たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2011-12冬4回目(2月17-19日)後半

2012-02-21 | エギング釣行


前半からの続きです。


2日目。正午前に目が覚めます。
釣りの装備に着替え、バスに乗ります。
K堤防を通過し、商店のあるところで下車。
適当なパンを買って海と富士山を見ながら軽い昼食。
気温は低いものの、弱風、晴天です。

いやーいい景色だなー。海も綺麗で。
こんなに透き通って、海底もはっきり見えて・・・
っていうか、澄みすぎ?
そういえば、昨日からベイトを全然見てないな・・・
まあ、そういう季節ということで・・・

いやな予感は強制的に払拭して、1時半から釣り開始。
西風で、K堤防はやりにくいのでN崎へ。
2つの小突堤には先行者があり入れず。岸壁を適当に投げ歩き。
1時間ほどやって無反応。K堤防に移動。

西風なので、堤防から港内側を攻めます。
先端にはカゴ釣り&ヤエンの地元常連らしいグループ。
「あそこまで飛ばせー」「飛ばねー」などとにぎやかで楽しそう。
ただ釣れている様子はありません。

それを横目にひとり投げてしゃくっていると、背後から「こんにちはー」
振り向くと、お揃いのジャケットを着た2人組。
おおお! これが噂の、アオリイカなんとか調査員というやつか!
質問項目は、(1)どこから来たか、(2)年齢(何十代か)、(3)釣法、
(4)自分の釣果、(5)釣果情報(最近どこかで釣れてるって話聞きました?)。

(1)~(4)はともかく、(5)は「こっちが聞きたいよ」と
つっこみたくなりましたが、「いやー知らないですねー」と
素直に答えておきました。しかし調査員から(5)のような質問が出る
ということは、最近よっぽど釣れてないってことなのかな?

その後調査員は先端のグループに話を聞き、堤防を去っていきました。
わたしも5時頃まで粘ったあと、夕食のため堤防を後にします。
昨日の夕食と同じボリュームに加えて、鯛しゃぶと鯛飯。
お腹をぱんぱんにしてひと眠り。

深夜0時頃、K堤防で再開。寒さのせいか釣れないためか、
長い堤防に釣り人は3、4人。
風向は東に変わっていて外洋側に投げられますが無反応。

昨夜の防寒に、使い捨てカイロを2枚増量していますが、
昨夜より少し風が強く、寒さが身に染みて集中力が持続しません。
2時にいったん中断。風をよけられる場所で休憩。
再開するも、寒さで30分ももたず、宿に一時撤退。

宿でカップ麺をすすりながら思います。
気温0度、風速2~3メートルだと1~2時間しか続行できない。
そうだ。今回の釣行の使命は防寒装備の限界を確かめることだったんだ。
イカが釣れたかどうかなんて、どうでもいいことじゃないか。

という訳にもいかないので、暖をとったあと再び宿を出ます。
でももう宿から徒歩10分かけてK堤防まで行く気力はありません。
宿の目の前にある小堤防で3時頃から釣り再開。

先端には3人組のエギンガー。仕方なく少し根元寄りで投げます。
しばらくして3人組は移動。貸切状態。
エギをとっかえひっかえしてあちこちに投げるも無反応。

K堤防よりは風が弱くて助かりますが、それでも寒い。
5時頃に風をよけられる場所で小休憩。
それから意地で6時まで粘りますが、無反応。
空が明るくなります。

P1000208

朝の部で現れた餌釣り師と挨拶をかわし、入れ替わるように納竿です。

宿で朝食後、再びコーヒーをいただきながらご主人に
坊主の愚痴を聞いてもらいます。
このエリアの海や釣りに関する興味深い話も色々うかがいました。
春シーズンのリベンジ再訪を誓い、柚子と金柑をお土産に頂いて、
宿を後にしました。

いやー、旅っていいですね。

それはそれとして、坊主は坊主。
トータル15時間。激戦区初挑戦は無残に撃沈です。

これから徐々に寒さもやわらぐと思いますが、
防寒不足は来年への課題になりました。

************

場所:沼津西浦
日時:2012年2月 17日 15:00-17:00
        18日 2:00-6:00,13:30-17:00
         19日 0:00-3:00,3:30-6:00
潮回:若潮、中潮
釣果:タコ2匹

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伊豆エギング2011-12冬4回目(2月17-19日)前半

2012-02-21 | エギング釣行

前回の西伊豆釣行からひと月以上経ちました。
禁断症状が出ないうちにと釣行決定。
前回2泊3日の強攻策で脱坊主した経験から、
今回も強引に休みをとって2泊3日の旅程を組みました。

西に行くか、東か、はたまた南か。風向予報とにらめっこです。
西伊豆、南伊豆は西風ボーボーであきらめます。
東伊豆は1泊目は西風でいいのですが、2泊目は北東系の予報。
こんな時は・・・そうだ、沼津に行こう。

ネットで色々調べたところ、
沼津西浦は入り組んだ海岸線の随所にポイントがあり、
西風にも東風にも対応しやすいエリアのようです。
心配はただ一つ。行ったことがないんです。西浦。

メバルで内浦に行ったことはあります。
そのときのイメージでは、海岸線に沿って幹線道路が走り、
竿を出せそうな港や小場所が随所にあり、どこも足元から水深がある。
いわゆるランガンのスタイルに最適なエリアに見えました。

でも裏を返せば、それだけ激戦区ということになります。
沼津中心のエギングブログの多さからも、それはうかがえます。
電車やバスで現地に赴き、1つか2つの港をウォーク&ガン(笑)する
自分のへなちょこスタイルで、果たしてアオリイカを釣ることができるのか?

不安を抱えながら、何事も経験ということで沼津西浦に決定。
風向を考えて、メジャーポイントのK堤防近くの民宿に宿をとります。
初日午後2時現地着&投宿。荷物を解いて一服。宿から徒歩10分でK堤防着。

時刻は午後3時頃。平日とあってか釣り人は2、3人。
根元から先端に向けて、墨跡を頼りに外洋側を攻めてみますが無反応。
風向きがよくありません。墨跡も古め。
満潮がらみの時間帯ですが、テンションは上がりません。

4時ごろ隣の岬(N崎)に場所移動。風の影響は少しましになりました。
ヤエン師1人、エギンガー1人。空いています。
墨跡は所々にありますがどれも古め。
5時までやって反応無し。ここで納竿。恒例のまづめ時の夕食です。

ひと風呂浴びたあと、ボリュームのある食事とビールで満腹状態。
潮汐も考えて、ここでひと眠り。
深夜2時にK堤防で実釣再開。外洋側にウキ釣り師が点々と3、4人。
その間を攻めますが反応なし。

気温は0度前後。堤防の先端に行くほど風が強まります。
持てるかぎりの防寒着に、使い捨てカイロ計6枚貼りで防寒MAX状態ですが、
冷え込みが堪えます。4時。寒さしのぎに比較的風の弱い港内に移って数投。
すると何かがかかります。軽い。けど明らかに生体反応あり。

何だろう。水面に上がるとプシューと音をたてます。イカ?
抜き上げようとした瞬間、ばらしてしまいます。
正体不明。アオリの引きじゃなかったけど、別のイカ?
同じ場所で粘ります。すると再びさっきと同様の重み。

今度はもらった。ばらさないよう慎重に抜き上げます。
タコです。自分はいったい何をやっているんだろう。
再び堤防を進んでキャストを繰り返すも反応なし。
最後に港内でもう一度タコから坊主告知を受けて納竿。

朝6時。空は明るくなっています。

P1000197

宿に戻って朝食。
食後、おいしいコーヒーを淹れていただいたご主人に
坊主の愚痴を聞いていただきます。
「水温が上がらないとねえ」とご主人談。

朝寝に入ります。
一泊目はこれで終了。
厳寒の激戦区。果たしてイカの姿を見ることはできるのか。

後半へ続く

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