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稲穂を囲む彼岸花、葛城一言主神社

2020-09-29 18:41:00 | 日記
近くの田んぼで彼岸花を見つけた。
せっかくなので群生地を調べたら、一言主神社がヒットしたので行ってみる。普段は人が余りいない神社だが、今日は火曜だというのに人が押し寄せ、周りの道路にまで車が駐車していた。

周りが棚田になっているのだが、その擁壁、畔一面に彼岸花が咲いていた。
彼岸花は自生するものではなく、必ず人が植えたものである。鱗茎に毒があることからモグラ避けとして墓地や田んぼの畔に植えられてきた。観光用ではなく、本来の用途で生き残っている。


それにしてもこの黄色と赤の対比は予想外の美しさだった。
僕の育った宮崎では稲刈りはお盆迄には終わっており、この時期に稲穂が残っていることはない。これはいいものを見た。



十津川経由 熊野本宮大社へ

2020-09-29 18:20:00 | 日記
紀伊山地には火山はないが、山深い。これは昔、カルデラ噴火が発生し、地下に溜まった軽い火成岩が浮き上がった結果である。
どれだけ急峻な山道かと、中々この地に踏み込めなかった。意を決して踏み込んでみたところ、普通の道だった。但し車のスピードは速い。
僕はこのような道では65-70kmぐらいで走るのだが、直ぐ後続車ができる。追い越し禁止なので度々路肩に入って道を譲ったが、皆あっという間に駆け抜けてゆく。そうだよね。


やがて川幅が広く砂が多い川に出て、すぐに熊野本宮に着いた。元々この神社は河原にあったが、洪水で流されたため丘の上に移築された。神社跡には日本一大きいという鳥居が建てられている。

その解説によればこの社は両側を川が流れ、参拝するには草鞋で川を渡る必要があった。必然的に足を清めることになったらしい。

現在の本宮。3つの社に4柱の神が祭られている。

ついでに那智の滝も見に行った。これはすごい。

ここは飛瀧(ひろう)神社というそうだが、鳥居ががあって拝殿も本殿もない。滝そのものが御神体とのことだ。