べると数が減り、
釣れない時間が長くなってきました。

前回エギのサイズは3.0号メインでしたが、
今回は3.5号メインに切り替えたので、
そのせいかな、と思いました。

でもエギを大きくしたわりには、
良型は出ていません。

そもそも前回の良型(24cm,25cm)は
どっちも3.0号で釣れていました。

大きめでいくか、小さめでいくか。
悩んでも結論は出ないので、
適当にその時の気分でいこうと決めます。

夕まづめに期待していた釣果としては
今ひとつだったのですが、
フォール中にテンションがかかる
アタリをとらえて気持ちよく釣れたので、
感触は悪くありません。

適当な店で夕食後、投宿。
もう怖くなくなった朝まづめに
期待を寄せながら仮眠に入ります。

その2に続く

************

場所:東側某港
日時:2013年11月16日14:00-18:00
潮回:大潮
釣果:アオリイカ3匹(胴長約22cm,19cm,18cm)

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伊豆エギング2013秋4回目(10月31-11月2日) その4/4:ねじれすぎた人

2013-11-04 | エギング釣行

その3からの続きです

午前0時過ぎに目覚めました。
朝まづめまで時間がありますが、
4時満潮に向けての上げ潮も
狙ってみたいので、軽い食事のあと
早速港に向かいます。

午前1時。港に着くと、堤防先端と
内側に釣り人がぱらぱらと居ます。
外洋側テトラには先行者ひとり。
すいています。

テトラのAポジに入ります。
風は予報に反して追い風!
今回の釣行、風は味方についているようです。

ところが、昨晩とは違って結構なうねりが
入り、しぶきがテトラを濡らしています。
足元を気にしながらキャスト開始。

リールは予備のリールに替わっています。
ちょっと重いので、飛距離が気になり
ましたが、あんまり変わらないかな。
ラインも0.6号サスペンドに替わったため、
ちょっとしゃくりの感触が違います。
でもうねりを考えるとちょうど
よかったのかな。

あれこれ考えながら、しばらく反応なく、
午前2時前。沖目でフォール中に
じわりとテンションがかかります。
合わせると乗りました。

P1000509

胴長約20cm
エギ王QライブBPN(ピンク/虹)3.5号

その2投後。
同じパターンで、

P1000511

胴長約20cm
エギ王QライブBPN(ピンク/虹)3.5号

その2投後。
またまた同じパターンで、

P1000512

胴長約20cm
エギ王QライブBPN(ピンク/虹)3.5号

沖目の3連発で変な脳汁が
出始めたところで反応が止まります。
群れが通り過ぎたのでしょうか。
エギを色々試しますが異常なし。

午前3時を回ります。潮位が上がってきて、
うねりのしぶきが足元を濡らしだしました。
Aポジを離れ、より安全なBポジに移動。

反応の無い時間が続きます。
ここでしゃくりの練習。
2段しゃくりというのがどうも
うまくできない。
こうかな。いや、こうかな。
これならやりやすいかな。
試行錯誤の末、自分なりのやり方を
見つけだします。
こういうのは深夜にやるに限ります(笑)

その一方で、どうも飛距離が出ないのが
気になります。追い風なのですが、
それにしては飛んでない気がする。
リールが少し重くなった影響が
あるのかな? などと考えますが、
結論は出ません。

異常なしのまま午前4時満潮を迎えます。
反応がなくなって2時間が経過しました。
うねりは依然強く、他の早朝エギンガー
たちもテトラの位置取りに苦労している
模様。

釣れない時のエギ頼みということで、
勝負エギに替えてみます。1投目。
中間付近で2段しゃくり(的なもの)
からフォール→着底後、次のしゃくりを
入れると乗っていました。

P1000515

胴長約15cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

これは勝負エギの成果なのか、それとも
自己流2段しゃくりの成果なのか。

空が白み始め、苦手な朝まづめを迎えます。
でも昨日のことがあるので、
期待はしぼんでいません。
明るくなっても釣れるはず。

そう思って朝6時まで粘りましたが、
その後釣果は得られませんでした。
でも乗せられなかったアタリが1回あり、
乗ってすぐフックアウトが1回ありました。
「朝まづめ恐怖症」克服に向けて
第一歩を踏み出せたかもしれません(笑)

週末朝の賑わいのなか、
二泊目朝まづめの部終了です。

タックルを仕舞いながら一人反省会。
未明の上げ潮を狙って結果が出たのは
よかったなー。でもそのあとは
いつもの釣れない朝まづめになっちゃった。
何が悪かったんだろう。
昨日から釣れ続けて、イカはいるはず。
うねりが入ったのが悪かったかな。
それとも週末のプレッシャーか…
そういや途中で飛距離が出なくなったな。
あれなんだろ。
あ、あれ?

ロッドを見ると、ベリーから先の
ガイドが90度ねじれています。
恐らく自己流2段しゃくりを色々試して
いる時に継ぎ目がねじれたのでしょう。

予想外のトラブルというのは
気付きにくいものですが、
気付かないにもほどがあります。
自分の気の回らなさにあきれて
しまいました。

とはいえ、仮にガイドねじれにすぐ気付き、
ちゃんと飛距離が出せていれば、
朝も釣れ続けたのかどうか。
それはイカの神様にしか分かりません。



以上で今回の釣行は全て終了です。
二泊三日、トータル18時間の釣行で、
22匹のイカが釣れました。

平均すると1時間に1匹ちょっとという
スローペースですが、「釣れない時間」
が少なく、ずっと適度に釣れ続けるというのは
初めての経験で、またトータルの釣果も
かつてない数になりました。

そのほか、初の25cmサイズ、
リアルカラーエギ初ヒットなど、
色々初づくしでしたが、
タックル落水、ガイドねじれ、
抜き上げバラシなど初のやらかしもありました。

釣果と「やりきった感」は充実していますが、
未熟さも目立った釣行になりました。

それでは、リールを修理に出しに
行ってきます(笑)

************

場所:東側某港
日時:2013年11月2日1:00-6:00
潮回:大潮
釣果:アオリイカ4匹(胴長約20cm×3,15cm)

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伊豆エギング2013秋4回目(10月31-11月2日) その3/4:釣れすぎた人

2013-11-04 | エギング釣行

その2からの続きです

昼に目覚め、軽い食事、一服。

午後3時、ほぼ満潮。
朝と同じ場所で夕まづめの部スタートです。

目当ての外洋側テトラは空いています。
そちらに入る前に、適当に港内側に投げたり
していると、ひとりのエギ&ジギンガーが
さっと現れ、自分が入りたかった
テトラポジション(Aポジ)に入ります。

や、やられた。そこは今朝釣れた場所…
と言うか、いかにもこのエリアに精通した
地元ルアーマンという感じで、
釣れているポイントが分かっているのでしょう。

自分もあわててAポジから少し根元より
(Bポジ)に入ります。
風向予報では向い風のはずが、追い風!
今朝と同じです。

1時間ほど反応なく、そろそろ下げの潮が
効き始めてくれないかなと思っていた
午後4時過ぎ。中間付近でフォール中に
じわっとテンションがかかり、合わせると
乗りました。

P10004912

胴長約24cm
エメラルダスダート(金-ピンク)3.0号

コンパクトギャフ2度目の出動です。

それから2投後。

P10004932

胴長約20cm
アオリーQエースカスタムSEOV
(スケルトンエビオリーブ)3.0号

隣のAポジでもイカが上っています。
時合いかと思いきやしばらく無反応。
午後5時を回ったところで再び反応が。

P1000496

胴長約18cm
エギ王QライブROLKMN
(クリア虹テープ・Kムラ)3.5号

徐々にサイズダウンしていますが、
ここから薄暗くなり始め、ベストタイムのはず。
ふと気付くとAポジが空いている!
そろりとAポジに移動します。

そしてすっかり暗くなった
午後6時前から6時過ぎにかけて、

P1000498

P10004992

P1000502

P1000504

約30分の間に4連発。
サイズはいずれも胴長約15cm。
アオリーQエースカスタムSEOV
(スケルトンエビオリーブ)3.0号×3
エギ王QライブSPN(ピンク/虹)3.0号×1

数釣りっぽくなってきたものの、
型は少し物足りず。AポジよりBポジの方が
良かったのかな?

などと思いながら、
ここから約1時間無反応。
午後7時を回ります。
時合い終了?
いや、このポイントならまだ釣れるはず。
と勝手に思い込んで続行。すると、

P1000505

胴長約20cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

サイズが上向きました。

その2投後、

P1000507

胴長約22cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

ちょっと怖いサイズでしたが抜き上げ。
画像撮影。リリース。
そのときでした。
ずりっ、ぶちっ、からんからん
結論を言いますと、
タックルがテトラの隙間に落ちました。
リール水没です。

コンパクトギャフが八面六臂の大活躍で、
タックルは無事回収できましたが、
完全戦意喪失で、夕まづめの部終了です。


これだけの数が出て、良型も混じりました。
自分史上かつてない釣果ですが、
最後にやらかしてしまいました。

夜、足場の悪いテトラ上での撮影・リリース。
いつも細心の注意を払ってきたつもりですが、
予想外のヒット連続で、悪い意味で慣れが
出たのかもしれません。

どんよりした気分を払拭するため、
よく行く店で夕食。
伊豆で食べるアジはなぜこんなにうまいんだろう。
キープした24cmはお店に献上しました。

宿に戻り、とりあえずロッドとリールを洗います。

あとは明朝の実釣を残すのみです。
色々ありすぎて、頭が混乱したまま
仮眠の床に就きます。

その4に続く

************

場所:東側某港
日時:2013年11月1日15:00-19:30
潮回:中潮
釣果:アオリイカ9匹(胴長約24cm,22cm,20cm×2,18cm,15cm×4)

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