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葛城坐火雷神社

2020-06-08 17:50:00 | 日記
何と読めばいいのか迷うが、葛城にいますほのいかづち神社という。この「坐」が入った神社名は、奈良では珍しくはない。飛鳥寺の近所の飛鳥坐神社、平城宮跡の東の宇奈多理坐高御魂
(うなたりにいますたかみむすび)神社など、総じて村の鎮守のような存在であるらしい。
長くて読みにくいので、ここでは付近の地名をとって「笛吹神社」というのが通称になっている。

さてこの神社、変わったものが境内に展示されている。ロシア製大砲である。


説明文を読むと、1910年6月、日露戦役の記念として政府から送られたものらしい。ということは戦場で鹵獲したのだろうか。そして何故このような目立たない神社に対してなのだろうか。この辺りの事情は不明である。





壺坂寺から高取城跡へ

2020-06-08 12:09:00 | 日記
壺坂寺を出て左手、車で山を登り始める。数百m進むと道路の中央線がなくなり、対面通行が困難な道になった。終点まで後2.8kmの表示がある。左は山肌、右はガードレールのない崖。それほど狭い道ではないが、結構神経を使う。
やがて少し開けた場所に着いた。ここから先は徒歩で登らなければならない。


山道を歩くと、やがて所々に石垣が現れ始め、20分ぐらいあるいたところで山頂に着いた。


左に見えるのが本丸跡。


説明文を読むと、



何でも日本三大山城の一つらしい。隣には「日本最強の城」の幟がある。
確かにこの城、攻め難そうだが、守備も大変そうだ。兵糧や武器は人力で運ばなければならない。よくこんな場所に築城しようと思ったものだ。しかし山頂の城は全国にあり、さほど珍しくはない。どうして最強なのかはよく分からなかった。

少し休憩して下山を開始したが、何だか見慣れない風景に出会う。猿石だとか木橋だとか、こんなのあったかな?1時間ほど歩くと、道路がアスファルトになった。これは間違いなく道に迷ったと分かったが、どこで間違えたのか分からない。こんな時は振り出しに戻るのが鉄則だが、戻ったところで正しい道に戻れるのだろうか。
グーグルマップを見たが調子が悪く現在位置が分からない。ズルズルと下ると交差点があり、山頂まで戻ると2.8km、左は車で5.8kmの表示があった。少し遠回りになるが確実な方がいいかと思い、左の道を選ぶ。やがて壺坂寺に着き、車を止めた地点に辿り着いた。標識から1時間45分。だいぶ回り道をしてしまった。