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一般的加工食品成分とナタマメの成分比較

2004-12-26 22:45:28 | Weblog
ナタマメの特殊成分の話に入る前に、忘れているものがありました。
一般的な加工食品成分に、ナッツ類がありました。
これを今回はナタマメの成分と比較しておきます。

前回の記述では、ナタマメのビタミン類成分のデータが少なかったので、これは比較対象からはずします。
たぶん、ナッツ類と比べてもナタマメがビタミン類を含まないわけではないと思われますが、データが見つからなかったので仕方ありません。

先ず最初が《アーモンドとカシューナッツ》で、オリーブオイルと沖縄の焼き塩で味付けしたものです。
100グラム当たり、たんぱく質が18.7g、脂質が53.9g、食物繊維が6.4g(32%)、ビタミンEが17.9mg(179%)、カルシウムが149mg(21%)です。
カッコ内は1日平均所要量に対する割合だそうです(製造業者データ)。

ナタマメの成分は下記なので、ナタマメの方が優れている成分を↑で記してみます。
たんぱく質が25g(↑)、食物繊維が36.9g(↑)、カルシウムが390mg(↑)です。
かなりナッツ類より勝っています。

ポピュラーな菓子《柿の種》はどうでしょう?こちらは米(せんべい)とピーナッツが主で下記(100グラム換算)です。
たんぱく質が15.7g、脂質24.8g、炭水化物55.4g、ナトリウム402mgです。
ナタマメの方がたんぱく質が多い。ナトリウムは菓子の調味成分も影響していそうです。
炭水化物は米が主成分なので、《柿の種》はうまく成分を補った食品だなと思いました。

ここで、忘れてはならないことがあります。
ナタマメが加工食品として菓子などに主役で利用できるだけ「おいしい」か?ということです。
たぶん、おいしくて安ければ、もっと普及していたのではないでしょうか?

健康食品や漢方ならばどちらもがまんできますよね?
多少お味や値段が気になっても?

整理しておきましょう。
主成分に注目するとナタマメは200グラムくらい食べればたんぱく質やカルシウムなどいくつかの栄養が所要量レベルで摂取できそうです。
ただし、当然ながら炭水化物やビタミン類など必須栄養素を全てカバーできるほどの万能の豆というわけではありません。
味や値段も課題としてあります。加工方法や製品形態もあるでしょう。
ダイズを参考にしても、やや加工性能が見通せません。
江戸時代に漢方や民間処方にナタマメが用いられたのも合点がいきます。

そうはいっても、豆としてはそこそこの基本性能を持っているので、他の食材にない特殊成分などがあれば、ここに注目するのは自然でしょう。
そこで最近、なたまめ茶を中心に、にわかに健康食品ブームになったのかも知れません。
諸説がありますが、その筆頭にあげられているのがコンカナバリンAです。
素人には難しいお話なのですが、次回から有効成分と言われているいくつかの成分についてまとめてみるつもりです。

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日本人の栄養所要量と比べたナタマメの成分

2004-12-18 18:23:16 | Weblog
先週のゴーヤとの比較でビタミンはナタマメに過大な期待はできなそうでした。

今週は、基本性能のしめくくりとして、国が発表している『日本人の栄養所要量』と比べてみます。
一日に30歳から49歳の日本人が摂取すべき平均的栄養をナタマメ100グラムでどれだけカバーできるのでしょう?

左が『日本人の栄養所要量』、右がナタマメ100グラム中の成分量です。
比較できる項目のみ抜粋しました。

たんぱく質 【所要量:男70g・女55g】【ナタマメ:25g】
カルシウム 【所要量:600mg】【ナタマメ:390mg】
鉄     【所要量:男10mg・女12mg】【ナタマメ:13.7mg】
マグネシウム【所要量:男320mg・女160mg】【ナタマメ:169mg】
リン    【所要量:700mg】【ナタマメ:435mg】
カリウム  【所要量:2.0g】【ナタマメ:1.04g】
亜鉛    【所要量:男12mg・女10mg】【ナタマメ:31.3ppm】

なかなか悪くない数字とも言えます。
では、ナタマメ100グラムはどれくらいの分量でしたでしょう。
豆が大きいので片手の平に軽く一山程度というところでしょうか。
納豆パック程度と思えばよいでしょう。

ただし、健康食品化した今日では納豆やうずら豆(煮豆)に比べ、高価ですね。
ナタマメを食材として考えると。
白餡の増量(量を増やす)食材としてひっそり使われていた時代がうらやましい??

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ゴーヤとナタマメの成分

2004-12-12 22:33:46 | Weblog
ゴーヤも健康によいといわれています。
野菜のゴーヤと豆のナタマメを比較することは珍しいでしょうが、試しに比べてみました。

ゴーヤはゴーヤーパーク可食部(果実・生)100グラム当たりの成分分析表から引用します。
ナタマメは、先週と同じ日本分析センターの調べから。100グラム中の主成分表です。

【ゴーヤ】(左側の欄)【ナタマメ】(右側の欄)

たんぱく質 【ゴーヤ】(1グラム) 【ナタマメ】(25グラム)
カルシウム 【ゴーヤ】(14ミリグラム) 【ナタマメ】(390ミリグラム)
鉄 【ゴーヤ】(0.4ミリグラム) 【ナタマメ】(13.7ミリグラム)
ナトリウム 【ゴーヤ】(?グラム) 【ナタマメ】(6.04ミリグラム)
マグネシウム 【ゴーヤ】(14ミリグラム) 【ナタマメ】(169ミリグラム)
リン 【ゴーヤ】(31ミリグラム) 【ナタマメ】(435ミリグラム)
カリウム 【ゴーヤ】(260ミリグラム) 【ナタマメ】(1.04グラム)
亜鉛 【ゴーヤ】(0.2ミリグラム) 【ナタマメ】(31.3ppm)
食物繊維 【ゴーヤ】(2.6グラム) 【ナタマメ】(36.9グラム)

上記の値は、ナタマメの基本成分に対してゴーヤを比較したものです。
ほとんどの成分はナタマメのほうが多い。
これは、豆の基本性能に着目したからです。

一方、ゴーヤは上記の表に示されていない様々な成分が示されています。
ひとことでいえば、ビタミン類です。
ゴーヤには、ビタミンK, B1, B2, B6, B12, C, ナイアシン, 葉酸, パントテン酸などが豊富です。
逆に豆としてのナタマメにこれらの成分表はありません。

ゴーヤはビタミンCとカルシウムが多いと説明した本もあります。
たしかにビタミンCはトマトの約8倍も含まれているそうですが、豆類と比べればカルシウムは少ない。

どうやら、ダイズが植物性たんぱく質の宝庫といわれるように、
ナタマメはたんぱく質やカルシウムなどの成分が基本性能として優れているということのようです。
それは、ゴーヤのような異なる食材と比べたときに際立っているということです。
当たり前といえば、当たり前の話ですが、
これが健康効果(効能)になると、一部は似たような効果が本に書かれていたりする場合もあります。

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ダイズとナタマメの主成分

2004-12-05 08:37:24 | Weblog
豆の基本性能である主成分表を比べてみます。
ダイズは、『4訂食品成分表』(女子栄養大学出版部)の国産ダイズの一般成分から。

水分(12.5%)
●たんぱく質(35.3%)(=100グラム当たり35.3グラム)
脂質(19.0%)
糖質(23.7%)
繊維(4.5%)
灰分(5.0%)
●カルシウム(0.24%)(=100グラム当たり240ミリグラム)
●リン(0.58%)(=100グラム当たり580ミリグラム)
注:上記以外の成分は存在しないという意味でなく、主成分のみ公表されたと考えましょう。

--
ナタマメは、日本分析センターの調べから。
100グラム中の主成分表です。

◆たんぱく質(25%)(=25グラム)
◆カルシウム(390ミリグラム)(=0.39%)
鉄(13.7ミリグラム)
ナトリウム(6.04ミリグラム)
マグネシウム(169ミリグラム)
◆リン(435ミリグラム)(=0.435%)
カリウム(1.04%)
タンニン(1.68%)
亜鉛(31.3ppm)
食物繊維(36.9%)

検査成分の項目数や表示法の違いがあるので、単純比較はできません。
ダイズが植物性たんぱく質源として注目されている点に着目すると、
ナタマメがダイズに比べて特別優れた豆であるとはいえないようです。

ちなみに、落花生のたんぱく質成分は26.8%です。
ナタマメは、落花生と同じくらいのたんぱく質成分を含んでいるということでしょうか。
食材としては落花生のほうが安価ですね。

同じ検査項目で重要と思われるカルシウムとリンを比較してみましょう。
ナタマメはカルシウムの含有量がダイズよりやや多いようです。

次に、加工食品成分から比較をしてみます。
私たちは加工食品から摂取することが多いからです。

残念ながらナタマメの加工食品成分表は見つかりませんでした。
仕方ないので、上記成分表をダイズの各種加工食品成分表と比較してみます。
どれも100グラム当たりの値です。
◆はナタマメ、●はダイズ加工食品、☆は参考食品の成分です。

【たんぱく質】(グラム)
◆ナタマメ→25
●ダイズ→35.3
●凍り豆腐→50.2
●湯葉→53.2
●納豆→16.5
●もめん豆腐→6.8
●豆乳→3.6
☆牛乳→2.9

【カルシウム】(ミリグラム)
◆ナタマメ→390
●ダイズ→240
●凍り豆腐→590
●湯葉→200
●納豆→90
●もめん豆腐→120
●豆乳→15
☆牛乳→100

【リン】(ミリグラム)
◆ナタマメ→435
●ダイズ→580
●凍り豆腐→710
●湯葉→600
●納豆→190
●もめん豆腐→85
●豆乳→49
☆牛乳→90

上の比較から仮に豆類であるナタマメがダイズと同じ食品加工が可能だったとして、
だいたいの成分予測はできるかも知れません。
ただし、味や経済効率は別問題です。

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