中秋の名月

　天気が心配でしたが、台風の余波で風がかなり吹いていました、雲が北から南にかなりの速さで移動していたおかげで、時々雲の切れ間から、お月さんが顔を覗かせてくれました。この時期の月は大変美しく、昔の人も「月」を見て、いろいろなことを考えていたようですね。少し影の部分（平たいところ）は、ほんとうに兎が餅つきをしているようにも見えるし、蟹が爪を広げているようにも見えますね。

　撮影データ　　天体望遠鏡BORG76ED　直焦撮影　EOS　KISS　DIGITAL　N
　　　　　　　　　　BORG1.4倍テレコンバーター使用　35mm換算で1120mm相当
　　　　　　　　　　シャッタースピード　1/320　　　ISO　100
　　　　　　　　　　三脚　GITZO　５型　雲台　Manfrotto ♯400ギアーヘッド
　　　　　　　　　　2006.10.6　PM11：35ごろ自宅の庭にて撮影



拡大してみました、クレーターが沢山あります、その中でも代表的なのが「コペルニクス」です。中央やや上に見え、放射状の白い筋「光条」が伸びているのがよく分かります。RAWデータから補正をし現像してみました。