ＧＷ飛び石釣行

10連休とはいえ、途中で二日ほど仕事が入ったことと、頭の3日間は会津に釣り無しで行ったこともあって、

それほどの連休感はなかったというのが感想だ。

釣りの方は後半に飛び石でなんとかできたので良かったのだが。

最初の釣行は大雨の翌日、渓の状態が気になったが、

とりあえず、前回良かった地元南アの支流で友人のＫＡＮＺＯさんに初イワナを釣ってもらおうと

現地に7時半に到着するも、増水、カフェオレで釣りができる状態ではなかった。

しかもなんとそんな状態なのに、しっかり先行者まで。

ということで、この渓は諦めて、たぶん濁りは大丈夫だろうと、別の支流へ移動する。

眩しいくらいの新緑に、心も目も癒される。

数年前、土石流ですっかり変わってしまった渓

昨年の台風が追い打ちを掛け、こんな状態に。

それでもイワナ達の生命力に賭けて、細い流れを探るようにフライを落としてみる。

しかし、やはり反応は少なく、二人とも苦戦。

しかししばらく釣り上がると、ようやくイワナが姿を見せてくれた。

サイズもまずまずの美形イワナだった。

そしてこの前にＫＡＮＺＯさんにも待望の今期初イワナが出てくれた。

しかし、その後はハードな釣り上がりの努力も報われず、やはり反応は少なく

自分は3尾、ＫＡＮＺＯさんは初物のみとちょっと寂しい結果に。

仕方ないので、最下流部でアマゴを狙うことに。

しかしここがまたひどい土砂でほとんどポイントがなくなっていた。

それでも数少ないポイントから、アマゴは顔を見せてくれた。

小さいながらもうれしい1尾だ。

脱渓の際見つけたしいたけ

苔むし、捨てられた原木から３，４つのしいたけが傘を広げていた。

生命力を感じると、なんだか採ろうという気持ちにはなれなかった。

昼を挟んで、別の小さな支流に飛び込んでみる。

二人で釣り上がるには厳しいほどの流れだったので、

上下に分かれて入ることにした。

キャストするのにやや難のある上流部に自分が入る。

最初の小さなプールで、サイドキャストすると、

いきなりヒットしたのはアマゴだった。

まだ少しサビが残っていたが、ここでは上等の魚体だった。

次のポイントでもチビアマゴが。

少し水深のあるポイントからは、しつこく流した後、

こんなイワナが。

そしてサビサビのこんなイワナも。

というわけで、ハンデは多かったものの、二つの渓で７尾と

今日の条件を考えたら上等の結果だった。

そして翌日、今度は友人のＧｏｏさんから、

八兵衛さんと出かける予定だが、あの渓の様子はどうかとのＴＥＬが。

前回、先行者ありでちょっと不本意な釣りになっていたこともあり、

ご一緒させていただくことになった。

この渓も、昨年の台風の影響はあるのだが、

ほかの渓に比べれば、比較的影響が少なかったようで、

渓相の良さはこのあたりでは一番だと思っている。

あとは魚たちのご機嫌次第なのだが。

車止めに着くと先行者の車が1台。

しかしとりあえず上流へしばらく歩いてみることに。

見上げると新緑と青空が感動をくれた。

先行者の姿は見えないので、いつもの場所から渓に降り立つ。

濁りは無く、水量も適当。水温も良し、ハッチは多数。

釣れてもおかしくない条件なのだが、3人ともしばらく苦戦。

ようやく自分に小さいながら、アマゴがヒットしてくれた。

Ｇｏｏさんも頑張るが、反応は渋い。

八兵衛さんもタイトに攻めるが苦戦。

そして私にようやくイワナが。

3人ともなんとか魚体には出会えたものの。かなり厳しい1日になってしまった。

ＧＷ中にかなり攻められていたのかもしれない。

それでも新緑の中、長時間の遊びは楽しかった。

帰りに摘んだ蕨を後日いただいたが、本当に旨かった。

Ｇｏｏさん、八兵衛さん、お疲れ様でした。

ちょっと厳しい釣りになりましたが、懲りずにまたお誘いください。