たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2012-13冬6回目(2月16-17日):色々ありすぎて…

2013-02-19 | エギング釣行

新しいリールではやくイカを釣りたい。
黒潮の影響で水温も上昇気配。
このタイミングを逃す手は無いということで、
前回と同じく東伊豆某港へ。
予報は晴れ、追い風で期待が膨らみます。

土曜午後に現地投宿。なぜか雨。
これではテトラに乗れません。
仕方がないのでBプランに変更。
当初の目的地に近い別の港へ。

この港は、かつて一度だけエギングで立ち寄り、
2時間くらい竿を出したことがありました
(結果は坊主)。足場は良いのですが狭いため、
釣人密度が高く、のびのび出来ないのがいやで、
それ以来足が遠のいていました。

午後3時半港に到着。小雨が降り続いていますが、
土曜ということもあってか釣り人がびっしり。
竿を出す隙間はありません。
ここは気長に待ちながら、釣り人の様子を観察。
浮きでアジ泳がせらしき人が多数。
あとは観光ついでのサビキの2人組。
するとタイミングよくこの2人組が撤収。
そこにするりと入ります。

竿を出す前に左右の様子をうかがうと、
どちらもウキでアジを泳がせています。
そして右の釣り人が、ウキにアタリがないのか、
仕掛けをあげてエギングを開始。
すぐに小型のアオリをあげます。

うまい人の隣はやりづらいなー
でもイカがいるのは確認できました。
午後4時、釣り開始。
上げ3分で、当て潮を感じます。
やりにくいなあ、と思っていると、
右の釣り人が浮き釣りを再開。
左右の浮きでキャストコースが限定されます。

風向きがコロコロ変わるので、
浮きが流される方向、ラインのはらみ方に
気を使います。
エギを手前まで引いてきたところで、右の釣り人の
投げた浮きが自分のラインにニアミス。
あぶないあぶない。ヒヤリとしたそのとき、
お祭り的な感触のテンションがラインにかかります。

あれ?クロスした?
と思った瞬間、テンションが解けます。
そうです。アタリをお祭りと勘違いして
スルーしてしまいました。

うああああああ!と心の中で頭を抱えますが、
混んだ釣り場ですので、変な人と思われないよう
平静を装います(笑)。

その後しばらく異常なく、薄暗くなった
午後6時頃、離れた釣座の泳がせでキロはありそうな
アオリが上がります。
良型もいる。テンションが上がります。

いつしか左右の釣り人は入れ替わっていましたが、
どちらも電気ウキのテーラー?スッテ?的なイカ釣人。
左右以外の釣り人も、みんな電気ウキです。

午後7時頃、右隣のさらに隣で500g位のアオリが
上がります。ランディングの様子を恨めしげに
眺めていると、ロッドに違和感。え?
と思った瞬間、ラインテンションが解けます。
うああああ!またやっちまった!
よそ見でアタリを逃してしまいました。

気を取り直して思います。
隣の隣でイカが上がった。いま自分にアタリがあった。
これは、そう、いわゆる「時合い」到来。

のはずが、その後しばらく無反応。
東寄りの風も出てきて、少しやりづらくなります。

午後8時を回ります。満潮まで約1時間。
当て潮で、フォール時のエギの向きが気になっていました。
だったら強制的にこちらに頭を向かせよう
ということで、底付近を水平移動させるイメージで
スローリトリーブ。

ここで新調リールの本領発揮!
低慣性のローターがもたらす優れた巻き感度が、
エギに接近するイカの気配をダイレクトに伝達!
ということもなく(笑)、そのまま着底。

少しステイして、ずる引こうとすると、
エギが動きません。合わせると乗りました。

P10004032
胴長約20cm。

何とか坊主回避達成。そして新調リールに
墨付けできました。

その30分後、着水、着底から糸ふけをとると
乗っていました。

P10004042

胴長約21cm。

すぐに右隣のウキ釣りでも同様のサイズの
アオリが上がります。

そう、これは、いわゆる、本当の「時合い」到来。
気がはやりますが、ここで強めの横風。
そしてライントラブル。まごついていると、
遠目の電気ウキでキロ近い良型が上がります。

ライントラブルを解決し、風が止むのを待って
キャスト。まあまあよく飛びました。
これは…来るぞ。
着底後、糸ふけをとり、ゆっくりずる引き。
ラインがすぅーっと引っ張られます。
合わせると、乗りました!

重量感と引きは、昨年春の980gに似ています。
遠めで乗ったので、ジェット噴射を存分に
楽しんで…という訳にはいきません。
とにかく急いでウェストバッグの底から
コンパクトギャフを取り出さなければなりません。
そしてこれがなかなか取り出せない。
ようやく取り出して、ストッパーを外します。
足元まで寄せて来ました。
そして…






この後に起こったことは、
あまりにもみっともなさ過ぎて、
詳述する気力もありません。
一言でいうと「なぁーにぃー? やっちまったなあ!」
ということなんですが、
これだけでは何が起こったか分からないので、
うすの隣でしゃがんでいる人の口調を借りて
表現させていただきます。


「コンパクトギャフが海面に届かなくて、
ラインを手で持って持ち上げようとして
ラインブレイクした男がいたんですよー」









その後その男は、隣の電気ウキでキロを優に超える
アオリが上がったのを横目に、
とぼとぼと帰路についたそうです。




今回は「混雑した釣り場での時合」「この港での初釣果」
「新調リール墨付け」「冬の良型の引き」など、色々と
「初づくし」で成果がありましたが、最後に大失態となりました。
反省点はあれこれ考えられますが、やはり「油断」がありました。

次回ここに来るときには、タモを用意しようと思います。

************

場所:東伊豆
日時:2013年2月16日16:00-21:30
潮回:小潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約20cm,21cm)
(3ヒット2キャッチ1バラシ)
ヒットエギ(3ヒット共通):エギ王Qライブ ROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.5号

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伊豆エギング2012-13冬5回目(2月1-3日):何もないので…

2013-02-19 | エギング釣行

約2週間前の釣行の報告です。

週末にくっついた平日休みを利用して、
二泊三日の強攻策。前回と同じ東伊豆某港へ。

夕まづめにテトラに乗りたっかたのですが、
初日夕方は雨のため乗れず。
二日目夕方は強烈な横風で釣りにならず。

深夜早朝にも竿を出せるところでやってみましたが、
何も異常なし。やり切った感皆無の完全坊主でした。

おしまい。

というのもなんなので、
今回新調したリールの話を少し。

これまでこのブログでは釣行記録中心で、
タックルの話はほとんどしていませんでした。

本来道具大好き人間なのですが、
電車バス&現地宿泊というスタイルでは、
釣行ごとの出費がかさみ、タックルまでお金が
回らないという事情があります。

そんななか、一昨年末に何とかロッドを新調。
その時から、リールの新調もいずれと考えて
いました。

08バイオマスターからの新調です。
頑丈さならツインパワーかな。

軽さをとればセフィアCI4かな。
ドラグの性能も気になるなー。
諸々考えると09セフィアがいいのかな。
そういえば12ツインパワーmgって結局出ないのかな。

予算が組めるまで期間がありましたので、
こんな風にあれこれ考えた結果、
11ツインパワーにしようという結論に至りました。
「軽さ」は捨てることになりますが、
現在のロッドの重量が150gですので、
バランス的にはむしろ軽すぎなくていいのかなと
考えたのです。

それでは、新調したリールの画像をご覧下さい。

P1000399

「どうしてこんなことに…」
今回の釣行、この新しいリールを眺めながら
何度もつぶやいていました。

予算オーバーのしわ寄せとか、
高価な道具で坊主連発は恥ずかしいとか、
雑に扱えなくて面倒だとか、
懸念は色々ありますが、
それはそれとしてまず使ってみた感想を。

「軽さ」
リールが軽すぎるといわゆる「先重り」が
心配されますが、自分の釣り方ではロッドを
水平にキープする動作がほとんど無いためか、
全く気になりませんでした。
そしてタックル全体が軽くなったため、
しゃくり、キャストがより軽快になりました。

「感度」
わずかに上がった気がしますが、よく分かりません(笑)
実はリール新調に合わせて、初めて06フローティングの
ラインを使ったため、リール軽量化の恩恵なのか、
ラインの恩恵なのか識別できないのです。

「低慣性」
スラックジャークを連続するときにハンドルをたたいて
スラックを回収しますが、無造作にハンドルをパンと
はじくと、これまでのバイオマスターではハンドルが
ぐるぐる回りすぎて、ラインが張りすぎてしまうのが
気になっていました。低慣性のこのリールでは、
無造作にハンドルをたたいても適度な回収になります。
これはハンドルの「たたき加減」で調整できる
問題ですが、加減を気にせず適度に回収できるのは
楽だなと思いました。

メリットとして一番実感したのは、軽量化で
キャスト時のロッドの回転がよりシャープになった
(ような気がする)点です。
元々キャストには苦手意識があるのですが、
釣行を重ねてこの新しい重量バランスに慣れてくれば、
飛距離も少し伸びてくれるんじゃないかな、
という期待が生まれました。
気のせいかもしれませんが(笑)。

ということで、
自分の腕には不釣合いなリールについて
あれこれと感想を述べてしまいました。
あとは釣るだけです(笑)

************

場所:東伊豆
日時:2013年2月1日17:00-19:30,2日2:30-6:00,
16:00-17:00,3日4:00-6:00
潮回:中潮~小潮
釣果:なし

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