夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

胃腸薬の半分は気休めで出来ている。

2009年02月26日 | ゆるゆる日記

長らく更新せず、すいませんでした。

心待ちにしていて下さった方、心のどこかでいつも雀の受験を応援してくれた方、なんだか知らないけど偶然見ている方、

本当にありがとうございました~!

軒下雀17歳、やりました。

なんと・・・

なんと・・・

第一志望にして唯一の受験校、日本大学芸術学部演劇学科演出コース合格です。

ほんとにねぇ、ほんとにびっくりしてます。誰よりも雀が一番びっくりしてます。絶対に落ちたと思っていたんですよ。

もう一次試験の段階で、「うわっ、ダメだこれは。また来年があるさ。」と浪人生活を覚悟してました。

それでも奇跡的に自分の番号があって喜び勇んだのもつかの間、二次試験終了後には、「うわっ、これホントにダメだわ。バックパッカーになって世界を回ろう。」と第二の人生を覚悟してました。

そんなこんなで合否発表を電話案内で聞く勇気が出ず、恐る恐るケータイEZwebで確認。合格という文字を見てから、改めて電話案内で確認する小心者の雀さんです。

絶対に落ちていると確信していたので、感動というより呆気という状態。友達や家族に報告している間に少しずつ実感する始末です。未だに実感しきれてないかも。

とにかくねぇ、二次の審査の先生が怖かった。警察の取り調べのようで、やってないのにやったと言ってしまう気持が痛いほどわかりましたね。電気スタンドとか、向けられないでよかった。

一次の学科試験の点数が二次へ持ち越されるんですよね。で、まあ70点ずつ(というか国80・英60)で140くらい取っていれば・・・と思い、控え室で隣席の子に「何点くらいだった?」と聞いてみたところ、

「ん~・・・170くらいかなぁ~」

・・・まじっすか。どうも日藝受験は最近思い立ったらしく、舞台はほとんど見ていないようでした。しかも、早稲田やら明治やら立教やらも受けているらしい・・・。

こんなトコに来なくてもいいじゃんか~!

「ふ~んそうなんだ」と冷静な顔で頷きつつ、雀胸中絶叫です。今年は何故か受験者が多かったらしく、二次なのに30人くらい残っていました。審査員もにわか受験生を落とそうとしていて、印象に残った舞台を一つ二つ挙げたところ

「その時のキャストは?」「どこのシアター?」と明らかにちゃんと見てないだろオーラが・・・

知ってます~!別所達也さんです~!世田谷パブリックシアターです~!雀はそんなにわか受験じゃありません~。4年前から決めてました~。

「どこか他に受験してる?」という質問に、

「この学校ひとつだけです!(キラーン)

と力強く言ったところ、

「・・・そう。」

それだけかい!

まぁ、なにが良かったのかわかりませんが、熱意を買って貰えたのかな。きっと今年の最低点は雀だな。などと思いつつ、次々に届くお祝いメールにやっと現実かもしれないと感じ始めた雀さんです。

高校に報告に行ってきたら、たくさんの先生が喜んでくれました。お世話になったひとたち、心配かけたひとたち、みんなみんな本当にありがとうございました。

雀より胃を痛めてくれたウエダ、あなたがいなかったらこの合格はありません。

ほんとうにありがとう。

これからが雀のスタートです。期待して見守っていてください。

p.s 北海道の叔父さん。お祝いは魚介類でお願いします。(^_^)v