質問者：ハイル禅師 なぜ人は最高の権力を持つと
傍若無人なことを平然と行うのでしょうか？
私：古今東西その時代のトップに君臨した皇帝や独裁者は
自分の権勢の威容を知らしめるように残虐行為を行って
いますが これは神の下生者であっても同様でした
出口王仁三郎の言葉に「神でさえ我でしくじった」とある
ように権力のトップに君臨すると魔が憑依してきて野蛮な
行為をやってみたくなるのである
しかし神の下生者で衆生救済の使命を持ち 聖人目的で
降誕された人は立派に聖人の役目を果たされていますが
ただ最高の権力者の地位にいたわけではない
信長は一揆衆の虐殺や寺院の破却を行い
秀吉は朝鮮出兵で耳を剃り落とさせたり
家康は改易したキリシタン大名の美人の娘を手籠めに
しようとしてゼウス様が一番だと拒まれると使用人の
指を切り落とさせたり拷問もしている
人は人種に関係なく最高の権力者になると
自分の力の絶対性を残虐な方法で確認したくなるのだが
地位が上がるたびに憑依して来る魔霊の影響力も強大に
なってくるからであります
イエスが当初地位ある者から布教していこうとしたら
魔が先回りして彼らに憑依していたので地位の無い者から
布教することに切り替えたぐらいなのである