【君の名は?(Sword Bean)】
なた豆。中国語では刀豆と書くそうです。
日本でも、同じ漢字を使います。
熱帯の植物ということで、エンドウの仲間だそうです。
中国の健康食品や製薬会社のホームページには、
起源はアフリカだろうと書かれています。
それがインドやスリランカや東南アジアに広がり、
中国の福建省などの南方に伝わって栽培されるようになった
らしいです。
英語訳は、Sword Bean となっています。
ラテン語学名は、Canavalia gladiata だそうです。
なた豆。中国語では刀豆と書くそうです。
日本でも、同じ漢字を使います。
熱帯の植物ということで、エンドウの仲間だそうです。
中国の健康食品や製薬会社のホームページには、
起源はアフリカだろうと書かれています。
それがインドやスリランカや東南アジアに広がり、
中国の福建省などの南方に伝わって栽培されるようになった
らしいです。
英語訳は、Sword Bean となっています。
ラテン語学名は、Canavalia gladiata だそうです。
薄紫の綺麗な花を咲かせる種類のものですが、これには毒性があるということがHPにあり、驚いています。どのような毒性のものなのか、お茶にしても毒性は消えないものなのか、毒性を消し、薬効性を高める方法などについてお教え下さい。
【薄紫色の花が咲くナタマメについて】
山口勇さま。コメントありがとうございます。
ご返事が遅れ、申し訳ありません。
お問い合わせの山口さまが栽培されているナタマメは、
花の色から推定して、タチナタマメである可能性がありますね。
(我が家のナタマメは真っ白な花が咲きましたので白ナタマメらしい)
花の色から推定すると、もしタチナタマメである場合は、
毒性があるとされ、シロナタマメならば毒性は弱い(無い)とされています。
後述の『食材図典』などによると、タチナタマメはサヤ(当然種子も)が小ぶりで、
中毒をおこす可能性もあるようですから、試食試飲にあたっては注意が必要でしょう。
農林水産省の「消費者の部屋」(平成15年10月回答)によると、
一般家庭で、毒成分のあるナタマメを調理する場合には、
2日ほど水にさらしたり、煮た後2~3回水にさらしたり、
炒ったり、発酵させると毒性はなくなると説明されています。
でも、毒成分の量により、消失の度合いが違うので完熟種子を
使うならシロナタマメがよいと書かれています。
では、タチナタマメはどう処理するかが問題ですよね。
テレビ番組などで紹介されているナタマメ茶は
シロナタマメや(赤)ナタマメを粉砕してフライパンで炒る方法かと思われます。
タチナタマメはそのまま炒るのでは不十分なのではないでしょうか?
フライパンで焙煎するにしても、豆をミキサーなどで粉砕した後なら
火力が通りやすいでしょうから、豆のまま焙煎するより毒性は減りやすいかも。
でも、タチナタマメそのものの毒性がフライパン焙煎で消失するかどうかは
残念ながら今の私の知識では分かりません。
おそらく、十分に水に漬けてさらした後に調理するとか
何度も何度も湯でこぼしを取り換えながらじっくり煮るとか
相応の事前処理が必要になりそうな気がします。
タチナタマメの毒性がそうした処理で消失するのかどうか?
ナタマメの記述はあっても、タチナタマメの記述は極めて少ないようです。
近いうちに私たちが調べた範囲で分かったことをホームページに公開する予定です。
やはり、栽培したり、健康のために試食試飲したいというのは私たち共通の願いです。
でも、ダイズやインゲンなどと違って、私たち一般の者(入門者)にとっては
少々勉強しなければならないナタマメであることも事実です。
タチナタマメそのものの調理方法はまだ十分に理解できていませんが(特にお茶の加工)、
ナタマメ一般の調理については分かってきた部分もあるので、少し触れておきます。
多少なりともご参考になればよいのですが。
→【ナタマメの毒性と調理加工(8月20日草稿)】をご覧ください。