はちと神さま

１０月３１日　金曜日

雨模様のせいでしょうか
今朝は暖かい　一日の始まりでした

庭に目をやると　昨日までは気付かなかった
山茶花の花が　濃い緑の葉っぱの中に
白い花を開いていました

まだ　ポツポツですが
数日のうちには　いっぱい咲いてくれるでしょう

少し前
朝の「テレビ体操」の後　
「にほんごであそぼ」という
子供向け番組を　見ていました

そこで　昔　覚えた詩を聞きました

久し振りに　思い出しました

この世界に　生きているもの皆
廻りまわって　ひとつ・・・

金子みすヾさんの　詩です

覚えていた詩でしたが　もう　忘れていました
それで　調べてみました

　　「はちと神さま」　金子みすヾ

　　　　はちは　お花のなかに
　　　　お花は　お庭のなかに
　　　　お庭は　土べいのなかに
　　　　土べいは　町のなかに
　　　　町は　　日本のなかに
　　　　日本は　世界のなかに
　　　　世界は　神様のなかに

　　　　さうして　さうして　神さまは
　　　　小ちゃな　はちのなかに

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・

みすヾさんは　
地球上の　生きているものみんな
すべてひとつに繋がっている
それを　ちっちゃな蜂から説明したのですね

小ちゃくて　大きな詩ではありませんか

１０年経つと・・・

１０月２９日　水曜日

昨日も今日も
青～～い空です

吸い込まれそうに　高～～い　　たか～～い
空です

１０年経つと・・・

　　　　　　　　

１１年前　わが家を補修　改築しました
古い日本家屋を残したくて　あちこちに手を入れました

そして　今年後半になって

キッチンの水栓

トイレの便座

洗面所の水栓

お風呂のガス給湯器

レンジ

たてつずけに　故障です

これらの機器　修理ではなく
すべて新しいものに替えました

修理をお願いして　来ていただいた業者の方々は
それぞれ　口裏を合わせたように

「１０年前ですねぇ～～
　　修理できないことはないんですが　
　　また　別のところを修理・・ということになって
　　・・　かえってお金を使うことに・・・」

そうなんですね
１０年は　買い替えの目安なんですね

１０年過ぎても故障しなかったら
儲けもの　大事に大事に　使い続けましょう

と　ここまで書いてきて
やっぱり　割り切れない思いです

１０年間ですよ
たった１０年・・・と　私は思いました

修理をして　使いたいというと　
　「メーカーに　部品がありませんので
　　　　捜してみますけど　日にちがかかります」

物を大切にしない国です

反対に　１０年間故障なしで使えるのは
日本製品が優秀なんですね

そんな優秀な製品を　作るのなら
それを　修理しながら２０年も３０年も
使えるように出来るはず

だと　思いませんか

でも　それではメーカーは儲からないんですね
毎年　毎年新製品を作って　売らなければならない・・

わが家で　いつもお願いする　「街の電気屋さん」は
古い電化製品を引き取っては
部品を取り外して　ストックしています

だから　修理をお願いすると
たいてい　直してもらえます

この電気屋さんが
　「これはもう　直しても無理じゃなぁ～～」と
言われると　素直に
新しいのを買わなくちゃ・・　と　思うんです

皆さんのお宅には
１０年選手は　どのくらいいますか？

まだ　元気なら大事に　大事に使ってあげてください

　　　　　　　　

寒くなりそうです

１０月２７日　月曜日

昨日　夕方少し降った雨は
深更になって　再び降り始めました

その雨にも負けず
残された季節を　精一杯鳴き交わす虫の声を
聞きながら　昨夜は眠りにつきました

雨は　暖かい空気を運んだようで
今日は　猫の目天気　
晴れたり曇ったり　忙しいことでした

明日の朝は　今季一番の冷え込みだとか・・

寒さが　少しづつ本物になり
冬　到来となるのでしょう

暖かさに誘われ　庭に出てみると
最近　あまり見かけなくなっていた
「オンブバッタ」に出会いました

　　　　　　　

同じ　オリヅルランの茂みの中では
緩慢な動きのカマキリが　
最後の場所を探していました

　　　　　　　

毎年の事ながら
そろそろ　植木鉢の冬越しも考えておかなければ・・・

１０月も残りわずかです

台風が通り抜けた後に・・・

１０月１４日　火曜日

昨日から　風がよく吹きました

台風が　通り抜けた後も
ときどき突風も交えて　吹きました

今朝　畑の見回りに行った主人が
なかなか帰ってきませんでした

畑では　背高のっぽのオクラが
バッタリと倒れていて・・・

まだ　美味しいオクラが　できているので
抜いてしまうのは惜しくて
支えを立てて　起こしてきたのだとか

　　　　　　　　

また　しばらくは実をつけてくれることでしょう

柿畑では　古い木の枝が
ざっくりと折れていました

　　　　　　　　

　　　　　　　　

たくさんの実をつけていたのに　残念でした
まだ　青いので食べられません

台風一過の　池土手では
日差しが　何となく弱々しく感じられます

　　　　　　　　

昨日　けたたましく鳴いていたモズは
電線の上で　暖かい日差しを浴びて
落ち着いていました

　　　　　　　　

　　　　　　　　

何だか　いっ気に冬が来たような風情です

台風１９号が近づいています

１０月１３日　月曜日

再接近は　今日の夕方のようですが
『避難準備』が出ています

幸い　わが家は危険な場所はなく
まずは大丈夫と思っています

危険な地域の方々
どうぞ　充分にお気をつけください

空を流れる雲の　慌ただしい動きに
百舌鳥が　けたたましい鳴き声を
発しながら　飛んで行きました

　　　　　　　　

初めて倉敷を訪れる方へ・・・

１０月７日　火曜日

ミニミニ同窓会を　倉敷観光をしながら・・・と
決まってから　皆さんと打ち合わせ

前日の　ケイコさんからのメールに
慌てました

　　○○時○○分に　新幹線で岡山に着きます
　　〈こだま〉に乗り換えて　新倉敷駅に
　　○時○分に到着です

大変！！
すぐ　メールを打ちました

　　岡山駅からは　新幹線ではなく
　　在来線で　「倉敷駅」下車です



倉敷　＝　新倉敷ではないのです

新幹線が開通したとき
山陽本線〈玉島駅〉を〈新倉敷駅〉と改名したので　
紛らわしいことになりました



倉敷観光をするためには
在来線の　倉敷駅まで後戻りです

他のお友達は
岡山空港から　倉敷駅に到着です

ケイコさんから
　　駅に降りてから　パニックになるところだった
　　ありがとう
と　返事があり　ほっと一件落着

無事に　倉敷駅で４人が再会
ミニミニ同窓会が　始まったのです

～新倉敷～　当然　倉敷観光の拠点と思いますよね

初めての倉敷訪問を　考えてらっしゃる方
間違えないで　いらしてください　

今　倉敷川沿いは
萩の花が満開で　とてもきれいです
白鳥も　涼しくなって
気持ちがいいのでしょう　元気に泳いでいます

　　～　おいでんせぇ～～　倉敷へ　～




　

ジグソーパズルを埋める

１０月６日　月曜日

５０年も前の思い出は　断片的です

　　寒い日の　夜中の消灯後
　　こっそり　お風呂場に忍び込んで
　　温かいお湯で　洗濯をしていて　
　　先生に見つかって　叱られたんだけど
　　誰と行ったのか　覚えてないのよねぇ～～

　　あっ　それ　私・・・だと思う

タヅコさんでした
そうだったんだ！！
一緒に　叱られた同志だったのねぇ～～

これで　パズルのひとつは埋められました

　　　　　　　　

寮のお風呂が工事中で　
近くの銭湯に　行ってました

　　銭湯の帰りに　途中のお店で買った
　　コロッケが　美味しかったよねぇ～～

　　私　お魚の形をしてて　
　　オレンジ色のビスケットのような　お菓子を
　　よく買っていたんだけど　
　　お店は　どこだったのかしら・・・

　　それって　コロッケやさんのお向かいじゃない？
　　そぉそぉ～～　そうだよ～～

またひとつ
パズルは埋まりました

「エビメシ」をいただきながら
「ままかりずくし」のお料理と
美味しい　お酒をいただきながら　ほんのりいい気分
シャコ丼に　シャコの天麩羅に　シャコの酢漬けに
舌鼓をうちながら

コスモス畑に　ドライブ道中で
美術館の片隅で
倉敷川の舟遊びで
美観地区を散策しながら

話は　
５０年前の　懐かしいお話に夢中です

それぞれの　記憶の断片が
少しづつつながって・・・

今度は　新しい断片を求めて
あの方にも　声を掛けてみましょうか？

ミニミニ同窓会は
はや　次の会の計画に・・・

楽しい時間は　早く過ぎてしまいます

再会を約束して　また会う日まで
それぞれの日常に　帰りました

懐かしくて 嬉しくて 楽しい３日間を過ごしました

１０月５日　日曜日

タヅコさん
ミズエさん
ケイコさん

ありがとう　
お疲れになってはいませんか？

　　　　　　　

最近　このブログはよくお休みしてしまいます

私の体調が　悪いのじゃないかと
タヅコさんから　おたよりが届きました

　　　大丈夫ですよ
　　　遊びに来ませんか・・・と　お返事をしました

しばらくして
ミズエさんと　遊びに行きます
ご都合いかがでしょうか・・・

ビックリしました
彼女は札幌在住　ミズエさんは茨城県

これが実現すれば
私たちは　５０年ぶりの再会です

横浜の学生寮で　昭和３０年代後半に
「同じ釜の飯を食った」　お友達

年賀状の　やり取りはしていたものの
ちょっぴり心配でした

だって　ブランク５０年です

当時　一緒だったお友達
ケイコさんにも　遊びに来ませんか・・・と
お尋ねしたら

「行きま～～す」と
嬉しいお返事を　いただいて
ケイコさんは　一番近くて　奈良県からです

彼女とは　２０年ぶり位です

突然決まった
ミニミニ同窓会

倉敷駅で　待ち合わせ
楽しい３日間の　始まりです

　　　　　　　　

　　　～　つづく　～