日本人3人が犠牲になったチュニジアの博物館襲撃事件で、実行犯の指導者が治安部隊によって射殺されました。
チュニジアのシド首相は29日、治安部隊が28日夜、中部ガフサで行った掃討作戦で、博物館襲撃事件の実行犯が所属していたイスラム過激派武装組織のメンバー9人を射殺したと発表しました。この中には、事件の首謀者とされるハリド・シェイブ容疑者も含まれているということです。
こうした中、首都チュニスでは過激派組織によるテロに抗議する大規模なデモ行進が行われ、大通りは赤いチュニジア国旗を持った市民で埋め尽くされました。新たなテロを警戒し、厳重な警戒体制が敷かれる中、デモ行進にはフランスのオランド大統領やイタリアのレンツィ首相ら外国の要人も参加し、チュニジアとの連帯を表明しました。(30日02:55)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます