昨日、ルチルクォーツの仕入れに悩みながらブログの記事を書いていたら
ふと、以前に見た、ルチルクォーツの模造品の話を思い出しました。
いえ!もちろん当店で仕入れてるのは本物ですが、
以前、天然石の卸業者様に
「これ仕入れの時に見つけたんですよー。話の種に買ってきちゃいました」
と、ルチルクォーツの模造品を見せてもらったんです。
ずいぶん前から、ルチルクォーツの偽物が○国で作られてるという
話は聞いていたので、興味津々で、写真も取らせてもらっちゃいました。

かなりの大玉。レッドルチルクォーツ風?
そして透明すぎるぐらい透明でした。
触っても、水晶独特のヒヤッとする感じはあまりなく、何となく柔らかい感触。
柔らかいといっても、硬度の低い石を触ったときのような
感覚的な「柔らかい」感じですが。

このぐらいアップで見ると、画像でも何となく感じられると思いますが
中の内包物が、鉱物的ではなく、ナイロンっぽいというか…
うまく表現できないんですけど、光り方がピカピカ?テラテラ?してました。
あと、内包物の感じが、ブツブツっと切った何かを入れたようで、
長さが揃っているところもあり、色が均一すぎる気がしました。
一度ルチルクォーツの偽物を見ておけば
専門知識がなくても、誰でもすぐに見分けがつく感じです。
ちょっと安心しました。
あまりにも精巧な作りだったらどうしようかと
私自身はアクセサリーを作る側ですから、やはり美しさを重視します。
天然石の多くは、美しさを強調したり、石の強度を補うため
「エンハンスメント」を施されていることが多いのですが、
エンハンスメントと偽造・模造は違います。
エンハンスメントは、その石が元々持っている美しさを
さらに引き出したり補強したりするもの。
偽造・模造は、例えばグリーンに染めた水晶をペリドットと偽って
販売するようなものです。
水晶よりも大粒ペリドットの方が数十倍高価ですし、
染色しただけで高値で売れればラッキーということなのかもしれません。
卸業者様から、いつも新しい加工や模造などの情報を頂きます。
そして○国は年々技術を進歩させ、偽物作りに邁進しているようです。
大きなマーケットや加工工場、流通業者も多い国なので、
ぜひ早く「多少難があっても、自然そのままの状態が最も美しい」
という考えが流行しないかなーと、密かに願っています。
ふと、以前に見た、ルチルクォーツの模造品の話を思い出しました。
いえ!もちろん当店で仕入れてるのは本物ですが、
以前、天然石の卸業者様に
「これ仕入れの時に見つけたんですよー。話の種に買ってきちゃいました」
と、ルチルクォーツの模造品を見せてもらったんです。
ずいぶん前から、ルチルクォーツの偽物が○国で作られてるという
話は聞いていたので、興味津々で、写真も取らせてもらっちゃいました。

かなりの大玉。レッドルチルクォーツ風?
そして透明すぎるぐらい透明でした。
触っても、水晶独特のヒヤッとする感じはあまりなく、何となく柔らかい感触。
柔らかいといっても、硬度の低い石を触ったときのような
感覚的な「柔らかい」感じですが。

このぐらいアップで見ると、画像でも何となく感じられると思いますが
中の内包物が、鉱物的ではなく、ナイロンっぽいというか…
うまく表現できないんですけど、光り方がピカピカ?テラテラ?してました。
あと、内包物の感じが、ブツブツっと切った何かを入れたようで、
長さが揃っているところもあり、色が均一すぎる気がしました。
一度ルチルクォーツの偽物を見ておけば
専門知識がなくても、誰でもすぐに見分けがつく感じです。
ちょっと安心しました。
あまりにも精巧な作りだったらどうしようかと

私自身はアクセサリーを作る側ですから、やはり美しさを重視します。
天然石の多くは、美しさを強調したり、石の強度を補うため
「エンハンスメント」を施されていることが多いのですが、
エンハンスメントと偽造・模造は違います。
エンハンスメントは、その石が元々持っている美しさを
さらに引き出したり補強したりするもの。
偽造・模造は、例えばグリーンに染めた水晶をペリドットと偽って
販売するようなものです。
水晶よりも大粒ペリドットの方が数十倍高価ですし、
染色しただけで高値で売れればラッキーということなのかもしれません。
卸業者様から、いつも新しい加工や模造などの情報を頂きます。
そして○国は年々技術を進歩させ、偽物作りに邁進しているようです。
大きなマーケットや加工工場、流通業者も多い国なので、
ぜひ早く「多少難があっても、自然そのままの状態が最も美しい」
という考えが流行しないかなーと、密かに願っています。
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