武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

笑顔の効用

2011年07月30日 | Weblog


少々プライベートな話題になります。




私は笑顔がとても好きです。

作り笑いやお世辞の笑いではなく、腹の底から楽しめる裏表のない、若者やオヤジ達の明るい馬鹿笑い! そして屈託のないこどもの純粋無垢な笑顔がなによりも好きです。




一時期、都内でコンピューター関連企業に努めていた当時、実に、ほんとうに笑顔が自分の中から消えてしまっていたと思える時期がありました。

そういう時、久しぶりに仲のいい道場仲間などとの飲み会で、長い時間、笑顔でいると、何とだんだん顔が引きつってしまうのですね。。

笑い顔をしている事に、顔の筋肉が疲れてしまうのです!




機械の前で一日中、時には、徹夜で作業をしていると、まあ、そりゃー笑顔なんてしている暇はありません。

終わりが見えなければ、作業を終えることができない状況では、引きつった渋い顔で、、、それも超えると、無表情な顔で一日中を過ごすことになってしまいます。



そして夜中になると、道場に一人出向いて、大会に向けた自主トレに励む毎日です。

人を倒すこと、そして試合に勝つことだけを念頭に、厳しい無表情な顔付でもくもくと。時にはたった一人でシャドーなどのイメージトレーニングや、サンドバックを無心に叩き続ける日々です。

そりゃー笑顔も忘れてしまうというものですね。。。




そして現在はといえば、夜間はほぼ毎日、稽古指導がある生活ですが、真剣な稽古の中でも笑顔が自然にこぼれてきます。

子供のクラスだいぶ人数が増え、最近は目じりの笑い皺が少し気になり始めているくらいです。




そんなある日、我が家の赤ん坊が2ヵ月近くになった頃に、寝顔を覗き込んだ私の顔を見て、「ニャー」っと笑いかけるではありませんか。そこで初めて、子供を見る私の顔がとてもニヤけていたのに気が付きました。




恐るべし2ヵ月の赤ん坊!

この赤ん坊の笑顔が、周りの大人たちの心に、どれだけ響いていることか!!




子供は親の鏡と言いますが、あまりニヤけすぎないように、多少締りのある顔も心掛けようと思いますが、我が子の、この笑顔の、何と可愛いことか!!




当分、この親バカ・・・・

収まりそうにありません。。。

そして、目じりの変な笑い皺も。。。




困ったものです。



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