IRC市川塾 べのツイート

一緒に走ろう!

運動会・体育大会は春が良い?

2012年06月13日 16時12分04秒 | IRC
本日付けの神戸新聞
「兵庫県内の小中学校で運動会・体育大会が5・6月開催される学校が増えてきている」らしい
学校にとってのメリットは春開催は涼しく、児童・生徒への負担が少ない事や秋は文化発表会・音楽会等があり違う学期にイベントを分散することによる負担軽減等があるらしい

小生達が子供のころは10月10日が体育の日であり、おそらくそれに合わせて運動会・体育大会等が行われていたのであろう
なぜ10月10日が体育の日になったのかというと、別にスポーツの秋だからという理由からではない
理由は自分で調べてみましょう

気候的な要因で体育の日を制定していないのであれば、秋開催にこだわる必要はなく、学校が運営しやすく児童や学生の負担が少ない方を選ぶのはいわば当然の事かもしれない

小生は春開催に大賛成だ
実はこんな経験がある

中学生を指導していた時
明らかに走れない男子と女子がいた
練習内容はそんなにきつくないはずだが、初めは皆についていけてるがあるラインを過ぎると足がとまってしまう
完全に貧血の症状であった
その二人には皆の練習メニューの半分にぐらいに量を減らして、なるべくキツイ練習をさせず、食事も気を遣うよう努めさせた
夏休み後半頃になると、症状は改善されてきて少しずつ走れるようになってきて、女子は1年以上振りの自己ベストを出せた
このままいけば、10月の駅伝頃には二人ともかなり走れるようになると期待していたら、9月中旬頃からまた走れなくなってきたのだ
練習メニューを特別増やした訳でもなく、小生としては不思議でしょうがなかったのだが、謎はすぐに解けた
実はその頃から体育大会の練習が始まっていたのだ
連日厳しい残暑の中、時には2~3時間ぶっとおしで練習をやっているというのである
ただでさえ成長期で慢性的な貧血になりやすい年頃の子達に、30°を越える炎天下で組体操とかの練習させてたら、そら調子悪なるわ
小生がもっと早く気づいて、せめて陸上の練習強度だけでももっと下げてたらもう少しましだったのだが、気づいた時には後の祭り

その後何とか駅伝頃には調子は上がってきたものの、小生的にはすごく悔やまれる結果になってしまった


既成の物を変更するのは骨の折れる仕事であるが、世の中には変えないといけない事はまだまだたくさんあるのだ
春開催に変更された学校の校長先生に敬意を抱く






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