ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

御布施と玉串料と御賽銭の意味の違い

2017年04月20日 | 教え
質問者:ハイル禅師 御布施と玉串料と御賽銭の
意味の違いを教えて下さい

私:御布施とは仏教から来た外来の言葉であり 
寺院・寺社などの教団や出家者 或いは貧困者に
施しを行うという意味があります

昔は布で御布施をしていましたが 
今はのし袋に入れて金品で施しを行います

厳密には布施にも種類があり
財物で施す財施・僧侶が教えを説く法施
衆生の恐れを取り除く無畏施などであります

布施はインドの言葉では「ダーナ」と言いますが
ダーナが音訳されて檀那となり 檀那とは多くの
御布施が出来る高い地位を意味して居ります
 
これが一家の大黒柱である夫の意味で旦那が
使われるようになりました

また玉串料とは初穂料の事であり
個人で各種有料祈願を神社に依頼する際に
そのお金をのし袋に入れて出します

御賽銭とは神社と御寺の両方にありますが
本殿前・拝殿前・大師堂前・分社の賽銭箱に
主として小銭を入れます

御布施と玉串料はそれぞれ相場がありますが 
御賽銭には相場がありません

また献金と言うのは御布施と同じように
見返りを求めない財施の事であり
宗教団体や神社に行う場合に用いられます

最期に募金とは赤十字やユニセフなど
公的機関を通して寄附する場合に用いられます