初日(5/3日)が豪雨により中止となった結果、3日間に短縮された今年の「ワールドレディスチャンピオンシップ・サロンパスカップ」のボランティア参加は、金曜日に用事があり不参加であったために土・日(5/5~6日)の2日間のお手伝いとなった。
昨日と今日(5/5日)が予選日、明日(6日)が決勝ラウンドとなり、不通の女子トーナメントの日程と同じとなってしまってもメジャーはメジャーなのです。
(会場の案内板)
会場の茨城県つくば未来市にある「茨城GC・西コース」へは、早朝の6時15分に集合、早番ボランティアのスコアラー・キャリングの担当者達は当日のくじ引きにより希望の業務が割り当てられる方式であるため、抽選会がその日のお楽しみの大きな分岐点となるのです。
5日(土)
人気のスコアラー担当を避けて希望したこの日の担当はキャリング業務でした。(第12組7時24分インスタート)
(担当した組スタート前のキャリングボード)
(1番スターティングホールとそのグリーン)
スタート半ばごろから風が強まり、そのためグリーンも乾いてきてメジャーにふさわしい難度の高いセッティングが生きてきました。このため12組の選手も我慢していた前半から後半リズムを崩し、スコアーもごらんのようになり予選カットライン(+2)を大きく越えてしまいました。
日下部智子選手は善さんの地元近くの所沢市出身選手でもあり、応援していたのに残念でした。
(ホールアウト後の12組選手のスコアー)
自分の担当業務が昼頃に終わってしまったので、この日予選通過が危ぶまれている、今大会のメーン選手であるM/ウイー選手と宮里藍選手のギャラリー整理の応援に駆けつけ後半の3ホールを応援してからコースを後にしました。
(15番ホール~16番への移動路で藍選手やギャラリーの誘導中・・日本テレビより)
我々とは別人種を思わせる惚れ惚れとするスタイルのミッシェル・ウイー選手は、数年前に天才少女といわれたその長身(183cm)から繰り出すショットの豪快さは正に男子プロ級のショットでした。
(ミッシェル・ウイー選手のショットを見守る業務中の善さんが、タマタマテレビに映ってしまいました。写真は日本テレビより)
しかし、残念ながらM・ウイー選手は予選カットラインに1打足りず、明日の決勝ラウンドには勧めませんでした。(せっかくの目玉選手が予選落ち)また、日本へ来てね。
5/6日(日)
この日の担当は、スコアラーの抽選に外れたために、16番ホールのホールマーシャルとなり、後半の緊張する選手やギャラリーの誘導に勤めました。
注目は優勝争いの最終組の全選手△8、申選手△9、モーガン・プレッセル選手△11でスタート。宮里藍選手も首位と7打差でスタートしたのでした。
(最終日のスタート前のボード)
最終日も突風を伴う強風が吹き、ショットが一層難しくなりほとんどの選手がスコアーをくずしていきました。16番に来た陽気なヤンキー娘のM・プレッセル選手も流石に笑顔がありませんでした。(この時分近くのつくば市で竜巻による被害が発生)
勝敗を左右する15番ショートホールには400万円の賞金がかかっていたので、掛け持ちで誘導整理に動きました。
(15番ショートホール163ヤード)
(最終組一つ前の組、スタート前のボード)
結局、優勝したのは昨年の優勝者、アン・ソンジュ選手が△8でのプレーオフの末、M/プレッセルや追い上げてきたパク・インビ選手をバーディーで退けて2連勝したのでした。
(最終18番のティーグランド)
(最終組を待つ18番グリーン)
(2連覇を達成した韓国のアン・ソンジュ選手と小林浩子LPGA会長、日本テレビより)
強風にも負けず、最終日パープレーで回りプレーオフを制したアン選手、おめでとう。昨年の賞金女王が今年も活躍しそうですね、日本選手ガンバレ!
カミナリが鳴り空模様がおかしくなった、茨城~千葉~埼玉の国道を経由して(途中土砂降り)急いで家路につきました。お疲れ様でした。
ボランティアの基本的な意義を我々も運営会社も考えれば今後の運営方法も変わってくると思いますよ。
それにしても韓国勢に比して日本人が勝てない原因は何ですかねえ?
昔はボランティアということで、関心を持ってもらえたので、裏方の報道もあったようですよ。
しかしメジャー競技で、54ホールはないと思います。
海外からバカにされますよ!
テレビでもメジャーと連発してましたが、72ホール
やらなければいけません。
これでは、日本ツアーでプレーしている選手は、海外メジャーに勝てませんよ!
選手の数や歴史から見てもそんなはずではないのですがねえ。コマーシャルに踊らない若手・ジュニアにも期待しましょう。
シーズン最盛期にツアープロがチャリティゴルフに駆り出されているのも業界として真剣味に疑問を感じます(シーズンオフ?)