美しい地球と伴に生きる

この美しい地球を「地球という名の牢獄」にしないため、世界のリスク情報の発信や人間としての生き方を考えてみたいと思います。

「洗脳」の罠;世界支配するための誘導手段としてのマスコミ

2012年01月18日 22時25分44秒 | 日記
2001年9月11日以来、日本国内のマスコミの偏向報道は日増しに極端になってきました。
本来、新聞社やテレビ局は国民に事実を知らせるため、権力を監視するための有力な機関として、その社会的な存在意義があったわけです。
そのために取材の権利や報道の自由が尊重されてきました。
その基本的な姿勢があるからこそ読者や視聴者に信頼されてきたわけです。

発足時には、まともなジャーナリズム精神を持った記者が大半であったわけですが、歴史を経るに従い政府、官僚、司法、検察、警察、諸団体などの圧力により、権力を批判する精神を忘れ権力に従順な姿勢になり、読者、視聴者を間違った方向や不利な方向に誘導する機関に成り下がってしまいました。

中には、当初から国民の誘導手段として「洗脳」手段として創設された新聞社やテレビ局もあります。
CIAエージェントのコードネームを持ったCIA工作員の正力松太郎が作った読売新聞や読売テレビがそうです。
その読売新聞に対抗してきた朝日新聞はどうかとなると、最近の朝日新聞は読売新聞以上の偏向報道機関に成り下がっているようです。
さらに、視聴者から視聴料を徴収しているNHKまでが、率先して偏向報道をしています。
国民を裏切る報道をしています。
とんでもない許されざる報道姿勢です。
しかし、元NHKキャスターの磯村尚徳氏が言われるようにNHKのBSはまだ真摯な報道姿勢が残っているようです。

ところで、世界支配権力は世界支配をするために金と情報を制することに力を入れてきました。
今や、世界の有力な通信社を押さえ多くの主要マスコミをその傘下に属させています。
そして、世界市民を「誘導」する、「洗脳」する報道を強制しています。
「911テロ」でのマスコミの誘導活動は彼らにおおいに貢献し、世界市民を騙すことに成功しました。
しかし、世界市民は「インターネット」のツールを既に手にしており、「911テロ」がアメリカの自作自演であることが次第に明らかになって多くの世界市民が知ることになりました。
今や、ネットでは「911テロ」はアメリカの自作自演であったことが常識となっています。
しかし、世界の諜報機関は「911テロ」直後からアメリカの自作自演であったことが認識されていました。
このように、世界の諜報機関と世界市民がネットで得る情報の正確さには、まだ幾分タイムラグがありますが、この差は段々となくなってくるものと思われます。
これが、現在の世界市民が取得できる情報環境であるわけですが・・・

世界支配層はこのような情報環境を無視するように旧来の戦略をそのまま実施しようとしています。

その戦略

世界支配するためには世界政府が必要です。
そのために既成の各国政府を無能力化する。
各国政府の信用をなくす。
国民の敵であるような政策を採らせる。
国民と政府の信頼関係を断ち切る。
反政府運動を誘導する・・・。

それが、現在の先進国・各国政府首脳の姿です。
世界同時金融経済恐慌や反政府運動などもその一環です。

そして、その優等生が、あろうことか、日本の野田総理と勝栄二郎財務次官です。

国民が望む真逆の政策を強引に実施しようとしています。
しかも、どうやら二代続けて「洗脳」されているようで、信じ切って実施しようとしているようです。
愚かにも、これらのことが世界支配層の「罠」だとは気づかないようです。

皆さん、くれぐれもマスコミの「洗脳」、世界支配層の「洗脳」には注意しましょう。
気づきましょう!



以下、「ROCKWAY EXPRESS」さん1月17日の記事

http://rockway.blog.shinobi.jp/


イギリス人ジャーナリスト:シリアの情況はメディア報道と真逆

シリアを取材したイギリス人ジャーナリスト

◆1月17日

 去年の3月頃から始まったシリア内での武装勢力によるテロ活動で犠牲者が出ると、それを欧米やアル・ジャジーラなど欧米に近いメディアはシリアのアサド政権が政治改革を訴える平和的デモを急襲したためだ、とシリア政府があたかも血の弾圧を強行しているかのような報道をし続けてきた。

 しかし、このブログでは、どのブログより先にそれは事実と反するということを指摘してきた。その間、エジプトのムバラク政権が倒れ、リビアのカダフィ政権が倒れ、カダフィは無残にも虐殺されてしまった。

 下記は、あるイギリス人ジャーナリストのシリアでの感想が語られている記事であるが、これはダマスカスだけの話ではない。わずかにいくつかの町でテロリストの活動が活発な地域の町を除けば、シリア全土で似たような情況である。

 今、シリアにはトルコとの国境線から、あるいはヨルダンとの国境線から武装勢力が浸透し武器も搬入されてきているので、シリアにおける武装テロ活動は収まるどころかますます活発化する可能性が高い。

 それでもシリアの情況があのリビアのように、いやそれ以前にチュニジアやエジプトのように全面的な、一般国民が総出で政権を批判するようなデモの動きにならないのは、単に秘密警察が強いとかいうレベルの問題ではない。

 本当に政権に対する強固な嫌悪感・拒否感が国民に充満していれば、あのチュニジアの一人の青年の死をきっかけに全土的な反政府デモに膨らんだようになったり、あるいはエジプトの例のようなことになるはずである。

 それが去年の3月から既に一年近くになろうとしても、このイギリス人女性ジャーナリストが体験しているような実態がシリアのダマスカスにある、ということは、シリアの情況はチュニジアとかエジプトの情況とは相当違う、ということを示していることになるのである。

 問題は、欧米メディアのもたらす嘘の報道であり、それを鵜呑みにする人々であり、欧米メディアの論調を真理として受け継ぐ日本のメディアの姿勢である。バイアスの掛かった見方しか出来ない情けない日本のメディアの上層部の者たちが問題である。以前も指摘したが、NHKもシリアの「政府支持デモ」を「反政府デモ」と偽って報道したことがあった。反省せよ。

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●イギリス人ジャーナリスト:シリアの情況はメディア報道と真逆
http://www.sana.sy/eng/21/2012/01/15/394292.htm
【1月15日 SANA】

 イギリス人ジャーナリストのリジー・フェラン女史は、シリアで起きている出来事の情況はいくつかのメディアが報じようとしてきた内容と完璧に異なるものだ、と語った。

 シリア訪問中のフェラン女史は、現地の情況を見るためシリアのダマスカスに6日前ジャーナリストとして到着してみて驚いたと語った。シリアは安全な場所ではなく混乱が支配している、また軍が道路上に配置され、反政府デモが毎日のようにあらゆる場所で行われている、というメディアによって知らされていたイメージを持っていたのだ。

 彼女はシリアのテレビ番組で、この訪問で見聞したことを語り、生活が普段どおりに行われ、人々は多少の問題はあれども、いつもどおり仕事や学校に出かけている、ことを強調した。

 ダマスカス市は自分が一人で夜遅く移動する際も非常に安全で、何らの問題にも遭うことはないし、大きな反政府デモも見ることは無かったと語った。 

 フェラン女史は、ウマヤド広場で大規模な政府支持デモを見てシリアの情況の現実に触れて驚いた、と指摘した。これは彼女にとっては、欧米その他の国々で知らされている情況と完全に異なるものだったと語った。

 イギリス人ジャーナリストは、バシャール・アル・アサド大統領がウマヤド広場に来て人々に直接語るということは、「非常に興味深いこと」だという。それはBBCやアル・ジャジーラなどのテレビ局は、シリア人はアサド大統領を支持していない、としていたから、何万もの人々が広場に来て大統領を見て喜び彼に対する親愛の情と支持を表明しているのを目撃したからだ。


●シリア国民:外国の干渉を拒否しアサド政権を支持
http://www.sana.sy/eng/337/2012/01/16/394678.htm
【1月16日 SWEIDA/DEIR EZZOR, (SANA)】


政府の改革政策を支持するシャフバ市の人々の集会

 スウェダ地区で南部のシャフバ市で武装勢力によりなされたテロ活動を非難し、シリアは人々が覚醒し指導部と一体となることでより強い国として興隆するだろうと叫ぶ政府支持デモが行われた。

 デモの参加者はシリア国旗と横断幕を掲げ、軍を称える歌を歌い、シリアの安全保障を脅かし、シリア人の血を流した者たちを打倒するよう要請する歌を歌った。

 参加者らは、誠実なシリア人は皆、一つになってシリアに対する陰謀と対決しており、彼らが集まったのはあらゆる陰謀に反対するためであり、シリアの強固な一体性を揺るがそうとする勢力に対する明確なメッセージを送るためだとしている。

 彼らはまた、政府の改革プログラムを支持しており、国家の統一に対するコミットメントを表明し、シリア軍と犠牲となった一般市民に対する表敬、そしてシリアはいかなる犠牲もいとわない価値ある国家であることを表明した。

 参加者らはアラブ連盟監視団が、事実を客観的に専門的に把握し、シリアの表通りの本当の雰囲気を伝えるよう要請した。

 デイール・エゾールでは、シリアのブレードというグループが女性労働組合支部と共同で地区内の女性と母親たちの署名を集めるキャンペーンを実施している。


女性たちも積極的に署名活動

 このキャンペーンは「シリアの母の願い」と名づけられ、独立した国家の決定を支持し、アサド大統領が指導する改革プログラムを支持し、外国の干渉を拒否するための署名を集めることを目的としている。

 このキャンペーンのオーガナイザーは、この「意思」がシリア人に友好、保障、安全を維持しようとさせると語った。またこの活動は母親たちの間に、子供達が祖国を愛し対話の文化を彼らの中に植えつける必要性があるという覚醒を広めるためだ、としている。
転載終了