Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

夏アマゴと夏イワナ

2023-07-23 11:47:14 | FlyFishing

ブログの更新がひどく滞ってしまった。
原因の一つは、最近スマホ(iphone)で写真を撮ることが多くなったため、
Jpegに変換しなければならないので、ちょっと面倒。
サイズ変更もしなければならず、その点FBなどは非常に楽なので、
ついそちらで済ませてしまうということもある。
まあそれでも魚はとにかく、大きなサイズで観たい景色なんかもあるので、もう少し頑張ります。

 

さて、初夏なんて言っていたら、突然真夏に突入してしまいましたね。
連日の猛暑日には参ります。
5月の後半から真夏日が続いたり、地域によっては大雨になったり大変です。
地元の支流は昨年の台風でほぼ全滅状態なので、
暑さを避けつつ、山岳に出掛けることが多くなります。

地元の支流に行けなくなると、アマゴに出会う機会が少なくなります。
山岳渓流にもアマゴはいますが、どうしてもイワナが中心になります。
それでも思わぬ良型アマゴに出会うこともあります。

山岳の小渓で、運よく出会えた美形アマゴ。
このポイントでは3度目でしたが、今回のも超美形でした。

暑さから逃れるには、甲斐の国方面が一番。
お気に入りの渓に出掛けますが、人気もあってなかなか爆釣とはいきません。
 

でもここは渓相も良く、年寄りには優しい。

でもこんなサイズが中心。

 

これはいつも行く南アの支流の前、ダム差しのアマゴが釣れました。

そして目的の支流はやはりイワナ中心



でも結構いいサイズが釣れます。

 

もう一つのお気に入りの支流。

でもここは水量に安定感がないので、魚の反応も極端にムラがあります。
それでもイワナはしっかりいるので、通います。

こんなのがアベレージですが、時にはこんなのも。

ヤマトの血を感じる尺イワナでした。
シブイ反応の中、発見したラッキーな1尾。フライを見切られたので、
#15のCDCアントに替えたら喰ってくれました。

 

帰り道にある、見事な山椒の木。
たくさんの実が付いていました。ちょっと遅いかなと思ったけど、
少しだけ頂いてかえりました。
下処理をして冷凍室へ。ジャコ山椒にします。


これはあっちの南ア本流での1枚
水の色、青空、いい感じなのでついパチリ。
中央の岩にぶら下がっているのは、スズメバチの巣
良いポイントでしたが、遠巻きしました。

良い流れが続きます。ここはほとんどアマゴでした。またやってみようと思います。

夏はまだまだこれからです。熱いのには参りますが、注意しながらぼちぼち出かけようと思っています。

いかにも夏の渓なのですが、暑いし、釣れない

 

そろそろおしまいのウドをいくつか見つけたので、
天ぷらダネに少しいただいてきました。

 

こちらは咲き出したヤマユリ

というわけで、写真ばかりになりましたが、
最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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GWも釣り三昧

2023-05-07 15:41:48 | FlyFishing

コロナの規制が緩んだこともあり、今年のGWは観光地だけでなく
あらゆるところに人が出ているようで、
釣りに出掛ける場合には、そのことは覚悟しなければならない。

というわけで、GW直前に一足先にあっちの南アへ
久しぶりに友人のヤマさんと出かけてきた。

前半は渋めではあったが、後半良くなり、何とか楽しむことができた。
友人もまずまず楽しむことができたようだ。
昨年同じコンビで来た時には、頭上に遭難者捜索のヘリがきて、
釣りにならなかった思い出があったが、この数日あとに
またほとんど同じ場所で釣り人の滑落があり、どうやら亡くなったということで、
自分たちも無理せず、十分注意するように気持ちを引き締めることとした。

 

数日後、今度はいつもの3人に湘南の友人を加えて再度同じ川へ。
2人は支流へ、Gooさんと自分は本流を釣ることにした。
この日も前半は渋かったが、途中から急にアマゴの反応が良くなり、
思いがけず楽しい釣りになった。

アマゴ中心ではあったが、イワナも良型のアタックがありと、
ちょっと驚くような活性の高さだった。
支流に入った2人もなかなか良い釣りができたようで、
GW前の釣りは、目論見通りとなった。

 

そしていよいよGWに突入。
釣り人の多さは覚悟の上だが、魚がスレる前にということで、初日に出撃!
今日は友人のKANZOさんと、甲斐の国白イワナの渓へ。
いつもよりちょっと早めに出発したが、さすがに入渓点には複数の車が。
移動するもポイントにはまたまた先行者の車。
何とか入れそうな場所を見つけ支度をしていると、
次々と釣り人の車がやってくる。通り過ぎては戻ってくる。
あと5分遅かったら、同じように入る場所を探し回ることになっていたかもしれない。

さて渓の様子はというと、地元と違い、こちらはほとんど雨が降っていないようで水量は少な目。

 

それでも、天気も良く、暑くもなく、水は澄んでいるし、あとは釣れることを期待するのみ。
上流に人が入らないことを祈りつつ、KANZOさんと釣り上がる。
すると、KANZOさんがいきなりのヒット!
実はこのあともKANZOさんは順調にヒットさせる。
自分はKANZOさんの後追いでもあったが、昼前までは反応も少なく苦戦。

それでもポツポツと出てくれ、昼過ぎまでに二人とも5尾づつと
自分的にはちょっと残念な結果ではあったが、KANZOさんはよろこんでくれたので良しとした。

午後はアマゴ狙いで、下流に移動したものの、やはり先行者があったのか、
反応少なく、出てもバレることが多く、早めに納竿とした。

週を開けて二日ほど仕事があったが、水曜日からは5連休スタート。
カミさんはGWも関係ない仕事なので、平日休みの木曜日、サービスも必要ということで、
4日は由比まで、桜エビを食べに行ったはいいのだが、
凄い人で、何処の食堂も超満員。
漁港の店は4時間待ち、自分達は桜エビ茶屋を選んだものの3時間待ち。
昼食が夕食になりそうだったが、意地で待って食べてきた。
でも、かき揚げはやはり旨かった



そして翌日、再び前回アマゴの反応が良かった流れに、今度は一人で出かけてきた。
現地8時といつもよりは大分早く着き、さらに目指した流れには釣り人がいない。
これはラッキーと早速始めたのだが、前回とは打って変わり、魚からの反応が全くない。
走る姿さえ見えない。イワナポイントからも出てこない。
釣り人のプレッシャーなのか、抜かれてしまったのか、とにかく2時間ほどやって
2回ほど反応があったのみだったので、思い切って本流下流の未経験区間に大移動。
最初に入ったところは、渓相はまずまずで、いつもは濁りでなかなか釣る気に
ならないところだったが、とりあえずチャレンジしてみた。
しかしここも新しい足跡だらけ。
それでも1度だけではあったが、幅広の良型アマゴがフライに出てくれた。
残念ながらヒットはせず。その後は反応もないので再度移動する。

次はさらに下流の気になっていた区間に挑戦。退渓点まではかなりあるが、
今日は釣れても釣れなくてもここで終了するつもりで釣り上がることにした。

思ったより渓相は良く、魚の反応もぼちぼちあったので、期待しながら釣り上がる。
新緑と青空、澄み切った水が気持ち良い。
しかし、開けていることもあるが、とにかく風が強く
キャストには苦労した。
その影響か、フライには出るものの、ことごとくバレるというひどい状況。

渓相的には良型が出そうな流れなのだが、もちろんここにも先行者の足跡は多くある。
ようやくヒットしたアマゴはこんな感じ。

条件の良いときに再挑戦してみたい流れではあった。

 

長々と最後まで見ていただき、ありがとうございました。
風景写真だけは良いのが撮れました

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解禁月の最後を尺イワナで飾れた(^^)

2023-04-08 14:28:07 | FlyFishing

前回のブログで書いた通り、解禁月はなんと10回の釣行となりました。

あっちの南アの渓が、雪代もなく思いのほか良い状態だったので、
続けて出かけてしまい、10回目となっってしまったというわけです。
それにしても、よく出かけたものです。
前回も書きましたが、休みの日はほとんど釣りに出かけていたようなものです

9回目はいつもの3人でお気に入りのあっちの南アへ。
さすがにまだドライへの反応は薄く、最初はニンフで釣り上がります。
同行のGooさんはドライだったので、反応が良ければドライに変えるつもりでしたが、
最初に釣れたのはニンフ。

まずまずのサイズでした。
その後は反応があるもののなかなか乗らず。
掛かったと思ったらバレるという良くないパターン。
それでもたまにヒットはする。

朱点が鮮やかなほぼヤマトといえる魚体だ。
その後はGooさんがドライに反応があるというのでこちらもドライに変更するも、
釣果はあまり伸びず、ちょっと消化不良の1日となった。
でもニンフで釣り上がるよねさんは、かるくツ抜けたようなので、腕の差かな

とそんな感じではあったが、とりあえず久しぶりの山岳を楽しむことはできた。
途中でカモシカにも遭遇。


今年は暖かいせいか、動物たちの動き出しが早いようで、
この後の釣行でも2匹のカモシカ、アナグマにも遭遇。
こっちの南アではクマとニアミスと要注意だ。

 

さてそんなちょっと消化不良気味の釣行になってしまったので、
二日おいて単独で同じ渓に出掛ける。これが10回目

駐車スペースには車が2台。
1台は山人のようだが、もう1台は釣り人のようだ。
まあわからないので、とりあえず釣り上がる。

すぐに釣れたのは小振りのアマゴだった。
この渓のアマゴはほとんど朱点が無いのだが、
このアマゴは結構朱点が多くあった。よくわからないなあ。
10分ほど釣り上がったところで、上から降りてくる釣り人が。
堰堤まで釣って来たとのこと。途中の退渓ポイントにカモシカがいて、
動かないので入渓点まで戻って来たとのこと。
話をすると、原野谷川で会ったことがあるようで、話をしながら上流へ向かう。
上の区間で分かれて、自分はさらに上流へ。
前回やらなかった区間で竿を出す。
ドライでもニンフでも、ぽつぽつと反応があり、サイズもまずまず。
この後はドライで通す。

えぐれの奥などから出るイワナは、サビが残っているものも多い。

時間はまだ多少あったが、9尾まできていたので、切りよくあと1尾釣れたら、
引き上げようと思っていたところ、
最後のポイントで、えぐれの奥の奥に黒パラを送り込むと
吸い込むような反応。
合わせると明らかに大物といったトルクのある動きで、岩の下にもぐりこもうとするのを
何とか耐えて引き出すと、大きな頭と太い魚体が見えてきた。
今シーズン初の尺物だ。バレないように祈りながら慎重に寄せる。
そしてネットを差し出すが、ちょっと苦労する。
何とか掬ったが、飛び出そうになるのを手で押さえ、ついにキャッチ!

グリップの端までなら33cm、曲がった状態でそこまであったので、
真っすぐにして計ると、なんと35cm。
自分としては久しぶりのサイズだった。

最後の1尾としては申し分ない。

ということで、この1尾でこの日の釣りは終了。
帰りには、前回まだ十分には出ていなかったコゴミが大分良い状態になっていたので、
おみやげに少しいただいて帰ることに。


しかし良いコゴミです。この3,4倍は採らせていただきました
天ぷら、胡麻和え、酒のつまみには最高でした。

さてだんだん良くなる4月はどんな釣りができるか楽しみです。
でも今年は最初が出来すぎだ

 

 

 

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怒涛の開幕ラッシュ

2023-03-23 10:44:28 | FlyFishing

地元の渓が昨年の台風15号により壊滅状態ということで、
今シーズンの釣りはどうなるのかと思っていたが、
前回のブログ書いたように、温暖化の影響か山岳の目覚めが早く、
思いがけない釣りができている。
また打撃を受けた支流でも、中には何とか釣りになるところもあり、
逆にかつてないほどのペースで渓に立っている

フィールドをひろげる必要があると思い、今まで行かなかった渓にも足を延ばす。
昨年禁漁間際に初めて入った東の大河の支流を今年ものぞいてみた。
途中で釣り下ってきたエサ師と遭遇し、釣果は伸びなかったものの、思ったよりアマゴはいて、
この水系は研究の余地ありと思った。

大物とはいかないが、体高のある綺麗なアマゴたちだった。
帰り際に、ポイントも分からず適当に入った本流で、
エルクヘアーカディスに出てくれた本流アマゴ

 

そして次の休日には、良い釣りのできた山岳の別の支流に入ってみた。

以前はほとんど魚のいない渓という印象だったが、
昨年久しぶりに入ってみると、イワナが復活していたので、
期待して出かけてみた。

渓相はなかなか良いが、最近熊が出没しているようだ。
先日はすぐ下の支流に入った時も熊が出ているので、要注意だ!

イワナは中小サイズではあるが、条件次第で尺物も期待できそうな雰囲気がある。

熊対策をしっかりして、また行ってみたいと思っている。

そして後日、思いがけずアマゴたちが頑張っていた地元下流の流れに再挑戦。
前回は釣り人が多く、入れなかったお気に入りの区間に入ってみた。

やはりここも、水量が少ないのと、土砂の流出で、渓相が変わっているが、
逆に新しいポイントもできていて、思ったよりアマゴもいたので安心した。

というわけで、台風により打撃を受けたいつもの渓を避けた結果、
新しい渓や早い時期の山岳など、思いがけず良い解禁初月になったのは驚きだ。
早くも8回の出撃、あと2回は出かけそうなので、自己記録となりそうだ

仕事も忙しいが、休みの日はほとんど渓に立たせてくれている女房殿に感謝

健康に気を付け、筋力強化を怠らず、もう少しこの趣味を楽しみたいと思っています。
ブログの更新が少なく、来ていただいている皆さんには申し訳ありませんが、
がんばりますので、またよろしく

 

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2023年渓流解禁!

2023-03-05 18:05:28 | FlyFishing

一般渓流がついに解禁しました!

オフの間も冬季釣り場などでずっとロッドを出しっぱなしなのに、
やはり、自然渓流での釣りというのは格別なものがあり、楽しみなものです。

しかししかし、今年の場合は昨年の台風の影響もあり、この十数年(もっとかもしれない)で
もっとも厳しい状況の中での解禁となりました。

いつも出掛ける大井川の支流群は、すべての川が信じられない状態になっています。

 

お気に入りのこの川、左の写真のほんの少し下から右の状態で、これが上流まで続きます。
元の渓相に戻るのにどれだけの年月がかかるのか想像もつきません。
しかも他の支流もみんな同じ状況なのです。
ただ、アマゴたちの生命力には望みを掛けたいと思います。

というわけで、今年の解禁はいつもの渓というわけにはいかないので、
少し早いかとは思いましたが、一気に山岳まで足を延ばすことにしました。

友人のよねさんが一足先に出掛けて、まずまずの釣りができたようだったので、
イワナの顔が拝めれば良しというつもりで、北へと車を走らせる。

入渓点に着くと運よく先行者無し。
しかし、超が付くほどの強風。ロッドが振れるか心配。
水量少な目、水温低め、強風ということで、虫のハッチも望めず、
当然ドライはあきらめ、ニンフの釣りに。
風は強いが、ニンフの重さで何とかキャストする。

すると最初のポイントでなんと良型がヒット!

シーズン初物が9寸とラッキー!

しかもそこから思いがけず高活性のイワナたちが迎えてくれ、
あっという間にツ抜けしてしまい、上出来の解禁となった。

良いサイズも多く、十分に楽しむことができた。
冬季釣り場でニンフの釣りが鍛えられ、その効果が表れた感じだった。

 

そして、次の休日、悲惨な地元の支流を半分調査のつもりで出かけてみた。
小さくてもいい、1尾でもいい、アマゴが釣りたい。
そんな気持ちで、支流の中でも被害が少な目の川を覗くことに。

しかし、解禁後初の土曜日ということと、他の支流にくらべ、
何とか釣りになりそうな区間もあることからか、下流から釣り人が結構多い。
予定していたところには先行者がいたので、あきらめて上流へと向かうと
なんと道路工事で終日全面通行止め。
仕方ないので少し戻って、適当なところからぼちぼち釣り上がってみる。
どこも土砂がかなり出ているので、渓相はガラッと変わっているが、
ぶっつけなどに少し水深のあるところが残っている。


この日は風もなく、虫のハッチが結構あったので、ドライにしてみた。
すると早々に反応があり、うれしい初アマゴが出てくれた。

そのあとも、川の状態から考えると驚くほどの反応があり、
残っていてくれたアマゴたちにビックリ!

大物とはいかないものの反応は多く、意外に数も出てくれた。
どこも渓相は悲惨だが、頑張っているアマゴの調査に行ってみたくなった。

というわけで、心配した今年の解禁は思いがけなく良い結果となった。
川は確かに残念なのだが、アマゴたち同様じっくり回復を待つしかないかな。

 

 

 

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