林道の崩落による通行止めで、今年の奥飛騨は残りの漁期が2ヶ月を切ったところでようやく開通となった。
早速釣友若様からお誘いがあり、私の月曜休みにあわせてくれ、日月一泊で出かけることに。
朝5時我が家を出発。ちょっと贅沢だが、高速に乗って一気に飛騨を目指す。
途中の人気SA「ひるがの高原」で一休み。
高速を降りると、いつもののどかな風景が目に入ってくる。
道路脇を流れる川にもイワナはいる。
釣り人にはたまらないエリアだ。
そして件の林道に一気に入る。崩落箇所はまだ完全に修復はされていない。
大きな雨が来たら、再び崩れそうだ。
目的の渓は大丈夫だろうか、などと話しているうちにポイント到着。
1日目は釣り人も入っているだろうと、本命の下流をパスして上流を狙うことに。
(しかし結果的にはこの選択が吉と出る)
私がまだ支度をしている間に、若様が立て続けにイワナをヒットさせている。
「今日は釣れるよ!」とご機嫌な声。
私もすぐに後を追うが、反応が少ない。
なぜかこの日は魚がいるポイントといないポイントがはっきりしているようだ。
そのうち良いポイントになると立て続けにヒットする。
8寸クラスだがよく太っている。でも7寸が中心とサイズ的にはいまひとつ。
何とか数は出だしたと思ったら、途中からバッタリ無反応に。
上流をみると、釣り人の姿が。
狙っていた堰堤に先回りされてしまった。
ということで、本流をあきらめ、支流へと移動。
昨年Gooさんとライズにはまったポイントを覗いてみると、イワナはいました今年も。
二人並んでライズにキャストを繰り返す。若様好調。
そのうち上流を目指した若様に初の尺上が。
34cmの美形でした。
その後はポツポツとヒットするが、サイズがなかなか上がらない。
イブニングまで粘って、定宿「ほら」に向かう。
数も十分出たし、若様の尺上もあったので、この日は生ビールで乾杯。
もう一つ良かったことが。
じつはこの日、初おろしのロッドに入魂を試みていた。
マルチピースのグラスロッド「Glass Trail」
これだけジョイント部が多いのだが、8寸クラスが掛かるとバット近くまで曲がり、
グラスフィールが楽しいったら無い(^^)
そのくせ、一日振りまくっていたのにフェルールに一度のゆるみもない。
非常に楽しく良いロッドでした。
この日は27尾のイワナに入魂していただきました(^^)
そして翌日、本命ポイントを目指し再び林道を駆け上がる。
情報があったので、車はいつもより大分手前に駐車する。
そしてひたすら歩く。
背丈より伸びた夏草がクマの出没を予想させるので、
カウベルと笛を鳴らしながら歩くこと40分。
途中右のように倒木で行く手をふさがれること数回。
車での進入は当分無理だろう。その分下流のイワナは守られると思うが。
目指すポイントに到着。伸びた草に手こずりながらもなんとか川に降り立つ。
期待しながら早速フライをキャスト。
しかし反応が無い。
このあとも二人とも反応が少なく、ようやく出ても乗らないパターンが続く。
それでもポツポツとはヒットするが、バレたり、スカをくったりと今ひとつ。
掛かれば、こんなオレンジのきれいな腹をした美形ではあるのだが。
この日は海抜1000m以上の山岳とは思えないほど暑く、みるみるドリンクが減ってゆく。
頭から水をかぶったり、帽子を濡らしたりと熱中症対策をしながらの釣りとなった。
ランチタイムのあと、反応は今ひとつということと、
二人とも暑さの影響か体力が落ちてきたので、思い切って川をあがることにした。
時間調整しやすい上流でもう少しやることにした。
車に戻り、クーラーボックスの冷えたドリンクを一気にのどに流し込むと、ようやく生き返る。
戻る林道も車のミラーで張り出した草木を掻き分けながら進む。
そして少し走ったところで、雷の音とともに、猛烈な雨が降り出した。
周囲の山々も真っ白だ。
止みそうもないのと、帰りの林道の崩落箇所も気になったので、
ここで納竿とした。
案の定このあとはずっと激しい雨が続いた。
そして林道の入り口には通行止めの看板がセットされていた(^^;
あそこで渓をあがったのは素晴らしい判断だったと言う結果となった。
無理はしない、これが長く釣りを楽しむポイントかもしれない。
というわけで、楽しい奥飛騨の釣りの旅は終了。
若様、オロロが増えてきましたが、盆休みの再挑戦頑張ってください。
私もできたらあと一回くらいは行きたいと思います。
イイ岩魚達に遊んで貰って、早速竿に魂が入りましたね。
宿の食事も贅沢の極みだろうし、羨ましい釣り旅です。
あの沢は毎年何処かが崩れて規制が入るけど、今年は殊更ですね。
下流部の荒れ方も相当酷いようす。下手すりゃこのまま?
それでも釣り人は入りますからね。業の様なモンですか。
GT703ですか、空振りだけど凄くキレイに曲がり力が抜ける
印象でした。6pですよね?UFM流ロッド作り、素晴らしい!
手に入らなかったから余計に気になって仕方ないですよ。
1日目は、予定通り上流&支流、正解でした!!
2日目、期待の下流、少しがっかり???
大物の気配余り感じませんでしたが、下流域には大物絶対居ますよ???
あの雷雨、自然からの警告でしたね!!!
即、退散が大正解でしたよ!!!
あのままでしたら、熱中症、山道の崩壊なんぞに巻き込まれかねませんからね?
尺上ポイント、勝手に先に行ってしまい、すみませんでした!しかし、あのポイント1昨年と同じ、それもカズさんともご一緒、何かの因縁か???
旧盆休みは、オロロ・他の釣り人との戦いか???
禁漁が早い渓です、禁漁前に又行きましょう?
お世話になりました!!!
若
ロングキャストもできるし、
ピンスポット狙いも問題無し。
魚とのやりとりが特に良かったですね。
下流への林道は倒木や崩落で二輪車でも無理なところがある程でした。
川の中も途中の沢から土石が大木を伴って流れ込んで、その下流は埋まり気味でした。
反応は上流の方が良かったです。
収穫はロッドですね。予想通り楽しかったですよ。6Pであることを忘れました。フェルールワックスを塗りませんでしたが、一度の緩みもありませんでした。
もしもう一度行くとしたら、9月始めかな。
正解でしたね。
釣果もあれで文句を言ったらバチが当たります(^^)
次回はオロロに負けずにまた爆釣してきてください。
やはり魚影は濃いですね。
マルチピースは楽しそうだな。
8月末頃に庄川方面へ行くつもりです。
おろろが収まった頃を見計らってね。
釣り人の往来が途絶えていた分、魚影も濃かったのでしょうか。
渓相は随分と優しい感じがして、山岳渓流という趣とはちょっと違いますね。明るいし、フライも振りやすそうです。
雷雨の撤退は、正解だったのでしょう。おいらも土曜日は南アルプスでの雷雨で、撤退を余儀なくされました。何はさておき、安全が第一ですもんね!
でも、先日の南アの方がサイズはいいかな。ここは山岳渓流らしくない穏やかな渓相がいいです。
難点はとにかくクマが多いことかな(^^)
それとオロロです。庄川もオロロ出るんですね。
でも一度行ってみたいな。
小さなイワナも沢山いますから、育つ環境はいいのでしょう。
よねさん好みだと思いますよ。
是非一度、といってもなかなか遠いので弾丸はキツイです(^^)
あと、山岳での急な天候の変化は要注意ですね。
お互い無理しないようにしましょう。