ソフトテニスクラブをつくろう!

お陰様で発足してからまるっと15年!今年度より日連クラブチーム登録しました。ますます進化するNASTCにご期待下さい!!

旅立ちの季節!!

2019年03月07日 | Weblog
 昨日のナイターは…お休みしちゃいました

 理由は、長男の卒業式の流れでのお休みです。お陰様で、昨日高等部を卒業しました。長男は障害を持っている関係で小学校から支援学校(旧養護学校)に入学し、小中高の12年間を過ごしました。

 保育園の卒園式の際、大人になったらっていうテーマで卒園生が一言ずつ話をするってのがありました。みんな、プロの野球選手やサッカー選手、警察官、看護婦さん、花屋さんなど話してる中、お話が出来ない息子と一緒に私が壇上に立って「世の中に少しでも役に立てる大人になりたいと思います」と自分の本音を語った事を思い出しました。少しでも近づけたかどうかは、まだまだ微妙ですが…。

 息子のお陰で、私はソフトテニスで指導する上で大切な事を教えてもらいました。それは「人の話をよく聞く」って言う事のアプローチの仕方です一流の人間は人の話をよく聞き、人の行動をよく見、素早く行動できます。ですが、話を聞くってのは意外と難しい事というのを長く指導者に携わって知りました。意外と選手は話を聞いてません。最初は選手の集中力の問題と思い、集中するトレーニングなんかをいろいろやりました。ある一定の段階まできたところで息子が当時養護学校に通う事になりました。そこで、彼らに対する教育を見て学びました。彼らへ指示する場合、言葉だけでなく写真や絵を見せたり、触らせたりと五感に訴えながら学ばせる事でした。そこから考えが変わりました。選手に集中力を求めるのではなく、指導者が集中して聞く環境を整える事の方が大事だという事に障害を持った子供たちに教える方法を取り入れた途端、ウチの選手達はみるみる上達する様になりました。やってる練習内容はどのチームともほぼ同じでしょうが、結果が違うようになってきた時、選手への指導の浸透力の違いだと思いました。ほかにもいろいろな事を学ぶことが出来、ウチの選手はなんで強くなったか分からないって環境で、気が付けば成績が出るようになりました。本当に宝物です。

 卒業を祝う会では、あまり学校行事に行けず貢献度が少なかったものの、乾杯のあいさつをさせて頂きました。話してると涙が出ました。ここまで育てて下さった先生方、一緒に卒業する仲間、卒業生の父兄の皆さん、普通に接してくれた先輩後輩、本当にありがとうございました。これからもお世話になる事があると思いますので、その際はよろしくお願いします。

 最後に、乾杯のあいさつの最後の言葉で締めたいと思います。「皆さんの限りない可能性を期待して、乾杯
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