これは何でしょう?
タマネギを炒めているところです。タマネギ10個をフードプロセッサでみじん切りにして、特大中華鍋でひたすら炒めます。ガス台の前に椅子を置き、マンガなんかを読みながら、ひたすら2時間。最初は鍋に山盛りだったタマネギがだんだん小さくなり、あめ色になってきます-そう、「あめタマ」というヤツです。これがなければ、夢屋のカレーはできません。というか、これさえできれば、仕込みの80%は終わったようなもの。あとは、具材とスパイスを投入して煮込むだけですから。
しかし、夏に向かうこの季節、火の前の2時間はキツイ。喉はかわくし、体中タマネギくさくなるし。でも、味のベースを決めるこの作業、手を抜くわけにはいきません。これでだいたい、30人前くらいになるでしょうか。ともかく、「あめタマ」のかもし出す奥深い味わい、一度夢屋のカレーを食べてみてください。インドの庶民が食べているカレーは、シンプルだけれど「こくがあってキレがある」。日本のカレーとはひと味ちがうおいしさです。(辛さは多少抑えています)