お客様から「勾玉の取り扱いはありませんか?」とずっとお尋ねを頂いていましたが、
自分でも不思議なほどにご縁がなく、これまで仕入れる機会に恵まれませんでした。
仕入れに行けば、たいていいくつかは勾玉があります。
でも、なんだか心が動かなかったのです。
そんなこんなで10年(笑)。
Natural Styleでは初めての勾玉をご紹介します。

勾玉は古代より日本で独自に作られた装身具のひとつ。
魔除けの護符や祭事の道具、富や徳の象徴として用いられてきました。
その歴史は古く、日本書紀や古事記の中に記述が見られ、
縄文時代の遺跡からも勾玉が出土しています。
たくさんの神話にも登場し、アマテラスオオミカミが沢山の勾玉を身につけて武装し(身を守り)
スサノオノミコトに対峙したという話はあまりにも有名です。
この独特の形は、月、胎児、魂、宇宙をあらわしていて、
勾玉を2つ合わせると、三日月は太陽になり、
胎児は生命になり、半身の魂が出会って円となる、と伝えられています。
常に流れ続けているエネルギーを象徴し、全てにバランスをもたらす形だといえるでしょう。
勾玉という形が意味するものについては諸説様々あり、いまだ謎も多く残されていますが、
古くから人々が、そこに何らかの特別なものを見て、神聖さを感じていたことは間違いないと思います。
今日までその神聖さは絶えることなく受け継がれ、
現代でも、お守りとして愛用され続けています。
勾玉という形は本当に不思議です。
手のひらにのせてじっと見つめていると、
かすかに鼓動しているような、まるで生きているような気がしてくるのです。
よく、勾玉は使うのではなく育てるものだ、と言いますが、
実際に手にしてみると、その意味が分かります。
一度、神職にある方の勾玉を見せていただいたことがあるのですが、
それはもう、ツヤといいオーラといい、特別としか言いようのない存在でした。
「私の手の脂がしみ込んどるんですよ(笑)」と冗談まじりにおっしゃっていましたが、
大切に大切に育まれた勾玉であることは、ひと目で分かります。
共に歳月を過ごし、愛情をかけてはじめて、たったひとつの宝になるのかもしれません。

よくある勾玉は、頭の方(穴があいている方)が大きく、尾に向かってシュッと細くなった形が
多いようですが、今回ご紹介する勾玉は少し形が違います。
頭と尾の大きさが近く、お腹のところのへこみが大きくくびれているのが特徴で、
アルファベットの「C」のような形をしています。
古墳や遺跡から出土した形に近いものなので、古代勾玉と呼ばれています。
もともとは日本独自のものであった勾玉が、後に中国などで作られるようになった際、
風水で陰陽を表す太極図のモチーフと重なって、
現在のような形(尾がスッと細くなっている)になったのではないかと言われています。
古代勾玉には太古のロマンや神秘性がありますし、
現代の勾玉には新たなモチーフの意味合いも加わっていて、
それぞれの素晴らしさがあります。
どちらの方が良いとか、どちらの方がパワーが強い、ということはありません。
持つ人の心に添う形を選ぶことが大切だと思います。

石はもちろんミャンマー産の本翡翠。
近年、翡翠は質の良い物が日本に入らなくなってきてしまい、
どんどん品薄・価格高騰してきています。
なので、良い本翡翠を仕入れるなら今かな?というのも、
今回、勾玉をお迎えした決め手になりました。
基本的には石だけ(勾玉だけ)の販売ですが、
上の画像のような革紐ペンダント仕様をオプションでお選び頂くことができます。
お守りとして小さな袋に入れて持ち歩いたり、
ご自身でストラップやブレスレットに加工されてもいいかと思います。
どうぞこの機会をお見逃しなく。

5月のNatural Styleギャラリー
2014/5/30(金)の夜
販売サイト:パワーストーンアクセサリーショップ Natural Style
自分でも不思議なほどにご縁がなく、これまで仕入れる機会に恵まれませんでした。
仕入れに行けば、たいていいくつかは勾玉があります。
でも、なんだか心が動かなかったのです。
そんなこんなで10年(笑)。
Natural Styleでは初めての勾玉をご紹介します。

勾玉は古代より日本で独自に作られた装身具のひとつ。
魔除けの護符や祭事の道具、富や徳の象徴として用いられてきました。
その歴史は古く、日本書紀や古事記の中に記述が見られ、
縄文時代の遺跡からも勾玉が出土しています。
たくさんの神話にも登場し、アマテラスオオミカミが沢山の勾玉を身につけて武装し(身を守り)
スサノオノミコトに対峙したという話はあまりにも有名です。
この独特の形は、月、胎児、魂、宇宙をあらわしていて、
勾玉を2つ合わせると、三日月は太陽になり、
胎児は生命になり、半身の魂が出会って円となる、と伝えられています。
常に流れ続けているエネルギーを象徴し、全てにバランスをもたらす形だといえるでしょう。
勾玉という形が意味するものについては諸説様々あり、いまだ謎も多く残されていますが、
古くから人々が、そこに何らかの特別なものを見て、神聖さを感じていたことは間違いないと思います。
今日までその神聖さは絶えることなく受け継がれ、
現代でも、お守りとして愛用され続けています。
勾玉という形は本当に不思議です。
手のひらにのせてじっと見つめていると、
かすかに鼓動しているような、まるで生きているような気がしてくるのです。
よく、勾玉は使うのではなく育てるものだ、と言いますが、
実際に手にしてみると、その意味が分かります。
一度、神職にある方の勾玉を見せていただいたことがあるのですが、
それはもう、ツヤといいオーラといい、特別としか言いようのない存在でした。
「私の手の脂がしみ込んどるんですよ(笑)」と冗談まじりにおっしゃっていましたが、
大切に大切に育まれた勾玉であることは、ひと目で分かります。
共に歳月を過ごし、愛情をかけてはじめて、たったひとつの宝になるのかもしれません。

よくある勾玉は、頭の方(穴があいている方)が大きく、尾に向かってシュッと細くなった形が
多いようですが、今回ご紹介する勾玉は少し形が違います。
頭と尾の大きさが近く、お腹のところのへこみが大きくくびれているのが特徴で、
アルファベットの「C」のような形をしています。
古墳や遺跡から出土した形に近いものなので、古代勾玉と呼ばれています。
もともとは日本独自のものであった勾玉が、後に中国などで作られるようになった際、
風水で陰陽を表す太極図のモチーフと重なって、
現在のような形(尾がスッと細くなっている)になったのではないかと言われています。
古代勾玉には太古のロマンや神秘性がありますし、
現代の勾玉には新たなモチーフの意味合いも加わっていて、
それぞれの素晴らしさがあります。
どちらの方が良いとか、どちらの方がパワーが強い、ということはありません。
持つ人の心に添う形を選ぶことが大切だと思います。

石はもちろんミャンマー産の本翡翠。
近年、翡翠は質の良い物が日本に入らなくなってきてしまい、
どんどん品薄・価格高騰してきています。
なので、良い本翡翠を仕入れるなら今かな?というのも、
今回、勾玉をお迎えした決め手になりました。
基本的には石だけ(勾玉だけ)の販売ですが、
上の画像のような革紐ペンダント仕様をオプションでお選び頂くことができます。
お守りとして小さな袋に入れて持ち歩いたり、
ご自身でストラップやブレスレットに加工されてもいいかと思います。
どうぞこの機会をお見逃しなく。

5月のNatural Styleギャラリー
2014/5/30(金)の夜
販売サイト:パワーストーンアクセサリーショップ Natural Style