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夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

切腹じゃっ!

2007年07月23日 | 動物話

今日は亀の水槽掃除をしました。

この亀、一年ほど前に雀が縁日で買ってきたミドリガメです。

名前は「歳三」

雀のネーミングセンスをとやかく言わんといてください。

家にやってきたとき、歳三は名前に負けまくりのビクビク君でした。

いつも岩陰に隠れ、甲羅干しもしようとしない始末。

「こら~~!お前それでいいのか!歳三の名前が泣くぞ~!」

それから歳三の修行の日々が始まったのでした。

大きな桶の中で泳がせ、散歩へつれだし、エサをもりもり食べて歳はムキムキと育っていきました。

全ては立派な男になるために・・・(性別分からないけど。)

そして現在、歳三は一まわりも二まわりも大きく、たくましく、多少社交的になったのでした。

雀が二十歳になるころには一緒に晩酌をし、積もる話を語り合おうな。

そして乗れるくらい大きくなって、雀を竜宮城へ連れていっておくれ~。

分かっているのかいないのか、今日も歳三はのんびりと日向ぼっこをしております。


人はそれを登山と呼ぶ。

2007年07月23日 | ゆるゆる日記

カナカナ蝉がさかんに鳴いております。

夏ですね~。風流ですね~。

・・・・というか五月蠅いくらいです。

今日は山の上の友の家へ遊びに行きました。人生の長さと同じくらいのつきあいなので、今更なにをするというわけでもないので、語り合いながら散歩することにしました。

霧がかすかにたちこめた森を、湿っぽい夏の薫りを吸いながら歩くのは、なかなか気持の良いものです。

なにか二、三言葉を交わしたり、黙り込んで自分の考えに没頭したり、暫く楽しく歩きました。

するとその友達が、乙女の滝なるものを見に行こうと言い出すのです。

雀はそれがどこにあるのか分からないのですが、その友がこの先をまっすぐ登っていけばあるというので、じゃあ行ってみようかと軽い気持で了解したのがアレ、すべての間違いであったのでしょうね。

その後たっぷり一時間は黙々と歩きましたが滝らしいものは見つからず。きっと有名人の別荘だよこれ、という建物を通り過ぎ、何かの保養所の敷地内を突っ切らせていただき、悪戦苦闘していると友達が、

「あれ?夢だったのかなぁ・・・。」

「・・・。」

カナカナカナカナ・・・蝉のもの悲しい声だけが響くのでした。

その夢だか幻だかの滝を拝むことはついにかなわず、まあ良い運動になったということでよしとしようと、トボトボと帰ってまいりました。

でもしかし。こんなことでへこたれる雀たちではないです。待っていろよ乙女の滝。いつか必ずたどり着いてみせる!ねばーぎぶあっぷ!

地図みれば一発で分かるんですけどね。行く場所が分かっていると冒険じゃないじゃないですか。

実際はそんなに込み入った所ではないらしいので、行ってみてはいかがでしょうか。