奈良を中心に巡っています

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

本殿も拝殿もない大倭神宮

2021-03-01 17:04:00 | 日記
奈良市学園前の南に、大倭神宮という神社があることに気付き、行ってみることにした。
そもそもこの神社、何と読めばいいのかわからない。車のナビではヒットしない。ネットで調べたら「オオヤマトジングウ」らしい。
さて、富雄南から田園地帯を北上すると、奈良らしい豪壮な民家が立ち並び、その奥の杜が大倭神宮だった。

入口には鳥居はなく、木立からポッカリと穴が空いたような入口から入ると、社務所のような建物があり、その左手に鳥居があった。

が、拝殿も本殿も見えない。鉄柵の扉があり、その先に石碑が立っていた。何か彫ってあるが読めない。

鉄扉には鍵が掛かってなかったので中に入る。石碑の奥には磐座があり、注連縄が巻かれていた。岩石信仰なのだろうか。

境内には由緒書きはなく、何のことかさっぱり分からない。しかし敷地内の砂利は丁寧に手入れされており、打ち捨てられた感じはしない。両脇にも鳥居があったが、これまた何のことか分からない。




これで何故「神宮」なのだろうか。

家に帰って調べたところ、祭神はクシナダヒメとスサノオらしい。境内の何処かにクシナダ姫の墓があるらしいが、その痕跡はない。そもそも彼らは出雲の神ではなかったか?
やはり大和は深い。もう見るべき処は大体見たと思っていたが、まだまだ驚かせてくれる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿