那須どうぶつ王国 Official Blog

那須高原の大自然で、動物たちの驚きと感動のパフォーマンス!! その一部を紹介します~

マヌルネコ ボルポリの最近

2018-01-15 | 保全の森

遅ればせながら…

皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

昨年から何度か、「マヌルネコのブログを書いて欲しい」

というリクエストを頂きましたので今日は久しぶりに書かせて頂きます。

お気持ちを届けて下さった方、ありがとうございます。

 

まずは、最近撮ったボルとポリーの写真を一挙公開!

私を見つけるといつもこの表情のポリー。笑

上が気になる?ボルくん

喋り過ぎてガラスが曇ったポリー

ボルのう〇こに怒るポリー。笑

朝はまず、伸びから始まるボル

可愛さ反則級!ボルゥ~~~!

可愛さ反則級!ポリィ~~~!

チラッとボルくん

 

さて、ここからは最近の2頭の様子をどうぞ!

何やら話し合い中

ポリーに見とれるボルと私

あ!ポリーが砂浴びしてる!

一緒にゴロゴロ

ぶつかり稽古しているみたいだね、と言われていました。笑

珍しくポリーがボルにスリスリ。ボルくんビックリ!

 

……………誰か、そろそろストップと言ってください!

可愛すぎて止まりません。

これでも厳選しました。お許し下さいm(__)m

 

さて、こんなに愛らしいマヌルネコ。

準絶滅危惧種に指定されている希少な動物です。

そして、実はそろそろ繁殖期に入ります。

こんなに可愛いボルとポリーの子供…想像しただけで興奮してしまいます(*´ω`)

 

ですが!

 

野生のマヌルネコは、病原菌が極めて少ない高所で寒い所に暮らしているため

飼育下での免疫力がとても低いと言われています。

特に子供の死亡率が高く、飼育・繁殖は難しい。

また、「出産」となると、母体にかかる負担は相当大きいものだと思います。

 

マヌルネコに限らず、動物たちは命をかけて出産・子育てを行います。

繁殖・出産はとても楽しみではありますが

まずは2頭が健康な状態で繁殖を行えるよう

日々の飼育管理をしっかりと行っていきます。

皆様どうか、今後の2頭をあたたかく見守っていて下さい。

そしていつも応援ありがとうございます。

 

飼育員 福本

 

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スバールバルライチョウ成長記録

2018-01-09 | 保全の森

今回は平成29年6月~7月にかけて誕生した

沢山のライチョウ達の、成長記録を皆さんにご紹介します。

那須どうぶつ王国には、スバールバルライチョウと言う、とても愛らしい鳥が居ます。

そんなスバールバルライチョウが今期も卵を産み、沢山の命が誕生しました。

今年度、一番初めに卵を発見したのは、6月10日です。

発見した卵は余分な汚れを落として、正確に測定を行います。

長径…卵の縦の長さ

短径…卵の横の長さ

卵重…卵の重さ

卵は全て同じ大きさに見えるかもしれませんが、実は少しずつ大きさが違うんです。

スーパーで販売している食用の卵でも違いが分かります!

その後、卵を孵化させる際に使用する、孵卵器という機械にそれぞれ設置します。

カワイイ雛達が孵化するその日まで、飼育員がきちんと卵の管理を行います。

孵卵器内の温度・湿度はもちろんのこと、毎日の卵重の変化等を測定していきます。

この機械が孵卵器。

母鳥が卵を温める代わりをしてくれます。

 

そんな孵卵器内で初めに卵から孵化したのは7月8日のこと。

スバールバルライチョウの産卵期は5月下旬から7月上旬、

また通常の孵化日数は22~23日と言われています。

さらに卵には無精卵・有精卵があり、すべての卵が必ずしも孵化してくるとは限りません。

 

最初の雛が産まれると、他の卵からも後に続くように次々と新しい仲間たちが!!

ここからはベビーラッシュが訪れました♪

7月中旬の段階では、こんなに沢山の雛たちの姿が。

こちらの写真の中に何羽の雛達が見えますか?

A.9羽です!ギューっと集まってて分かりにくかったですね(*^^)

その間にも親鳥たちは卵を産み、孵卵器で管理していた卵から新たな雛の姿も!

あっという間に雛達が大きく育って来て、

今飼育しているスペースでは狭くなってきました…

そこで8月14日に那須どうぶつ王国内の施設、保全の森内の広い展示場に、

皆でお引越ししました!

初めはとても広くなったお部屋に、皆困惑気味でしたが、慣れてくると

自由に歩き回ってとても楽しそう♪

ではここからは雛たちの大きくなっていく過程を

私が撮影した、お気に入りの写真をダイジェストでお伝えします♪

まずはこの一枚。

喉が渇いていたのでしょう。朝、私が水皿に水を入れると

水皿を皆で囲って朝一の集会?が始まりました♪

左側に居る子が今回の集会の司会者なんでしょうか?

しばらくこのまま皆で水を飲みながら、談笑を楽しんでいるように見えました。

続いてはこちら

実はこの二羽の頭上には、お部屋の中の温かいスポットとして、ヒーターがあります。

そんな温かいスポットでゆったり寛いで居る所を、私が室温チェックの為に覗き込むと…

二羽に横目で睨まれてしまいました(-_-;)

さらにお気づきでしょうか?右の子は温度計を若干下敷きにしてます。

室温をチェックしたいが、見えづらい。覗き込むと睨まれる。災難でした…

 

最後はこちら

季節は秋になり、衣替えの季節。

だんだんと、羽の色も冬使用になりつつあり、全体的に白くなってきました。

ですが、注目すべきは画面中央にある水皿です。

体は大きくなってもとる行動は幼かった頃と変わらないんですね♪

また水皿を囲っていました。

 

そんなスバールバルライチョウの雛たちも、

今ではすっかり大きくなって体重で比べると親鳥と変わらなくなりました。

孵化したての頃は全羽平均して約15g前後でしたが、

現在は一番大きな個体でなんと800gにもなりました!

現在の雛たちの姿

 

約5か月でなんと数値にして53倍!!もの体重の変化…驚きですね(゜-゜)

いかがでしたでしょうか?

簡単ではありますが成長記録として、

スバールバルライチョウの飼育過程をご紹介しました。

実際は今回紹介したよりも、もっともっと細かく詳細にデータを取っています。

なぜ詳細なデータが必要だと思いますか?

それは近縁種である日本ライチョウの飼育管理に、スバールバルライチョウで得られた

飼育データを生かす為なのです。

どうぶつ王国で現在飼育中のニホンライチョウ


「日本ライチョウは日本の特別天然記念物であり、絶滅危惧種」です。

そんな希少な野生動物の保護・保全活動に尽力するのも飼育員の大切な役割の一つです。

我々飼育員にできることは限られているかもしれませんが、

私のこのブログから少しでも野生動物の保護・保全活動に興味を持っていただけたら幸いです。

 

今回ご紹介したスバールバルライチョウ達には、

保全の森で会うことができます。産まれたころとは季節も変わり、

すっかり衣替えした、真っ白なライチョウ達に会いに来てみてください。

飼育員 山田

 

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スバールバルライチョウの秘密

2017-04-17 | 保全の森

皆さんはじめまして!

このブログに登場するのは初めての、飼育員の山田と言います。

これから定期的に皆さんに、動物の情報をお届けしていきます!

どうぞよろしくお願いします。

早速ですが今回皆さんにご紹介する動物はこちら。

ノルウェーのスバールバル諸島に生息する『スバールバルライチョウ』です!

スバールバル諸島は、年間を通してとっても寒い場所で、冬はなんと-12℃!

そんな寒い場所で生活している、スバールバルライチョウの

寒さに負けない体の仕組みを、今回はご紹介します。

実は初めにご紹介した写真に、すでにその体の仕組みが

分かる部分があるのですが、皆さん気づきましたか?

なんと!爪以外の部分が白い羽で覆われているんです!

ちなみにこちらはインコの足です。

鳥が苦手な人はこの鱗のような足が嫌いな人が多いはず…。

ですが先程紹介したライチョウは、足にたくさんの羽がついていましたよね。

ライチョウは冷たい雪の上を歩いたり、座ったりする際に

直接足に冷たさが伝わらないように、足が羽に覆われているんです。

モフモフの短い足で歩いている姿はとっても癒されます♪

次にこちらの写真を見比べてみましょう。

 

下の写真の方が、体がふっくらして見えませんか?

 

このようにふっくらして見えるのは、羽に秘密があるんです。

ライチョウに限らず鳥の仲間は、寒い時に自分自身の体温を

逃がさないように、羽を膨らませて羽と羽の間に

空気の層を作って温めているんです!

 

庭や電柱にとまっているスズメが

時折ふっくらして見えるのはそういう事なんです。

 

このようにライチョウ達は寒い場所でも

元気に生活できる体の仕組みを持っています。

 

ここまでライチョウの寒さに負けない

体の仕組みをご紹介してきましたが

今まで紹介してきたライチョウは冬の姿です。

 

ライチョウは夏・冬・繁殖期と、季節ごとに一年を通して

羽が生え変わる種類の動物です。

そしてその際に、季節に合わせて羽が生え変わって色が変化します。

冬は雪に紛れるように全身真っ白!

夏は岩場に紛れるように

 

このような羽の色に!

がらりと印象が変わりますよね。

羽の色、つまり自分自身の体の色を変化させることによって

周りの風景と同化して、外敵から身を守る為の

保護色になっているんです。

ちなみに那須どうぶつ王国のライチョウ達の今の写真がこちら

全身真っ白と思いきや白い羽と羽の間に茶色い羽が…

寒い冬も明けて那須にも温かい春がやって来ました!

皆今は次の時期に向けて、羽を生え変えている真っ最中なんです!

今回はスバールバルライチョウの、体の仕組みをご紹介してきましたが

次回ライチョウをご紹介するときは、もう少し深い話

ライチョウたちの保全状況のお話をしていきたいと思います。

是非、今の時期にしか見ることのできない

真っ白で雪玉のようにかわいらしいライチョウ達に会いに来てください!!

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マヌルネコの冬支度

2016-12-13 | 保全の森

みなさん、こんにちは。

もうすぐクリスマス!

いつの間にか、すっかり冬になって冷え込む日も多くなりました。

みなさん、もう衣替えは済みましたか?

 

私たちが季節に応じて、衣替えをするのと同じように、動物達もしっかり冬支度を済ませています。

動物達は、季節や環境に合わせて、毛の量や羽の色が変化したり、住む場所を変えたりします。

 

私が担当する「マヌルネコ」は、夏毛から、すっかりモコモコの冬毛が生え揃いました。

 

夏毛

 

 

冬毛

 

 

違いは伝わりますか?

夏でも十分毛がふわふわしていますが、冬になるとモコモコ・モフモフ感がアップしていますよね。

 

マヌルネコの生息地は、アジア中央の標高の高いステップや半砂漠に住んでいます。

冬の気温は、マイナス50℃程が平均だそうです。

マイナス50℃!?

 

冬の那須の気候で、マイナス5℃程度。

その気温でさえ、弱音を吐いている私には想像もつきません。

 

そんな寒さから、身を守り、体温保持をするためにこんなにモフモフ・コロコロ・ずんぐりむっくりした体型をしています。

 

 

こんな風に腹這いになっても……

 

 

モフモフの毛が守ってくれるのです。

 

さて、寒さは得意と言いましたが、雪はそんなに得意ではないそうです。

深く柔らかい雪の上を歩くのは苦手なため、野生下でも雪が10cm以上積もる所ではあまり姿が確認されていないと言われています。

 

また野生のマヌルネコは、病原菌が極めて少ない高地で寒い所に暮らしているため、飼育下での免疫力が低いと言われています。

その為、スタッフは手洗いや、衣服・靴の履き替え、獣舎の消毒などを徹底して行っています。

 

準絶滅危惧種に分類されている「マヌルネコ」

 

 

このモフモフの毛を毛皮にする為に乱獲され、数が減ったのが原因のひとつとしてあげられています。

こんなにも可愛く愛らしいマヌルネコ。

今度は私たちが守っていかなければなりません。

 

私たちに出来る、身近に始められること

・自然の中へでかけ動物園や水族館などにいき、自然や生きものにふれること

・自然の素晴らしさや季節の移ろいを感じ、写真や絵、文章にして伝えること

などがあげられます。

 

あれ?そんなことで動物達を守れるの?と思う方も多いかもしれません。

まず、動物たちを守るためには、その動物たちのことをよく知らなければなりません。

どこにどのような動物種が、どのくらい生きているのか…などを、知ることから始まります。

 

これは、ほんの一部でまだまだたくさんの「出来ること」があります。

 

可愛い動物たちを守るために、勇気を持って一歩踏み出してみませんか?

 

 

愛らしいマヌルネコに会いに、動物たちをもっと知るために、那須どうぶつ王国へ遊びに来てください。

 

飼育員 福本

 

 

那須どうぶつ王国 カピバラ入浴中

 

 

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マヌルネコの狩りの姿

2016-10-15 | 保全の森

みなさん、こんにちは。

10月に入り、王国も少し肌寒くなってきました。

 

今回は、以前紹介したマヌルネコをもう少し詳しく紹介したいと思います。

前回のブログ「マヌルネコのポリーちゃん」はコチラ。

 

 

見て分かるように、ずんぐりむっくりした体です。

 

体の特徴は横広がりの頭、平たい顔、短い足、耳が低い位置についているなどがあげられます。

 

 

では、なぜこのような体の造りをしているのでしょうか。

それは、マヌルネコが住む環境に秘密があるんです。

 

野生では、身を隠す場所がほとんどない平坦なステップや砂漠に生息しています。

(ステップとは、黒っぽい土壌に丈の短い草原が広がったような地域のことです。)

そんな中で、自らの身を隠し、狩りをして生きていかなければなりません。

 

その為、岩の上から目だけを出して獲物を狙うのに適応したのだと言われています。

その様子がこちら

 

 

向こうは隠れているつもりですが、しっかり目が見えていますよね。

可愛くて、思わず笑ってしまいました。

 

全然隠れれていませんが、こんなバージョンもあります。

 

 

 

よ~~く目を凝らして、探してみて下さい。

 

さあ、さきほど狩りのお話しをしましたが、マヌルネコの狩りのスタイルは待ち伏せ型です。

獲物に飛び掛かる前に、上の写真のようにすぐ傍の岩陰に近付いて獲物を狩ります。

また、動物たちは視覚、聴覚、触覚、嗅覚など色んな五感を使って狩りを行います。

 

みなさんに身近なイヌは、主に嗅覚を使いますよね。

マヌルネコは、主に視覚で狩りをするといわれています。

那須どうぶつ王国では、今年の秋からマヌルネコの展示場に環境エンリッチメントとして、生きたドジョウを不定期に入れています。

 

 

池でドジョウが泳いでいます。隠れて見ているつもりです

 

 

 

必死にドジョウを追います

 

 

ですが、なかなか上手に捕まえられず……

 

 

この表情…笑

 

タイミングが合えば、ドジョウを捕まえる所も見れるかも!?しれません。

 

こんな愛らしい行動や表情をたくさん見せてくれるマヌルネコですが、現在「準絶滅危惧種」に指定されている希少な動物です。

準絶滅危惧種とは、「今すぐ絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性がある」と判断された種のことを指します。

絶滅の危機に瀕している動物たちに、私達は一体なにが出来るのでしょうか。

まずは、そんな動物たちの存在や、そんな動物たちの今を知ることから始めてみませんか?

 

 

準絶滅危惧種でもあり、「世界最古のネコ」でもあるマヌルネコ

ぜひ一度、会いに来てみて下さい。

 

飼育員 福本

 

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マヌルネコの「ポリー」

2016-08-15 | 保全の森

みなさん、こんにちは。

今回は、こちらの動物をご紹介します。

 

 

みなさん、この動物知っていますか?

「マヌルネコ」という世界最古のネコです。

「マヌル」とはモンゴル語で、「小さいヤマネコ」という意味で、猫科の動物の中では最も古い種類になります。

 

日本ではここ那須を含め、5園館でしか会えない、ちょっぴり珍しい動物。

初めて見る方も、多いのではないでしょうか。

 

那須どうぶつ王国には、現在2頭のマヌルネコが「保全の森」で暮らしています。

今回は、メスのポリーを紹介したいと思います。

 

 

名前はポリー。

まだ一歳の女の子です。

ポリーは今年、遥か遠いスウェーデンから、ここ那須どうぶつ王国へやってきました。

 

 

初めて展示場に出たポリー

まだ慣れていなかった為、閉園日に電気をつけず、慣らし中…

 

少し慣れてきたので、お客様がいる日にもお外に出るようになりました。

 

 

正面の木の上にいます

 

隠れている事もあり、見つけてもらえず、諦めて行ってしまう人が多いのですが…

 

 

こんな所や、

 

 

こんな所からポリーは見ていますよ!

ぜひ、目を凝らして、いろんな角度から探してみて下さい。

 

最近は、随分慣れてきたようで、

 

 

こんな可愛い顔を近くで見せてくれたり、

 

 

近くで伏せてみたり、

 

 

壁ドンしてみたり、

 

 

威嚇してみたり……笑

近くに来て。色んな表情を見せてくれるようになりました。

 

初めに紹介した通り、日本では5園館でしか会うことが出来ません。

実は、マヌルネコも「準絶滅危惧種」に指定されている動物なんです。

「絶滅危惧種」とは、現在生存している個体数が減少しており、絶滅する恐れが極めて高い野生動物の種のことをいいます。

 

簡単にいうと、数が減りいつか地球からいなくなってしまう可能性がある…ということです。

なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか。

ひとつの原因としてあげられるのが、マヌルネコが住む生息環境の悪化です。

 

ただ、可愛い!だけではなく、

そんな可愛い動物たちを守るために、今動物たちが置かれている生息環境などを少しでも知って頂き、

なにか出来ることはないか、考えるきっかけとして頂ければ、とても嬉しく思います。

 

また、保全に参加したいけど、直接動物や環境を保護することなんて難しいですよね?

なので、那須どうぶつ王国には保全啓発型レストラン「ヤマネコテラス」で食べる事によって、保全活動に参加いただける仕組みを作っています。

 

ツシマヤマネコの生息する環境を守るために生産されている、ツシマヤマネコ米を提供中

 

少し、難しい話になってしまいましたが、

那須どうぶつ王国の「保全の森」という施設では、今お話ししたような環境問題についても、学ぶことが出来ます。

 

 

可愛いポリーに会いに、そして絶滅危惧種の動物達の「いま」を学びに、ぜひ那須どうぶつ王国・保全の森に遊びにきてください。

 

学校などの学習向けには、「PROJECT・WILD」という環境教育プログラムも提供中です。

 

 

飼育員・福本

 

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